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金属アレルギーパッチテストを受けてみた。

リアルな経過写真付の金属アレルギー検査レポです😆

私は元々金属のアクセサリーを身に着けると痒みや赤味がでやすい体質で、

①プラチナのピアスでも痒みや赤みが出た

②ブラジャーのワイヤーで胸の下に赤みと湿疹が出た

③奥歯に2本だけある銀歯に当たる舌のふちに2ヶ月に一回くらいの頻度で口内炎が出来る

④金属に接触してないのに太ももや背中が痒くなり湿疹が出来る時がある

という症状がでていたので、ひょっとしたら重度の金属アレルギーかもしれない…🤔

口腔内にある銀歯も関係してるかも…?と思い、皮膚科で金属アレルギーの検査を受けてみました。


検査薬つきのパッチシールを貼った直後の写真


《金属アレルギーパッチテスト》

•保険診療で可能です。

〈期間〉

•最終判定が出るまで約1週間

•1日目、3日目、4or5日目、7〜8日目に結果判定があるので皮膚科に通院が必要です

〈注意すること〉

•最終判定が終わるまではアレルギーのお薬の服用は休止する

•1回目の判定がある3日目まで、入浴もシャワーも禁止です

•3日目の判定以降もシャワーは可能ですが背中が水に濡れたり刺激を受けないようにする

•女性は期間中ブラジャーはせずにブラトップなどを着用して患部を締め付けないようにする

•スポーツや激しい運動やサウナなどで汗をかかないようにする

•油性マジックでマーキングしますが1日でも結構色が抜けやすいので毎日背中に書かれた線を書き足してくれる人が必要。

(私は独身一人暮らしで書き足してくれる人が居ないので毎日皮膚科に通い看護師さんに書き足してもらいました)

•陽性反応が出ると、赤く腫れてかゆくなることがありますが、絶対に掻いたり、シールを剥がしたりしないでください

•陽性反応は20日後以降に出ることもあります

•反応が強く出るとしばらく反応が残ることがある

•テスト部位に色素沈着や痕が残ることがある

•パッチテストの薬剤により新たなアレルギー反応を起こすようになる可能性がある


以上を了承の上で受けることになります。

(皮膚科でいただいた冊子と実際に検査を受けた私の経験より抜粋)


左上:3日目にシールを剥がして30分待機後の写真
右上:4日目の写真
左下:8日目パッチテスト判定最終日の写真
右下:12日目の写真


〈最終判定後の検査結果〉

コバルト + 陽性

イリジウム R+

クロム R+

ニッケル + 陽性

となりました。

クロムはR+で反応ありとなっていますが、最終判定の2日後にニッケルと同じかそれ以上に腫れてかゆみが酷くなりました。
クロムはステンレス鋼や皮革なめし剤に使われる金属で、身近な製品に使われていることがあります。
皮膚科でいただいた金属と金属アレルギーの原因になるものの一覧表を↓下に載せておきます。文字が小さいのでタップして拡大してご覧ください。

金属とその感作源一覧表の写真



最終判定日(8日目)の写真

↑の写真を見ていただくと解りやすいと思いますが、陽性反応が強いと実際はこの写真で見るよりも赤みがでて患部が腫れて痒みがでました。
私はシールを貼った翌日から結構痒みがでて、時が経つにつれて痒みもひどくなっていきました。
患部を服の上からそっと触ると凸っと腫れていて、触るとますます痒くなる…そんな1週間でした。

人によって反応の出方や強弱は違うそうですが、私のように元々アレルギー体質の方は出やすいかもしれません。

最終判定日後、以前からアレルギー性鼻炎持ちなので耳鼻科で処方してもらっていた強めの抗ヒスタミン剤を再開しても、陽性の2か所とクロムの場所は腫れが引くのが遅くずっと痒かったです。

色素沈着が残ってしまう可能性も心配でしたが、医師から処方された軟膏を塗ったり、抗ヒスタミン剤(アレルギーのお薬)を服用したりすることで、症状は徐々に落ち着いて来ました。

金属アレルギーパッチテスト経験者のブログ等を見ると、色素沈着が残ってしまって自費でレーザー治療してやっと消えたっていう方もいらっしゃいました。

一部デメリットもありますが、

私はやって良かったです。


〈金属アレルギー対応の歯科治療〉

この検査結果をもって、歯科へ。

保険診療での金属アレルギー対応している歯科に検査結果を持参して保険診療でメタルフリー(銀歯→適用内の白い被せ物に変更)治療が可能になります。

私は過去に歯列矯正をした際、今ある奥歯の銀歯2本以外は全てメタルフリー治療済みです。

強い食いしばり癖があるので奥歯2本はセラミックだと割れるリスクが高く矯正中に割れるのは避けたかったのであえて銀歯のまま残していました。

でも金属アレルギーが出たので、この2本もメタルフリー素材に変更しようと思います。


〈まとめ〉

金属アレルギーパッチテストを受けることで、自分がどの金属にアレルギーを持っているのかを具体的に知ることができ、非常に役立つ検査です。

ただし、検査中には痛みやかゆみを感じる場合があり、まれに色素沈着や痕が残ることもあります。これらのことを踏まえ、金属アレルギーに悩んでいる方は、一度医師(皮膚科)に相談してみることをおすすめします。

メガネのフレームで金属アレルギーが出る人も居ますし、比較的金属アレルギーになりにくいと言われている金やプラチナや銀やチタンに陽性反応が出る方も居ます。

デメリットも有りはしますが、アレルギー体質の人で金属のアクセサリーやブラジャーのワイヤーや腕時計などで金属アレルギーのような症状が出たことがある方は、パッチテストを受けてみると安心して日々過ごせるようになるのではないでしょうか。

アレルギー症状に悩んでいる方はもちろん、日頃から自分の体のサインに気づき、自分の心も体も大切にしていきたいですね。

金属アレルギーパッチテストについて、何か聞きたいこと等あれば、この投稿にコメントいただければ私の解る範囲内で順にお答えします。



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