【宅建】自己採点42点!兼業主婦が独学100日で合格した方法
2024年の宅建試験、自己採点42点で合格しました!
勉強期間は3カ月ちょっと(100日)。その間、遠方への引っ越しや5日間の沖縄旅行といったイベントもありました。
また、平日日中は仕事をしています。
ここでは、その様な環境において、短期間で宅建知識を詰め込んだコツをお伝えしたいと思います。
軽く自己紹介
フリーランスでwebライター&マーケティングの仕事をしており、不動産関連の仕事は未経験です。
8年前にも独学で宅建受験しましたが、1点足らず不合格でした。。
宅建合格を目指した理由
一番の理由は、実家の不動産屋のため。
10年以上前に父が亡くなり、現在は父の兄が社長として営業していますが、なかなかうまくいってないようなので、「なんとかしたい!」と思い、宅建取得を目指しました。
また、8年前に1点足らずで不合格だったことも心残りでした。
しかし、24年7月からフルタイム正社員→フリーランスになり、時間を自由に使える環境になったので、再チャレンジしようと思いました。
8年前なぜ不合格だったのか?
理由は、明確にこの3つです。
勉強不足
8年前は、年度別問題集のみを3周することを目標に勉強していました。
しかし、まだ子供が小さく手がかかっていたため、勉強時間が足りず3周できませんでした。(2週半ぐらい)
下記のように、教材選びをミスったことにより非効率だったことも時間不足に繋がってしまったと思います。
教材選びを間違えた
使用していた教材は、宅建試験の全ての内容が盛り込まれたテキストと、年度別問題集です。
テキストは、正直どれを選んでも一緒だと思います。
問題集に関しては、「年度別」と「分野別」の大きく2つに分けられますが、「年度別」は効率が悪いです。
なぜなら、問題を解き終わってテキストと照らし合わせる際に、問題ごとにいろんな分野のページを確認しなければいけないので、手間と時間がかかります。
この方法だと、情報が断片的になってしまうので、記憶にも定着しにくいと思います。
勉強方法が悪かった
8年前は、いきなり年度別問題集に手を出してしまい、手探り状態で勉強していました。非常に効率が悪い!!!
過去問の答えをとにかく丸暗記しようとしていたんです。
10月6日の模試は28点
試験が間近に迫ったタイミングで受けた模試が28点・・・もうダメかと思いました。
模試で得点できなかった理由
・問1(権利関係)から解いてしまった。
宅建業法から解くのが正解。
宅建業法は比較的優しい問題が多いので、先に解いてペースをつかむのがポイント!
権利関係は考えるのに時間がかかるので、先に宅建業法終えて、余裕を持って取り掛かるのが良いです。
・権利関係は初見の問題ばかりであせってしまった&自信を無くしてしまった
あせって、時間だけが過ぎていく感じでした・・・覚えているはずの宅建業法に時間をかけられず、不正解続出。
それでも本試験で43点取れた理由
・問題集をある程度の回数やっていたので、基本的なことは理解できていたのでは?
・模試でさんざんな目に合った後、予想問題集で問題を解く練習した。
その結果、50問を2時間で解く集中力がついた、時間配分ができるようになった、最初に45番から始めるっていう問題解く順番にも慣れた。
今回の勉強方法
勉強開始した時期、1日の勉強時間
勉強開始:2024年7月
勉強時間:平日は3~5時間、土日は5~7時間
※朝と夜に分けて勉強時間を確保しました
※合格までに必要な学習時間の500時間を、試験までの期間(約100日)で割り、毎日5時間勉強を目標にしていました。
使用した教材
・スッキリわかる宅建士 中村式戦略テキスト
2025年度版はこちら
・スッキリとける宅建士 論点別12年過去問題集
2025年度版はこちら
・2024年版 出る順宅建士 当たる!直前予想模試【模試4回分+最新過去問/全模試4回分解説動画付】(宅地建物取引士) (出る順宅建士シリーズ)
※教材選びのポイント
テキストと問題集は同じシリーズにすること!
内容がリンクしており、確認しやすいです。
具体的な勉強方法
1.まずはテキストを読んで、書いてあることを理解する
2.分野別問題集を4~5周(宅建業法と法令は5周、権利関係は4周)
3.予想問題集(4回分×2回)
4.10月初めにTACの模試
進め方
7月:1カ月かけてテキストを読んだ。覚えるべきことをルーズリーフにまとめて、目につくところに貼って覚えるようにした。
8月:分野別問題集をスタート。1カ月で1周ペース。(最初は問題解くのに時間かかる)
9月:分野別問題集2~4周目(2周目以降は1周目よりもサクサク進める)
10月:分野別問題集5周目・予想問題集・模試
※反省点
先にテキストを読むのはいいけど、時間が経つと忘れてしまうので、一つの分野を読み終えたら、問題集のリンクする部分を解く流れで進めればよかった。
おすすめの記憶法
宅建試験て、覚えることが多いですよね。ここでは、私が実践した4つの方法をご紹介します。
大量記憶表(棚田式)
覚えたことを、忘れる一歩手前で思い出す勉強法です。
勉強の進捗管理にも役立ちました。
私は下記のリンクからダウンロードしたものを自分仕様に少しアレンジして使いました。
大量記憶表の詳細はこちら
「大量記憶表」ダウンロードはこちら
覚えたいことを紙に書いて壁に貼る
歯磨きやドライヤーしながら見て覚えていました。(ドライヤーに15分ぐらいかかるので)
書き写すのが面倒な表はコピーするのもおすすめです。
勉強しない日を作らない
遠方への引っ越しや旅行がありましたが、隙間時間にアプリ、動画で勉強していました。
おすすめのyoutubeチャンネルは、棚田さん一択(他のチャンネルもいくつか見ましたが、ダントツわかりやすい!)
棚田行政書士の不動産大学【公式チャンネル・宅建】
間違えた問題は数日後に再度解く
間違えた問題のページには付箋を貼り、日付を書いておきます。
数日後に再度解いて、できてたら〇、できなかったら×を付箋に記載します。×をつけたものは翌日か翌々日に再度解く。
右側の解説のところで重要なところにマーカーひくと、試験直前の見直しに役立ちます。
まとめ
宅建は独学で誰でも合格可能な資格だと思います。
なにかのyoutubeで、「宅建で独学は無理」というチャンネルを見かけましたが、嘘です!
ただし、社会人の場合、勉強の時間を確保するのが難しいかと思います。
覚えたいことを紙に書いて壁に貼る、好きな時間にアプリやyoutubeで勉強するなど、机に向かわなくてもできる方法を取り入れるのがコツだと思います。