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久々の猫の病院通いに思うこと

マダム♡千壽の家にはニャンコたちがいて、彼らとの時間をとっても大事に思っているの。
つい先日も、この子達と過ごす時間が本当に宝物だなと思っていたところなのね。

これまでにも何匹が保護した猫を飼っていたわ。
女の子ばかりの時もあったし、男の子ばかりの時もあった。
そして全員最後までお世話したわ。

もちろんその最中はお世話したのは猫だけではなかったのよね。
ほんといろんなことがあったわね。

人も動物も最後は病院にかかるのだけれども…
どこまで治療するか、 どこで治療を打ち切るのか、何をすることが彼女たち、彼らたちにとって最良なのか、いろんなことを考えさせられたわ。

最初の頃は、何がなんでも治療を諦めない!ということしか頭になかったのよね。
だから自宅で点滴までして…

でもそれはただ延命に過ぎなくて…
それが本人たちが望んでいることなのか、どうかというところまで考えが及ばなかったわ。
そう、完全に私のエゴよね。

何回か看取った後で考えたのは…
苦しい時間はなるべく少ないほうがいいんじゃないかしらと言う事。

難しいのよね。
延命かどうかなんていうのも、結果的に言えることだから…

それからは、本人がどうしたいかを想像するようにしたわ。
できるだけ嫌がる事は減らしてあげて、できるだけ痛い思いをさせないようにして、食べられなくなったら無理に食べさせないようにして、なるだけ最後の時間を一緒に過ごそうと思ったの。

最後は、どこでどうやり過ごしたいだろう?
人も動物も、願わくば一番好きな場所で静かに過ごしたいだろうな。

もちろん家族に迷惑はかけたくないという思いは、人も動物も同じはず。

病院通いが死ぬほど嫌いな子にはなるべく負担をかけたくないし…
注射がめちゃくちゃ嫌いな子には、自宅で点滴なんて耐えられないだろうし…

落ち着いた場所で、静かに日向ぼっこして寝ている姿を見ていると…
最後は「もう治らないんだから治療なんていいのよ。ここで寝かせて。」って目で語っていたのよね。

猫だから、構い過ぎず、付かず離れずの距離で見守れたらいいのかな。

分かっていたつもり。
いつかは最後のお別れの時が来ることは…
だから元気な時に、一緒にいる時間を大事にしたいと思ってきたわ。

久しぶりに、これからまた病院が良いが始まる。

これまでのねこねこたちでは経験したことのない病気と診断されたわ。
ただ猫にはとっても多い病気らしい。
治せないし最後はどうなるかも大体分かったわ。

覚悟はできているつもりだったけれど、いよいよ現実となるとやっぱりなんか違うわね。

一緒にいる時間を大切にしたい。
そのために何ができるかを、私にできることを考えたい。

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