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技研AIマーケット出展サークル。NotebookLMでまとめてもらった
動画を見る時間がなく(sorry…)、技研AIマーケットに出展予定のサークルへのインタビュー動画を、私が直接視聴する代わりにNotebookLMに見て貰い、要約して貰いました。短時間でざっくりと概要をつかむくらいにはなりそうなのでシェアします。
各サークルの出展内容、活動内容、AIに対する考え方などをまとめ、共通のテーマや注目点を洗い出して貰ってます
技研AIマーケット紹介動画のリスト(見れるならこちら見た方がぜったい良い)
出展サークル一覧とポイント
1. 滝尾小泉 × HAL
活動内容
CGエフェクトアーティストの滝尾小泉氏と、自身で学習させたAI「HAL」が共同でアート作品を制作
動物とエフェクトを組み合わせた「エレメンタルアニマ」シリーズ
ソーラーパネルを活用した自家発電でAIを動かすなど、エコフレンドリーな環境構築にこだわりあり
注目ポイント
「AIの進化と社会情勢を作品に組み込んで、死ぬまで続けていく」という強い意志
アート制作のプロセス全体がAIと共創する形になっていること
2. MacWin connect
活動内容
Mac上で動作する複数LLMを組み合わせたアプリ「MOA(Mixture of Agents)」を開発・展示
Python環境構築不要で、ローカル環境で手軽にAIを試せる仕組みを提供
注目ポイント
APIキー不要で各種LLMを同時に使い、親AIがその結果を統合し、高度な結論を導く
多彩なLLMを組み合わせることで相互補完を狙い、より高精度な結果を目指す
3. noguchi-shoji
活動内容
野口正司氏による、Note記事をまとめた技術同人誌の制作・販売
AI技術の最新情報やGPU(RTX 4090など)の活用事例などを紹介
AIと顧客提案、社会実装の課題に対する考察
注目ポイント
ネット情報だけでなく「物理的な本」としてまとめる意義を強調
AIの発展とリアルなビジネス現場をどう結びつけるか、具体的な事例を多数掲載
4. 他人ハウス
活動内容
AI生成の図案を使った布製品・Tシャツ・刺繍作品などを制作・販売
インタラクティブAI小説をその場で生成・印刷するサービスを実施
AIを活用した3Dプリンター作品の制作にも取り組む
注目ポイント
「数学の数式から導く素敵な形」がテーマ
AIによる発想 × 人間の手による加工や刺繍、3Dプリントなどの多彩なアプローチ
5. Takelu's Brand
活動内容
グラフィッカーのロミナたる氏による、AI生成画像に手書き修正を加えた作品集を制作
AI生成画像の修正前後を比較し、人間の専門性や修正作業の重要性をアピール
注目ポイント
「AIはあくまで道具で、最後は人間が整えてあげる必要がある」
手作業でのアナログな修正こそが、作品のクオリティを引き上げる鍵と捉える
6. 株式会社自動処理
活動内容
代表・高木氏による、生成AIを活用した小説や比較記事の制作・展示
地方官庁向けITコンサル、経産省LLMアドバイザーとしての知見を活かしたAI社会実装の考察
DeepSeekやGPTなど、複数AIモデルの比較検証を実施
注目ポイント
「指示を増やすほどAIの自由度が損なわれ、発想が制限される」という洞察
AI利用におけるプロンプトデザインの大切さを強調
7. 24Studio
活動内容
映像とAIシステム開発の野島慎二氏が、AIで制作した映像作品やチャットボットを紹介
絵本の世界やCM、MVなど、映像制作の中でAIがどこまで活躍できるか探求
注目ポイント
「AIで絵本の世界を表現したらどうなる?」といった実験精神
映像分野へのAI技術の応用がどこまで可能か、現在進行形で模索中
8. 株式会社EmplifAI
活動内容
代表・大園氏が、AI面接官と面接できるゲーム形式のシステムを展示
AIが質問・回答を分析し、求職者の適性を評価
練習結果をダッシュボードで可視化し、求人情報との連携も検討
注目ポイント
「AIを使いこなせるかどうかを評価する」新しい面接手法
人事領域へのAI導入が、どのように変革をもたらすかを体感できる
共通のテーマ
AIの可能性と限界
どのサークルもAIの驚異的な可能性を肯定する一方、創造性や倫理の課題など限界を明確に自覚している。
人間の役割は不可欠
AIを道具やパートナーとして捉えつつ、人間の創造性・専門性が加わることで価値が最大化するという考え方が目立つ。
情報発信・普及の重要性
AI技術の社会実装や普及を進めるため、同人誌や展示、サービス提供など、様々な形での発信が行われている。
多様な分野での応用
アート、映像、教育、小説、求人・人事など、意外な分野にもAIが活きることを証明。
いずれの分野でも“AI+人間”のコラボレーションが軸となっている。
全体的な傾向
AIと人間の協調
ほぼすべてのサークルが、AIを“人間の能力を補完するツール”としてうまく取り入れている。技術同人誌即売会の強み
既存の商業出版にはないスピード感や、ニッチで実験的な内容が扱われており、最新技術をキャッチアップするには最適。
まとめ
今回の技研AIマーケット出展サークルたちは、AIを単純な自動化ツールとしてだけでなく、創造性や知識を拡張するパートナーとして捉え、実際の活動に活かしているのが印象的でした。
AIの可能性を深掘りしつつ、人間の専門性がいかに重要かを改めて感じさせる事例が多い。
同時に、AIの社会実装という観点からも、自治体や企業の課題とどうつなげるかを模索している姿勢が伺えます。
技研AIマーケットは、こうした**“AIと人間”のコラボレーション**を体験できる場として貴重なイベントになりそうです。興味のある方は、ぜひ直接足を運んで、最新のAI活用事例に触れてみてはいかがでしょうか。
以下、公式サイトより転載
イベント名: 技研AIマーケット
キャッチフレーズ: 「AIをつくって売る。AIでつくって売る。」
日程: 2025年2月23日(日) 13:00〜17:00
場所: 技研ベース (東京都千代田区東神田2-8-1)
出展サークル数: 10サークル
イベントの特徴
史上初*のAI総合展示即売会
これまでにAI生成イラスト作品の即売会はありましたが、AI搭載デバイスやアプリ、ツール、同人誌までを網羅した展示即売会は「技研AIマーケット」が初めてです。 * 2025/1/6 ChatGPTで調査出展対象例
AIをつくって売る: AI利用のアプリ、ツール、ゲーム、デバイスなど
AIでつくって売る: AI生成の画像、動画、音楽、書籍、アクセサリなど
多様な空間での開催
技研ベース全体(1F~3F)を活用し、展示・販売・交流の場を提供します。
1F: スポンサー『スイッチサイエンス』展示販売
1F: 交流スペース Power by 技研バー
2F: サークル出展スペース
3F: 主催者出展スペース 技研ベース、shi3z商店、箱庭交流スペースを併設
クリエイターやエンジニアが、飲食を楽しみながら交流できるスペースを設置。新たなアイデアやコラボレーションのきっかけを生み出します。
来場者の皆様へ
AI技術に触れ、最先端のアイテムを手に取るチャンスです。
クリエイターやエンジニアとの交流も楽しみながら、AIが拓く未来を感じてください。
入場料: 無料
公式SNS: 最新情報を随時更新中!
Twitter: @GikenAIMarket Facebook: @GIKENAIMarket
お問合わせ
技研AIマーケット運営事務局 info@gikenbase.com