
みきとP いーあるふぁんくらぶ 音楽的分解
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今日はボカロPであるみきとPさんのいーあるふぁんくらぶを音楽的に紐解いていきたいと思います。
みきとPさんとは
まずまず、みきとPさんについてですが、wikipediaを参照に見てみると幼少期にピアノを習ったが、乗り気ではなく辞めてしまったと(ふむふむ)
そのあとTHE BOOMの影響を受けてギターを手に取って高校時代にバンドを結成か…うん!私と同じギタリスト仲間ですね!色々曲を聴いていくうちにこの人がピアノ出身の人なのか、ギター出身の人なのか、ドラム?ベース?ボーカル?っていうのがだんだんわかるようになってきました。
ギター出身なのかどうなのかっていうのはきっと、その人がプロになり…色々な作曲法を掴んでいくたび、わからなくなっては来るとは思うのですが、やはり、あーこの人はギタリストなんだ、この人のこのギター使い(それがコード作りなのかメロディーに現れるのか、音作りなのかは置いといて)がやっぱ得意なんだよな、っていうのは聴いていくとわかる気がします。
ちなみに私はピアノは弾けないのでピアノから曲を作れる人を尊敬しますし、ピアニストに嫉妬します笑
ギタリストっぽい曲作りとは
みきとPさんの有名どころといえば、ぱっと出てくる曲はロキではないでしょうか?二本のギターでイントロからのカッティングリフとバックギターのスライドしながらの伴奏が非常にかっこいいです。
Emキーのバリバリのロックナンバーだと思っています。
サビのコード進行はCM7-B7-Em7・・・ん?弾いてみるとー、、、丸サ進行ですね!あぁぁぁぁ心地よく力強い!!
丸サ進行とは、椎名林檎さんの丸の内サディスティックで使うコード進行のこと。ⅣーⅢーⅥー(Ⅰ)といえばわかりやすいでしょうか?(わかりにくいか?)E♭のキーでA♭maj7→G7→Cm7→E♭7というコードで進行していきます
ロキはかっこよくて大好きなので一応私も弾いてます。けどみんな他の人もかっこいいアレンジ加えてますね。
猫わずらい/ロキ弾いてみた
疾走感かっこよすぎる・・・
もう一曲紹介しておきたかったのが「バレリーコ」
この曲良すぎるなあ、まずギターやってる人特有のリフの作りがかっこいい!ペンタトニックスケールをうまく使いながらおかず部分の「タラタラター」最高です。(伝わるかな?w)
G#のキーでⅢーⅥーⅦみたいにAメロをこなしつつ素晴らしいのがBメロでⅡm-Ⅴ-Ⅵmを使ってひと休憩しつつサビに向かって疾走。サビではⅣーⅤーⅥで走り抜ける!というなんともかっこいい曲です。
いーあるふぁんくらぶ
さてさて本題です。いーあるふぁんくらぶ 。中華っぽいですね。絶賛、中華っぽいペンタトニックスケールバシバシ使ってます。
この曲はAメロはギター(ベース?)から作ったリフであえてそれのみくらいのシンプルに進んでいくと思ってます。コード的にもDm7でずっとコード内の音からリフを作ってる感じですね。
やはりBメロかっこいい・・・
またBメロかー!!サビも凄いいいんですけどねみきとPさん。Bメロからの展開がすごい好きなんですよ。んでコード進行はというとⅥmから始まってⅥmーⅠーⅡmーⅢm。。。
そうそう!ギターを弾いて、はっ!と思ったあなた!正解です!ギタリストがよく弾くDeep PurpleのSmoke On The Waterのあの有名なリフです!最後の音こそ違いますが、歪みが加わったギターの音でダダダダ、ダダダダ、ダダダダ、ダダダダ…とかっこよく音が上がっていきます。
かっこいいですねぇ、かっこいいですね。別に古いリフを使ってるからカッコいいとかじゃなく、古いものを新しいボカロという時代と融合させて新しいものに変換していることが素晴らしいです。
サビはⅣーⅤーⅥ進行でしょうか。この進行もいいですよね。サビのコード進行はシンプルかつ、みんなに馴染みのものになると思うので普遍性がある人気の進行で良いと思います。あと僕も多用しすぎてよくバンドのメンバーに怒られます笑
いーあるふぁんくらぶ の歌詞
いーあるふぁんくらぶ (だけじゃないですが)は世界観をきっちりと作り上げてますよね。同じようにかっこいいリフを使ってる若い青春の曲、バレリーコや音楽スターを夢見るロキとはまた違い、中華街を舞台にした可愛らしくもかっこいい曲になってます。
それでは一応僕がギターでも弾いてますのでそちらを紹介してこの回も終わろうと思います!またね!
みきとP バレリーコ ギター弾いてみた
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