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「自分のままで突き抜ける 無意識の法則」を読んで

うーんと…。
「病気をやめる」とかって下りは、正直、受け入れられませんでした…。

まあ、ネガティブな感想を長々と書くのもアレなので、これくらいにして、心に引っかかった箇所について、考えてみます。

「自分に起こった出来事には必ず意味があり、自分が『起こさせて』いるものだ」っていう考え。
こう考えることによって、その出来事をポジティブに捉えるきっかけになるとのことです。

本の中には、コロナ禍をどのように捉えたかで人生が変わったという人の例がいくつか出てきました。
コロナ禍に関してはね…。私の場合は、そもそも子供たちがほんと乳幼児だったので、旅行も行きづらいし、飲み会大好きピープルでもないから歓送迎会無くなって万々歳だったし、あんまり、ネガティブな影響って受けてないです。むしろ、仕事上で、研修がオンラインで受けられるようになったりと、メリットが大きかったかな。

なので、コロナ禍じゃないことで、自分に降りかかってることで、こうじゃなかったらいいのにって思っちゃうようなネガティブなことで考えると…。小2の子が、毎日楽しく学校行くような子だったら良かったのに、実際には毎日登校渋りっていう、現実。
これを、私自身が何かを学ぶため、もしくは誰かのために役立てるために、『起こさせている』としたら、何を学ぼうとしているのか?

…。
分からない!!
ポジティブに、捉えられない!

うーん。落ち着いて。もうちょっと考えてみよう。
もし子供が、すいっと小学校に上がって、毎日「学校楽しい!」「お友達大好き!」って言って(そんな子いるのか?)、いきいき通うような子だったら…?

私は、そういう状態が、恵まれた、ラッキーなことなんだって、気づきもせずにそのフェーズを通り過ぎただろう。
もし同じクラスに落ち着きない子がいたら、「どういう子育てしてるの?」とかって、その親に冷たい目線を向けてたかもしれない。

仕事も、時短も取らずに楽々両立できたら、他のママさんが小1の壁に当たって仕事減らしたりしてたら、また冷たい目を向けてたかもしれない。

たらればだから、分からないけど…。
こういう子を持つことで、確実に、「ままならないことも、あるんだな」っていう、「うまく行かない方」の子育てを経験できて、人間としての幅がちょっと広がったと思う。

嫌なことだけど、子育てがうまくスッといかないことで、夫とも話し合う機会が増え、お互いの持ってる「傷」についても理解することができた(理解できたからといって、すべて上手く行ってるわけではないが!!)。

あとはね~。ちょっと思うのは、私自身は子供と真逆で、「やりたくない」とか「これがやりたい」とか、そういう主張をまるでせずに大人になってしまったから、それを躊躇なく出す子を持つことで、「そこをやり直したほうがいい」って、言われてるのかなあ。

実際ね、所属しているオンラインコミュニティで、初めは「自分の投稿の出来栄え」とか、「他の人の投稿のすばらしさ」とか、そういうのにばっかり目が行ってたけど、子供の登校渋りがひどくなってきて、一人で抱えてるのに耐えられなくなって、コミュニティにそれに関する投稿をするようになってから、なんだろ、「本音」を出せるようになった気がする。
登校渋りっていう出来事が、私が殻を破る一助になってくれたような。

うん。
そう考えると、悪いことばかりでもないのかな?
でもねー。解決してないことだからねー。
今まさに、この先どうしたらいいんだろって、日々悩んでるところだからねー。
学ぶ、だけじゃあ済まないんだけどね。

感想になってるか分からないけど、読書感想文、終わります!

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