TCG紹介:D.Gray-man トレーディングカードゲーム
こんにちは。
本日はD.Gray-manカードゲームを紹介します。
いつものジャンプでハネたらトレカ化すれば売れるんじゃね戦法ですね。
もちろん作ったのはコナミ。
で、このカードですが、「サーチ」と呼ばれる行為を使い、サーチポイントを先に20点集めたら勝ちという「捜査」を主軸に置いてます。
D.Gray-manはすっとこ読んだことがないですが、コナミはカード化する漫画の世界観にそってルールを作る傾向にあるので、多分D.Gray-manは何かを捜査している漫画なんでしょう(違ったらすいません・・・)
公式サイトにルールが置いてあったのですが、既に閉鎖済み。ウェブアーカイブで調べても、肝心のルールがまさかのpdfかフラッシュなので再生不可。
動画やブログもほとんどなく、スターターも高いので、ジャガーノーツさんのホームページでルールを覚えました。
どうもコナミのカードはルールが独特で、よくあるカードゲームの固定概念(マナコストとか)が邪魔して覚えにくいです・・・(^_^;)
カードは大きく分けると下記になります。
まず、キャラクターカード。場に出し、部隊として活動し、サーチポイントを貯めたり、相手のキャラクターカードを倒してサーチの邪魔をしたりする。ただし、カードにかかれていることしかできない(「サーチ」しかできなかったり「アタック」や「ガード」しかできなかったり全部できたりするが戦闘力が弱かったりする)
このゲームはキャラクターカード=部隊という概念なので、アレン・ウォーカーというカードを出すと「1枚のアレン・ウォーカー部隊」となる。
このアレン・ウォーカー部隊はその上にアレン・ウォーカーを重ねていき、部隊の能力をあげていく。そのため、アレン・ウォーカー部隊はアレン・ウォーカーのカードだけで構成された部隊ということになる。
めっちゃややこしい。
スキルカード・・・指定された部隊で使えるカード。色々便利。
スペシャルカード・・・めちゃ強い。このカード以外の同名の所属している部隊カードの全戦闘力をあわせた能力になる。つまりアレン・ウォーカー3体の部隊だとアレン・ウォーカー3人分の強さになる。
写真となりのDが重なっているカードはダブルスカードといい、このカードはアレン・ウォーカーと神田ユウの部隊全部を足した能力になる。強すぎィ!
簡単にルール解説。
デッキは40枚、同名カードは3枚まで、同名のスペシャルは1枚までです。毎ターン部隊の配置は1枚ですが、相手より部隊が少ない場合は相手の部隊数+1まで配置可能です。
なので、部隊倒されても手札さえあれば立て直しは可能というわけです。
基本的に毎ターン部隊を作っていき、メインフェイズで「サーチ」を持つキャラクターがポイントを集めていったり、「アタック」や「インターセプト」で相手の邪魔をしていき、先に20ポイント集めることを目的とします。
このカードゲーム、ターゲットの人たちは女性が大半だと思うので、対戦を目的にしなくてよかった気がします・・・調べても調べても対戦記録とかが全然見つからなかったです(^_^;)
レアカードについてです。
Rは星が散りばめられたシンプルなレア。SRはミラー仕様。プロモ・GRやSRAと呼ばれるカードはホロになってます。そしてIRと呼ばれるカードはかなり装飾が凝っています。
文字が浮き出て綺麗な虹色のホログラフィックとかなり凝っています。
おそらく大多数の人はイラストのコレクション目的でカードを集めていたと思います。
ですが、ライフポイントやシールド等が存在せず、他TCGでは特殊勝利に近い手段を勝利条件にしている点はかなり異色なカードゲームだと思います。
また、キャラクターカードが一定の動作しかできないのも類を見ないと思います。それを他キャラクターやスキルカードで補い、本来アタックできないカードでアタックできるように工夫したりするなど、ガチで組むなら読み合いが強いゲームの気がします。
ただ、やっぱりあんまりカードゲームをしたことがない人には難しかったのではなかろうか・・・とは思います。
なお、カード自体は2006年末~2009年夏頃まで展開していたので3年近くは続いていました。
おそらくジャンプSQ移籍と同じ時期に展開終了したと思われます。