見出し画像

3ヶ月上達法③〜2枚目「ツイステッドワンダーランドのアズール」反省点まとめ〜



「ツイステッドワンダーランド」のアズール・アーシェングロットのファンアート

さいとうなおき先生の「3ヶ月上達法」で描いた2枚目のイラスト。
「ツイステッドワンダーランド」というゲームのキャラクターである、アズール・アーシェングロットが、契約の交渉をしている場面である。
お金や自身の利益に抜け目のないアズールくんが、生き生きと学園の生徒に交渉をもちかけるところを表現するのを目標に描いた。

今回の課題は「色」である。
この課題を解決するために、前回の記事で話したことを実行した。
Ixy先生のお絵描き配信やイラストを拝見し、どのような色が使われているのかを見ていった。
お絵描き配信では、カラーサークルを映してくれているので、選んでいる色の彩度・明度・色相をよく見て、カラーサークルの、どのあたりの位置から選んでいるのかをメモしていった。
その上で、今回のイラストの色を選ぶ際、Ixy先生の色選びに近づけた。

【上手くいった点】
①色選び
前回のイラストと比べて、全体的に明るい印象になった。キャラのベースや、ハイライトやカゲの色、背景の色など、Ixy先生が選んでいる色を参考にした。前回に描いたIxy先生のファンアートでは、肌の色のくすみが特に気になったが、今回のアズールくんは、明るく見える肌の色が選べたと思う。
②手
今回は、クリスタの素材を使用した。そのまま使うのではなく、絵となじむように、あくまで下書きとして利用し、手首の角度など、不自然にならないように調整しつつ描いた。今後も、描きたいポーズの素材が見つかれば、この方法で描くのがベストだと思う。しかし、理想の素材が見つからない時は、自分の手の写真を使うなど、別の方法を模索していかなければならない。

【反省点】
①服のデザイン
ラフの段階で、服のデザインをしっかり描き込まずに、清書に移ってしまった。そのため、服のデザインを考慮した線画にできておらず、色塗りの際に「ここの構造が違ったな」となってしまった。また、清書になってから、縫い目などの細かい描き込みを加えるのは、気持ち的にとても億劫だった。そのため、ラフの時点で、後は清書するだけで大丈夫な状態にまで持っていく必要があると感じた。
②服や小物等のシワ
シワの描き方がわからない。今回のファンアートの原作であるツイステの絵や、Ixy先生の絵、他にも参考にできそうな絵を見ながら描いてはみたが、なんとなくの雰囲気でしか線を引けない。しっかり根拠を持って、「ここにはシワが入る!」と理解した上で描けるようになりたい。
③線画(前回同様)
線画については、輪郭線は太め、シワや縫い目は細めにしたり、所々に隙間を作って、自分なりに強弱はつけてみたが、もっと改善していく必要がある。特に、髪の毛の線画を改善するべきだと思った。髪の輪郭をハッキリ取るように描いているが、内側に、髪の流れを表現する細い線も入れて、もっと髪の線画を描き込み、見所にしたい。
また、線画に隙間を作ることに関しては、なんとなくの雰囲気で隙間を作っただけなので、色塗りの際、隙間の部分が上手く塗れなくて、調整が難しかった。バケツ塗りでやろうとすると、隙間ができて塗りづらいという意味でもそうだが、それだけでなく、隙間を繋ぐように色を塗ったはずなのに、そこの形が崩れて見えてしまって、隙間付近の色の塗り方の調整に、結構手間取ってしまった。当たり前と言えば当たり前なのだが、線画に隙間を作る場合は、本当にしっかり完成のイメージを作ってから、それを考慮して隙間を作るべきである。

★反省点の改善方法案★
次回の課題は「服のデザインを理解して描く」に設定。
描きたいキャラの服をよく観察して、構造を理解した上で線画を描く。服の模様や縫い目・シワ等も、線画の太さを必要に応じて変えて、元絵に近づける。また、服の裏地も、どのぐらい見えるべきなのかよくわからないので、描くポーズを取った時、どのぐらい裏地が見えるべきなのか、参考資料を探して描くようにする。それから、これを意識する余裕ができるのは、もっと先になるかもしれないが、服の「厚み」を描けるようにしたい。特に気になるのは、袖口の厚みである。今後の課題として頭に入れておく。
とりあえずは、元の服の構造や模様を、ラフの段階でよく見て描くようにする。


よろしければ、サポートお願いします♥ いただいたサポートは、より皆様に楽しんでいただくために、今後の活動費として使わせていただきます(*´∀`*)