対人サービス業で、「できる!!」と思う人の特徴
詳細は伏せますが、全く同じサービスを2か所で受けて、感想が「す、すごい…!」と、「う~ん…微妙」と対極でした。
対人サービス業で、「この人、できる!!」と感動するか、「うーん、いまいちな時間だったな…」と思うかの違いってなんなんだろう、と考えてみました。
私思うに、その違いは、こんなことです。
①事前のヒアリング
「できる人」は、そのサービスを提供するに当たって、相手にきちんとヒアリングする。どうしてこのサービスを受けようと思ったのか。このサービスを受けてどうなりたいか。同じようなサービスを受けたことはあるか。などなど。
「いまいちな人」は、ヒアリングがほとんど、もしくは全く、無い!いきなりサービス提供に入る。
②察知能力
「できる人」は、ヒアリングした内容、つまり相手が言語化して伝えられた内容、以外に、接したときの印象や、おそらく過去の顧客対応のデータベースから、「こういう人は、こういうことを望んでいるに違いない」ということを「察知」して、それに沿ったサービスを提供する。
「いまいちな人」は、そもそもヒアリングをしないから、その人に合ったサービスなんて分かりようもない。通り一遍のサービスしか提供しない。
③熱意
「できる人」は、その仕事が心から好きで、そのため色々勉強しており、また、それを相手に分かってもらいたいと思っている。心から好きで勉強してるだけじゃだめ。相手にもそれが伝わって、相手もそのサービス内容の奥深さに触れて感動するような、熱意。
「いまいちな人」は、うーん…。その仕事自体は好きで勉強してるのかもしれないけど、それを相手に、その分野に詳しくない相手に、「おお~!この仕事って、こんなにすごいものなんだ」って思わせるぐらいの、あふれ出る熱意は無い。片手間にサービス提供してる感がありあり。
④知識やスキル、経験値
「できる人」は、そのサービスに対する知識やスキル、経験値が、素人の相手にも感銘を与えるほど優れている。
「いまいちな人」は、商売に出来るぐらいのスキルはあるっていうだけ。
今回の経験だけじゃなくて、今までも色んなサービスで、「この人すごい!」っていう人と、そうじゃない人がいたな。
そして、自分はどうなんだろう…「できる人」では無いな…。
分析した内容が、ブーメランとなって自分に刺さってきました。ぐさ。
「できる人」の要素を、少しずつ仕事に取り入れていってみよう。
ちょっとずつでも意識していけば、いつか、相手に感銘を与えるような仕事ができるようになるかな。