叩き込まれた接客業のキホンのキ
はじめに
こんにちは!nekotaです。
みなさんの最初のお仕事ってなんでしたか?nekotaは郵便局だったのですが、さして面白い話ができないので、TSUTAYAでアルバイトしたときを最初の仕事として話しますね←
競争率高めの人気バイト
大学生のとき、TSUTAYAでアルバイトをしていました。競争率10倍くらいの人気バイトで、面接で好きな映画を面接官に紹介し、採用不採用が決まるといった感じでした。nekotaはフェイス・オフを紹介したのを覚えています(笑)ニコラス・ケイジが好きだったんスよ…
叩き込まれたのキホン
TSUTAYAは、カルチュア・コンビニエンス・クラブの子会社であり、書籍や映画、音楽など様々なエンターテイメント商品を扱うレンタルショップです。
お店には場所柄芸能人とかも来るし、陽キャの映画好きが集まっている明るいイメージでしたが、接客マナーは割とガチで、今まで働いたどこより厳しかったと思います。今は知りませんが!
所作
お金の渡し方、言葉遣い、配慮の仕方、失礼のない振る舞い、お待たせするタイムリミット…分厚いマニュアルがあって、そこには山程いろいろなことが書いてありました。
怒鳴られるとかは一切なかったですが、守れないとそれなりに注意を受けます。社員もバイトもあんまり差がない扱いでしたね。みんな映画や音楽が好きで、働きたくて働いているので、多少厳しくてもがんばるのです。
朝礼
毎日の始まりは、店内で行われる朝礼からスタートします。「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」「なにかお探しですか?」といったよく使うフレーズを大きな声で復唱します。
ウォームアップ的な意味合いだったんでしょうか。。もっとも、今でもそういうお店はあるので一般的かもしれません。ただ、結構な爆音で復唱するので、お店の中にまで響いておりましたね。
で、お客さんがいるスペースに出るときは「いらっしゃいませ~!」と言いながら出るんですが、元気な朝礼を聞いていたお客さんが苦笑いしていることもしばしばありました。
やまびこ応答の徹底
どこかでスタッフが「いらっしゃいませ~」と言えばこちらも「いらっしゃいませ~」と返す、やまびこ応答も徹底されていました。これは社員が意識していて、ちゃんと言ってないと後から「あんまり言えてなかったけどだいじょぶそ?」みたいに声がけがあります。
nekotaは演劇部だったので声出しは得意で、指摘されることはなかったですけれども(笑)
覆面調査員
TSUTAYAでは定期的に覆面調査員が訪れ、接客の質をチェックしていました。普通のお客さんに混じって来ているらしく、入会案内とかフルコースでさせられます。この入会案内の説明が長いんですよ。規約の説明とかルールとか、覚えて説明するんですが5分くらいしゃべりっぱなし。よくお客さんに「よくそれだけスラスラ言えるわねぇ」と感心されました…。場数踏んでるんで。。
覆面調査員が来たあとは、対応したアルバイトのスタッフ名込みでレポートが戻って来るので戦々恐々でしたね。全員が当たるわけではないので、nekotaは幸い(?)当たったことはありませんでした。
接客マナーの重要性
最初にこの厳しい環境でキホンを叩き込まれたので、その後の接客業で苦労することは一切ありませんでした。他の場所だとむしろ「こんな適当でいいんだ~?」くらいでしたから←
厳しい環境からゆるい環境っていいですよね。逆はしんどいですが。
さいごに
TSUTAYAでのアルバイト経験は、接客業の基本を学ぶ良い機会でした。もうできませんけど。