我が家の新メンバー② #21

前記事の続き✍️

陣痛と共に一夜を過ごし朝を迎えた私。
朝ごはんが運ばれるも食欲が出ない。
陣痛が来る度に横隔膜が刺激されて
ゲップが止まらず、吐き気も催していたので
こんな状況で食べ物を口に含むと100%吐く🫠

そして朝イチの診察で先生から
「子宮口が8.9センチ開いてるよ〜！
今日赤ちゃんに会えるよ！」
とのお言葉が🥹✨🥹✨🥹✨🥹✨🥹✨

やっとゴール目前か！と思っていたんですが。
陣痛が弱ってしまって微弱陣痛に。
お昼になっても何も状況が変わらないまま
私はただひたすら陣痛に耐え続けている状態。

「このままだと今日も赤ちゃんに会えないかも
しれないから促進剤使おうか」

と促進剤の同意書を持った先生が来ました。
同意しないといけない空気を察したのと
「促進剤」というのに恐怖を感じたけれど
このままずっと陣痛に耐え続けるよりも
お産を進めた方がお母さんの負担も減るよと
言われ同意書記入。これが所謂悪魔の契約。

30分ごとに10mlずつ投与される促進剤。
これがほんっっっっっっっとうにキツかった。
完全に理性を失って、

痛〜い！！！！！！誰か〜！！！！！！

と病棟に響き渡るくらい叫んでしまった。
看護師さんが腰をさすってくれるけど
ずっと付き添ってはくれず、

ずっとおって！！！どこもいかんとって！！！

と懇願してるのに「ごめんね！」って言いながら
去っていく看護師さんとナースコールを連打する私。
看護師さんの腕ギュウゥゥゥウウ！！って掴んで
頻繁に来るわけのわからない陣痛に悶える私。

促進剤で人工的に陣痛誘発して3時間経った頃、
やっと子宮口が全開になって分娩台へ運ばれて
旦那に連絡して立ち会い出産を希望していたので
そばで見守られながら私はただキバる。

後からわかったんですが、
私の赤子はどうやら回旋がうまくいってなくて
産道に真っ直ぐ降りてこれていないのが原因で
陣痛が長引き中々お産まで進まなかったらしい。

結局、吸引分娩でスルンって出てきた赤子は
すんごい産声をあげて外の世界へ出てきた👶

やっと終わったあぁぁあああ〜〜〜〜🫠✨
と解放感と本当に赤ちゃんがお腹にいたんだ
という不思議さと胸元に置かれた赤ちゃんの
温もりを感じながら自然と涙が溢れた。

「痛い」「しんどい」「辛い」

子供のことを考えるとこのマイナス発言を
出来るなら言いたくなかった。
私だけじゃなくて赤ちゃんも一生懸命頑張ってる
っていうのは頭ではわかっていても無理でした🥲
でも今は心の底から幸せ1000%🥰

出産を無事に終えてからは看護師さんたちに
叫び喚いてごめんなさいと謝り倒しました。笑

それからも看護師さん達には授乳のコツや
私の産後ケアなどで隅から隅までお世話になって
退院する頃には看護師さんとのお別れが寂しくて
泣いてしまったなあ、、🥲✨
完全に看護師さんのファンになってた🧏🏻‍♀️

こんな感じで私の出産は幕を閉じました🌸