同人誌即売会の周り方
どう周れば効率的に欲しい本を買えるのか、考えない人はいないと思います。
周り方のコツがあれば知りたい、という人がいたら少しだけ手助けになるかも、という話をします。
同人誌即売会に慣れてない方は、たぶん大手さんから周りますよね。
そこだけが欲しいとか、特別なノベルティがつくから絶対欲しいとか、そういう理由があるなら大手さんから行ってもいいと思います。
そのかわり、待機列が長くて他のサークルさんの本が買えなくなる可能性大です。
大手さんに限っていえば、通販サイトに委託されることが多いので、事前に通販してしまえば長蛇の列に並ばなくて済みます。
本だけが欲しい場合は私は通販で済ませてしまい、部数の少ないだろうサークルさんから周ります。
なので、まずは島中の部数があまりないようなサークルさんの中から優先順位をつけます。
並ぶ時間が短い、そして得られないかもしれない本を優先させます。
絶対欲しい!と思う本でも、島中さんは通販しない可能性が高いので、現地で手にするのが最善です。
もし通販をしたとしても、余った部数を事後通販とかになってくることが多くて、通販しても得られないかもしれないからです。
大手さんで即完売するのはものすごい旬ジャンルとかだけなんじゃないかなと思っています。
でもそんな即完売するような方ってだいたい事前に通販しますよね。
ならば、そこに並ぶ労力と時間を他のサークルさんに回せば、得られる本の数は増えるはずです。
「でも、大好きな大手さんに差し入れしたい…」と思われる方もいるでしょう。
新刊を買わなくても、人が少なくなった頃に差し入れをお渡しに行けばいいのです。
そんなに長蛇の列になるサークルさんなら、新刊買った人かどうかなんて正直覚えられないと思いますし、新刊をその場で買ってなくても差し入れは渡していいものです。
差し入れの話は置いておいて。
私の場合は、島中の優先順位の高いサークルさんから周りますが、しかしここで注意点があります。
島中のサークルさんは売り子さんがいなくて一人参加の方も多くいらっしゃいます。
その場合、サークルさんに人がいない、ということも多々あります。
サークルさんも本を買いたいので、席を外すことがあります。
そうなってくると、優先順位がおかしくなってきますよね。
次に買いたいところ、その次に買いたいところ、と周りながら、一番買いたいと思った方の動向を気にしなければなりません。
小さい界隈・ジャンルの場合、目視も可能なのですが、何百もサークルがあるジャンルの場合は目視は現実的じゃないですね。
その場合は周れるところから周るしかなく、もしかしたらこれは何度も経験してみて勘を大事にするしかないのかもしれないです。
でも大手さんから周る、ということをしていたら得られなかっただろう本は何冊も手に入れることができるので、私は島中さんから周ることをオススメしたいと思います。
なんて偉そうなことを書きましたが、周りたい順番を自分で決めて、まずは周ってみる、同人誌即売会を経験してみるのが大事ですね。
何回か失敗しても、少しずつ理解できてきて、そのうち誰よりも買い逃しが少ない人になれるかもしれません!
この作戦で私は勝率8割はいけています。
(とはいえ小さいジャンルの出来事ですが…)
これを読んでくれた方が、たくさん欲しい本を得られますように!