すべての写真(カット)には意図が無ければならない（写真編）
最近写真を撮ってSNSへアップロードする作業をひたすら繰り返していてハッとなることがあったので共有したいです。
写真が好きになってカメラを買った5、6年前は自分にも好きなものがあり、かっこよく撮りたい、綺麗に撮りたい、などの目的があって毎日楽しくカメラのシャッターを切っていました。
しかしここ最近(思えば思うほど2、3年くらい？)の写真を撮る目的はバズりになっていたなと気づきました。
なんでこんなことを思ったかというと
インスタもTwitterも一切バズらないどころかハッシュタグをつけてもビューは常に二桁。
(Twitterの仕様変更などもあるだろうけど、、、)
なんでだろう、とバズっている写真をひたすら調べて眺めていた時に自分の写真には ’意図‘ がないなと思いました。
いと
【意図】
《名・ス他》
こうしようと考えていること。思惑(おもわく)。また、めざすこと。
例えばこの記事のアイキャッチ画像
埼玉から見える綺麗な夕焼けに染まる富士山
"ただそこに富士山があるから撮った。"
"夕焼けがなんとなくキレイだから。"
何も考えずに撮った写真です。
多分この感覚は、多くの人の感性にある極めて普通の感覚だからタイムラインに流れてきても目に止まることはないんだと思います。
誰の感性でも夕焼けは奇麗だし、それに日本の象徴である富士山が一緒に目に入ればきれい。それほどありふれたもので、
だからいいねもリツイートもされることはなく、もちろんバズらない。
言い方を変えると見慣れた写真なんだと思います。
じゃあバズる写真ってなんなの。
もしかしたら他の分野でも共通なのかもしれませんが、
"自分にはない感覚、視点、経験、を感じた時"
そんな瞬間に人はいいねを押すんだと思います。
例えば感覚
色や質感、寒そうだなとか、この場所涼しそうだなとか
写真から得られる情報って多々あると思うんですよね。
そしてその感覚を表現する撮り方はまだまだ無限にありそう。
次に視点
これはイメージするのは少し簡単
そっから撮るの？！？！とかはわかりやすいと思います。
その他には、"それ写真に撮る人初めて見た"、みたいな感覚、とかも自分には無い視点を見た時にありますよね。
経験は一番簡単かもしれないです。例の一つですが、
”こんな場所あるんだ。”
ですね。
このような上記の”意図”がある写真はより多くの人の目に留まり、結果バズるのだと思います。
どんな写真の撮り方をすれば良いのか
カメラで何を撮るのか、何のためのカメラなのかを考え直しましたが、この問いに即答することはできず随分と悩みました。
あ〜そこからブレブレだったんだな
と、気づき落胆はしないものの1週間くらいは頭の片隅に記憶されていました笑
自然の景色も好きだし、山岳写真、街中スナップ、ポートレート、星景写真も好き。
こんな感じで好きな被写体はたくさんありますがそれの何が好きかまでは考えたことがなかったのでまずは自分が綺麗だなと思うものを日常でもいいし写真を撮りに行った時に言語化することから始めてみました。
最近撮りにいった紅葉を例にすると、
イチョウの葉に太陽の光が透き通っている感じが綺麗
みたいな。
そういうことをしてみるとじゃあ次はこの綺麗なイチョウの葉を写真で再現するにはどういう撮り方をすれば良いか考え始めます。
それから写真を撮りに行く時は常に何が綺麗か、それはなぜか、それを写真で再現するにはどうしたらいいか、じゃあ被写体を引き立てる構図は？
と自然と学習し始める。
まだ答えは出ていないですが、多分これを考え始めた瞬間がいい写真を撮り始める入り口なんだと思います。
そしてこれを続けるとだんだんとその人の世界（視点、感覚、、、etc）が形成され始めて、その人でないと作れない世界が完成され、その世界に魅了された人たちがいいねを押し始める。
という仮説。
そんなことを最近考えていました。
ということで最近の僕は撮るペースはだいぶ落ちたのですが撮る意味を考えシャッターボタンを押しています。
皆様もぜひ今一度写真を撮る意味を考えてみてはいかがでしょうか。
最後に
バズる写真について書いてきましたが、もちろんバズることを目的にしない写真も大変素晴らしいです。
何気なく撮った写真、家族写真、記録写真、なんでもありです。
その人にとって意味がある写真であればなんでもありなんだと思います。
自分の好きなものを撮り続けた結果大成された方もたくさんいらっしゃいます。
好きを見つけるのもいいかもしれません。
良い写真ライフを一緒に見つけましょう。
また書きたいことがあったらnote書くのでぜひお願いします。
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