【簿記】減価償却費の計算
お疲れ様です。ねこ茶です🐱
今回は「減価償却費」に関する内容をまとめました。
簿記を学ぶ上で必須になるので是非最後までご覧下さい!
減価償却とは
簿記を学ぶと当たり前のように出てくる言葉ですが
詳しくは分からないという方も多いと思います。
✔︎︎︎︎「減価償却」とは(建物や車両など)の固定資産を購入した際にその価値を減少させる手続きのことです。
簡単に言うと高額のものを少しずつ経費にしていくという考え方です。
ここからは実際にどのような種類があるのか&計算の仕方について書いていきます。
定額法
✔︎︎︎︎「定額法」とは、耐用年数の間、毎年同じ額を減価償却費として計上してく方法です。
【公式】
(取得原価-残存価額)÷耐用年数
【問題】
(取得原価:¥50,000、耐用年数:30年、残存価額:取得原価の10%、償却方法:定額法)の減価償却を行う。会計期間は1年とし、間接法によって記帳する。
【回答】
(減価償却費)1,500/(減価償却累計額)1,500
このようになります。
この問題の場合「間接法によって記帳」なので、貸方に「減価償却累計額」を計上します。
定率法
✔︎︎︎︎「定率法」とは、期首の未償却残高に一定の償却率をかけて減価償却費とする計算法です。
【公式】
(取得原価-減価償却累計額)×償却率
【問題】
(取得原価:¥100,000、減価償却累計:¥30,000、償却率20%)を定率法で減価償却費を計上した。なお、記帳方法は間接法によること。
【回答】
(減価償却費)14,000/(減価償却累計額)14,000
このようになります。
この問題も同様「間接法によって記帳」なので、貸方に「減価償却累計額」を計上します。
生産高比例法
✔︎︎︎︎「生産高比例法」とは、使用に応じて減価償却すると仮定する減価償却の方法です。
【公式】
(取得原価-減価償却累計額)×当期利用量/総利用可能量
【問題】
取得原価¥300,000の航空機について生産高比例法により減価償却を行った。残存価額は¥30,000、飛行可能時間は1,000時間、当期の飛行時間は80時間である。直接法によって記帳すること。
【回答】
(減価償却費)21,600/(航空機)21,600
このようになります。
この問題の場合「直接法によって記帳」なので、貸方に「減価償却累計額」を計上します。
まとめ
今回は「減価償却費」についてまとめていきました!
ポイントを抑えて点を稼ぎましょう✌️
最後までご覧頂きありがとうございました!
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