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高知にドンキがやって来た!
四十七都道府県で唯一ドン・キホーテが無かった県、それが我が高知県である。が、ついに先週18日。高知市東部の国道沿いにオープンすることとなった。
建物が出来る前から、高知県人の間では噂が持ちきり。「何が出来るがやろう?(訳:何が出来るんだろう)」「ドンキが来るにかあらん(訳:ドンキが来るらしい)」「ほんまかえ(訳:本当に)!?」←こんな会話が繰り広げられたことだろう。
そして建物が建ち始めると。皆車を運転しながら様子見(もちろん私もその一人)。車の中で首を横に向けてそこいらを物色。大きなドンペンちゃんのハリボテが転がったままの状態には、「ドンペンちゃんを飾るとオープンしたと勘違いする人がいるから」との噂が流れた。
さて、前日の17日は時間を限定し、チラシを配られた近隣住民にのみプレオープン。我が家もチラシが入っていて、物好きな母は早速偵察に行って来た。「いかんいかん。ありゃ入るにはアプリがいるき」帰るなりドンキのアプリを入れた母であった。
そしてついにその日が来た。2025年2月18日火曜日朝9時。高知県にドン・キホーテが上陸したのである。ちなみにN◯K以外の民放3社は、みんな取材に来ていた。たかがドンキとあなどるなかれ。
まあしかしだ。初日は大変な騒ぎであった。行列が行列を作り、あたりは大混雑。先頭に並んでいた人は、前日の夕方から立っていたらしい。金色のドンペンちゃんぬいぐるみを贈られていた。
店内も人がひしめき合って、買い物どころではない。卵が安かったので買おうとした母は、レジの行列を見た途端挫折した。全員カートの上下にあふれんばかりの商品を乗せ、その列が店内を一周し、さらには店の外まであふれて何重にもなっている。噂ではレジが最大3時間待ちと聞いた。
当然母のように途中で挫折する人も現れるわけで。置き去りのカートがいくつも打ち捨てられていた。と、これは全てテレビのニュースで見たこと。取材を受けた人の中には、安いからと巨大なミ◯オンのぬいぐるみを2個も買った人がいた。1個¥5,000のぬいぐるみ。今ははしゃいでいても、後で後悔するパターンだぞ()
ここのところの高知県人の挨拶の枕言葉は、「ドンキ行った?」である。私も何人の人からドンキがどうのこうのという話を聞いたことか。「行ったけんどめっそ物は無いで(訳:行ったけど大して物は無いよ)」「あんながも今のうちだけや(訳:あんなのも今のうちだけだ)」。みんな口々に感想を述べる。
ただ、こんな騒ぎも今のうちだけなのは確か。新しもの好きでお祭り好きの高知県人、10年前セブンイレブンが上陸した時も行列を作ったくらいだ。今セブンに行列は無い。スタバが初めて出来た時も、警備員が出るくらい渋滞になった。もちろん今そんなスタバは無い。
それにしても同じ四国なのに、隣(2時間かかるけど)のE媛県やK川県とこうも違うのか。K川県はでかいアリーナが出来て、こけら落としにサザンオールスターズが来るというニュース、かたやドンキで大騒ぎ。あちらは四国の都会争いをして、新幹線でも何でも呼んでくださいね(棒読み)。
さて。あたしは騒ぎがおさまった頃に様子を見に行こうかね。一応大昔にK川県で作った、うどん県のマジカを持っている私。お祭り騒ぎに乗れないのは、何だか流行から遅れているような気もするけれど。以上、初めてドンキが出来た高知県からのリポートでした♪