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創作する気が起きない時の、個人的処方箋

やばい、絵を描く気が全く起きない……。
そんな時、ありますよね。

小説や音楽、漫画などの全ての創作活動においては、こいつがだいぶネックになってる人が多いのではないでしょうか。

私はちょうど今そんな状態です。ああ辛い。
まあ、私のことはとりあえず置いときます。

そんな時、あなたはどんな行動をとっていますか?

大まかに分けて二つありますが、

1、やる気が起きないけど、まずは創作をする。

2、やる気が起きないため、創作自体はしない。

この二つになることが多いのではないでしょうか。
というか、この二つしかないような。

今回はこの二つの行動のうち、どんな状態の人がどの行動をとれば少しでも気が楽になれるかを自分なりに書いてみたいと思います。

1、やる気が出ないけど、まずは創作する

この文章を打った瞬間、私は

それが出来りゃ苦労しねえんだよ。

そんな声が聞こえた気がしましたが、そりゃそうですよね。
ただ、試しに『少しだけのつもり』でやり始めることで徐々にやる気が出てくることも多いです。

個人的にこの方法が向いてるのは、

「肉体的にも精神的にもあまり疲弊していないが、なんとなくやる気が起きない人」

だと思います。『やる気はあるけど、中々取りかかれないんだよね』って人におすすめです。
ただ、「肉体的もしくは精神的に疲弊している」という人にはあまりおすすめできませんが……。

なぜならこの方法は、実際に創作するわけなので多少体力とメンタルの調子が良いときではないとそのままノッていけないからです。

「疲れていることでやる気が出ない時」よりも「特に調子悪いわけじゃないし、描きたい気持ちはあるけど、なんかやる気起きないんだよねー」という人に向いている方法だと私は思ってます。

じゃあ体調もメンタルも調子悪い人はどうするの?と思った方、次に説明します。

その方法というのは、

2、やる気が出ないので、創作自体をしない

正直これしかありません。

とはいえ、これに関しては何となく罪悪感のような感情を持ってしまい、モヤモヤする人もいるのではないでしょうか。
私が正にそうです。

しかし、考え方次第で罪悪感が軽減することもありますので、それについての個人的見解を聞いて頂ければ。
そういった考え方としては、

・まずは、体調またはメンタルを回復させる時期だと考える。

・創作活動としてのアウトプットよりも、休んで好きなものに触れるインプットの時期と捉える。

1つ目の「体調やメンタルを回復させる時期」という考え方については、ちょっとした休憩期間のつもりで休んでみると良いと思います。

正直言うと、メンタルや体の調子が悪い人は休むしかないです。

というのも、スマホのバッテリーの容量で例えると分かりやすいのですが、100〜80%くらいなら何でも出来るじゃないですか。それくらいだと「俺は!何でも出来るぜ!」といった無敵状態ですよね。俺ツエーみたいな。
70〜50%くらいだとちょっと少なくなってきて、少し慎重になる状態です。「ギリ行けるか?それとも無理そうかな?」みたいな。
40〜20%だと、少なすぎて「そのままやるより絶対充電しろよ!」と言われてもおかしくないですよね。

体調が悪い人の状態は、最後の40〜20%くらいのバッテリー容量くらいしか体力気力が残ってません。
もしかしたら、10%そこらかもしれないくらい知らないうちに疲弊している可能性もあります。

スマホのバッテリーでそれくらい容量が少なくなってたら、誰でも充電しますよね?
それと同じです。

無理してやろうとするのは本末転倒になりますので、休みましょう。
ここで休まなかったら、余計疲労をこじらせてしまうということも十分にあり得ます。

休みましょう。

ですが休むと言っても、2つ目の「休んで好きなものに触れる」をすれば、休憩期間とインプットを同時に出来るので一石二鳥だと思います。

ひたすら好きなものに囲まれて、充電してください。
充電期間は必ずあなたの糧になります。時間の無駄では全くありません。
休むことで見えてくるものが必ずあります。

風邪をこじらせると治りが遅いのと同じで「創作活動が出来ない自分」という意識も、こじらせると治りが遅くなります。

治りを遅くしないためにも、休憩期間としての「創作を休む」はかなり重要です。

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さて、どちらが良さそうでしたか?

まとめると、「体調やメンタルの調子が良い人は少しやってみる」
しかし、「体調やメンタルの調子が悪い人は少し休んでみる」です。

人は皆『体調が良ければ何でも出来る!けれど体調が悪ければだいぶキツい!』そんな感じです。

この記事を読んだ方の創作活動が、より良いものになりますように。

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