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初めての野鳥撮影をしてみる

先日、河津桜を見に行った時に、メジロやヒヨドリがいたのを機に野鳥撮影に興味を持ったのですが、超望遠レンズは当然のように高いのですぐには買えません。

それに、レンズの焦点距離の感覚もよく分からないのでどれを買えばいいのか…高いから失敗できないし…という悩みが。
ここで、同僚が超望遠レンズを持っているのを思い出し、頼み込んで貸してもらうことが出来ました。
というわけで、先日と同じ、道の駅みょうぎの河津桜へ。

今回の個人的ベスト

うおすっげ…やっべ…(絶句)

カメラ、レンズの使用感

借りたカメラはSONY α7III。レンズはSIGMA 150-600mm F5-6.3 DG DN。超望遠の中では入門レンズという立ち位置でしょうか。

初めて使うSONYのフルサイズ一眼。(ソニー自体はRX1Rを以前所有していたのでソニーそのものは初めてではないですが)設定分かりやすい、小型ですがグリップは割としっかりしていて握ってて不安は無いです。
ただEVFがあんまり良くない?一世代前だからでしょうか。輝度が合ってなかったのかも。光学ファインダーやNikonのEVFに比べると一歩くらい劣る印象。でも背面液晶は綺麗だなあと思いました。撮った写真を見返すとテンション上がりますね。
D780と比べて明確にボディーが小さいので逆にボタンの位置が分かりづらく、親指AFを割り当てていたのですがちょいちょい探してしまいました。これは慣れでしょうね。
SONYといえばAF性能というイメージですが、7IIIは結構前の世代だからか?超望遠に慣れてないから?サードパーティレンズだからか?結構AFは抜ける印象でした。特に前後に枝が置かれてるような場面だと結構抜けた印象です。これは鳥が良い位置に来るのを待てば良かったので経験でしょうね。あまり多くを求めてもしょうがないですから、ピント来てたらもうけもんという感じでシャッターを切ってました。
今回はWBオートで写真を撮りましたが、木々の合間にいるメジロなんかはマゼンタ被りしてるような?(上の写真とか)JPG撮って出しですがやっぱりRAWが欲しいですね。いや、RAWも撮ってるんですけど現像手段が無いので…でもパッと見た目の写真はとても綺麗に現像しているなという印象。RX1Rって色の出方に癖がある印象でしたが7IIIは結構自然に見えます。これなら撮って出しでも良いのかも。

こんな感じでピンボケが多かったけど、初めてなのでしょうがないということで…サムネイルサイズならそんな気にならないということで…

SIGMA150600、帰宅してからカタログスペックを見ると2100gとのこと。カメラ+レンズで3kg弱といったところでしょうか。超望遠の組み合わせとしては軽めか標準くらい?
3時間ほど手持ちで撮影を行いましたが、特別疲労はありませんでした。まあ構えて下ろしての繰り返しでしたし合間合間で休憩しましたしこんなもんかなあと。重さはこれくらいなら問題無し。休憩モードや散策モードの時は三脚座を持って歩いていたのですがこうするとそんなに重さを感じなかったです。
ズームリングが重いのが気になりました。ズームしたくてもすぐに行えないし、力入れないと回らずカメラが思いっきりブレるので見失ってしまいます。これは盲点。

こないだは名前が分からなかったのですが、ヒヨドリ。
拡大した時の毛並みが凄まじい解像してて、正直引いた

SIGMAと言えば解像度!というのはよく見ていたのですが、実際自分で使ってこうやって写真を見返すとピントが合った時のキレ味が凄まじいです。自宅で声出ました。だからといって、ボケが変なわけでもないしこれは確かにファン多いよな…と。しかもレンズ安いし。

鳥を撮り終えて(激ウマギャグ)

こういった動体撮影は初体験でして、色々考えることが多かったです。まず相手が生き物なので動きが読めず、カメラで捉えるのが困難。捉えてもAFでピント来るかどうか。いけると踏んだら連写でとりあえず撮ってみてました。
手ブレの写真はあまりなかったので、手ブレ補正すっげえな…と感心。絞りはなるべく開けて、SS1/500を基準に撮るようにしていましたが、これだとタイミングによっては被写体ブレしていたので色々試さないといけないかもしれません。

何にしても、とても楽しかったです。自分でも超望遠レンズ買おうかなというモチベーションになりました。
幸い?群馬県は自然が豊富なので、どれを買うか吟味しようと思います。


当然、こういう静物も撮ってみたのですが何も文句はありません。



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