なめくじと真ん中っ子
この前、雨の日に家の前の階段を登っていたとき。
真ん中っ子5歳が、ふいに声を上げました。
「お母さん、見て!おっきいなめくじがいるよ!」
見ると、そこそこおっきい、5cmくらいかな?のなめくじが、階段を這っていました。
「なめくじ、久しぶりに見たなあ。雨の日だから、出てきたんだね。」
そういって、家の中に入りました。
荷物を置いて、「ふぅ~、寒かったね!」と言って、ちょっと落ち着いたと思ったら…。
「お母さん、○○(子供の名前)、ちょっとなめくじ見てくる!」
急にそういいだして、止める間もなく、上着を羽織って、また出ていっちゃいました。
わざわざ、こんな寒い雨の日に。
なめくじを見に。
外に行った~!
と、驚きの気持ちでいっぱいでした(笑)。
しばらくすると、ほくほく顔で戻ってきた、真ん中っ子。
「なめくじ、居た?」
「うん、居たよ。○○、なめくじの背中、ちょっと触った!」
本当に嬉しそう。
負けた。負けたよ。君のその、生きとし生けるものに対する大きな愛情には。
真のいきもの係。
ちなみに、そのあともう一回、見に行ってました(笑)。
もうなめくじは居なくなっていて、ちょっとさみしそうでした。
こういう驚きがあるから、子育てって、楽しいなあ。