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アケビ君の下痢💦
そろそろ7ヶ月になる仔猫のアケビ君はとっても甘えん坊、お客様にもよくなでなでされて可愛がってもらってます!
そんなアケビ君ですが11/20辺りからなんだかご飯をほんの少しだけ残すようになりました。
それまでは食欲旺盛で、キャットフードが一粒でも落ちていようものなら一目散に食べに走っていたような子だったのに…。
何かがおかしいなと気が付いてはいたのですが原因がわからず様子をうかがっていると
匂いはかぐものの…
11/23の夜ご飯はなんとついに一口も口を付けなくなってしまいました。
そしてなんだか元気のないこの表情…
いつものアケビ君の顔じゃない。
これはいよいよおかしいぞ
絶対何かの病気に違いない!仔猫に多いFIPじゃなければいいけれど…
(※仔猫は本当によくFIPを発症するので仔猫の具合が悪くなるとまずFIPじゃないかスタッフは不安になります)
普段猫たちは6ヶ月を過ぎて自分のタイミングでお昼寝が出来るようになったり、ほかの猫との付き合い方が上手になってきた時点で夜はケージではなくフロアで寝て過ごしているのですが
まずはどこが悪いのかチェックをするためにもケージでお休みをしてもらい、うんちとおしっこの状態をチェックすることにしました。
翌朝確認してみたところおしっこは正常でしたがうんちがなんと水下痢です。
先日Twitterにもご紹介させていただきましたが下痢を起こす原因としてトリコモナスという原虫さんがいます。
その他にも猫が下痢を引き起こす様々な原因というのがあるにはあるのですがこういった多頭で外猫を受け入れるような施設でよく下痢の原因となっているのは大体この原虫さん💦(あとは条虫、回虫も多いです)
やっぱりアケビ君にも見つかりました!!
と言う事で早速フラジールというお薬を使って駆虫をすることに。
このフラジールというお薬、舐めてみるとお口がゆがむほど苦いお薬なんですよね💦
人間が飲む場合は1錠で飲むことを考えられ糖衣で包んであるからほぼ苦みを感じることはないのですが、猫は人間よりも体重が少ないためこれを割って飲まなくてはなりません。
すると当然糖衣に包まれていない部分というところが出てきちゃうのでそこをなめてしまった猫はこの薬を飲みたがらなくなってしまうのです💦
つまり、お薬を一定期間飲ませ続けるには
苦みを感じさせず素早く飲み込ませる必要が御座います
そんな時に私たちが使っている方法がこのちゅーるガン
こんな感じでちゅーるの出てくるところにお薬をセットして
お薬を飲ませる猫ちゃんのお口を大きく開かせます
お口が開いたらなるべく奥にちゅーるとお薬を発射
お薬を飲みこむようにそっと喉をさすってあげます
お薬が上手に飲めたらご褒美のちゅーるをあげて嫌な気持ちをリフレッシュ♪
上のお写真はバロン君でしたがこんな感じでアケビ君もお薬を飲ませ始めました。
2日経ってお薬が効いてきたのかご飯を食べはじてくれたアケビ君。
まだ少しカリカリを食べる気にはなれないみたいですが、ご飯を食べてくれるようになり、お薬を飲み始めて4日後の今日は下痢も止まってご飯もカリカリを食べてくれるようになりました!!
因みにこちら、大好きなおもちゃにも目もくれず一心不乱にご飯を食べるマロンちゃん。明日トライアルへ出発します。体調は万全のようだね!!
明日はシータちゃん、マロンちゃんがそれぞれ別のお家にトライアル出発いたします。
はてさて無事に新しいお家に馴染んでくれるのか💦スタッフたちは見送る際いつもドキドキです。
アケビ君は今夜もう一晩様子を見てご飯もしっかり食べられうんちも大丈夫であれば明日からフロア復帰が出来そうなのでもしフロアに出てきた際はまた宜しくお願い致します~💕
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