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4年目の春学期を終えて

こんにちは☕️

春学期が終わり、夏休みに突入しました。今年の春学期は色々と忙しくあったものの、充実した時間を過ごせたと思っています。

今回は、自身の春学期を振り返る日記のような内容です。

研究室生活

4月から希望の研究室に配属されました。

画像系の機械学習を研究テーマとして先生から薦めていただき、現在はモデル性能の向上に向けて勉強と試行錯誤をしています。

6月〜7月半までは院試対策やTOEICに時間を費やし、7月半ば〜7月末までは研究室ハッカソンに励んでいたため、まだまだ研究は始まったばかりです。

機械学習の実装にはKerasを利用していて、用途次第でさまざまなライブラリを併用しています。まだまだ未熟なため、今年の夏はKerasや画像認識系の書籍等を読み漁っていきたいです📚

8月の目標教材は下記の2つです。

開発アルバイト

4月からデザインとITを事業分野とする企業さまにアルバイトとして雇っていただきました。

業務内容としては、Azure KinectというMicrosoft社の高性能カメラを用いたWPFアプリの開発にあたっています。Azure Kinectが人の動きを検知してくれるため、何も装着しないタイプのモーションキャプチャを実装することが可能です。このデバイスを利用して、体を動かしながら楽しめるアプリケーションを開発することが私の役割です。

初めの1ヶ月は、初めてのC#やWPFに困ることがありつつも、公式ドキュメントやブログ等を参考にしながら手探りで開発にあたった勉強を進めました。Azure Kinectは去年に発売された製品で、使い道も難しいことからか開発に関する記事があまり多くありませんでした。また、Azure KinectはC/C++での記述が基本とされているため、WPF(C#)を用いた開発記事は尚更少なかったと思います。そのため、今後WPF×Azure Kinectの開発を望まれている方に向けてZennに記事を投稿したいと考えています。

自分は技術系の記事やプログラミングを1日に何時間もするのは気力が保たない方だったのですが、開発アルバイトを通じてそういった風に感じることはなくなりました。むしろ技術への興味が増し、最近では技術力向上のために自分の時間を使えるようになり嬉しく思います。来年のインターンシップまでには、DockerやAWS、TypeScriptとReact.jsなどといった主要技術を身につけていきたいです。学部4年のタイミングで技術志向が強くなるのは少し遅いなと自分でも思うのですが、何かを始めるのに遅すぎるということはないと思うので、悲観せず自己研鑽に励んでいきたいです。

専門用語発表会

4月末には専門用語発表会を行いました。

専門用語発表会とは、各四年生に専門用語が割り当てられ、その内容の調査と発表を行うというものです。内容や表現に関して、院生の先輩方からの指導のもと何度も修正を行います。

専門用語発表会は本当に大変でした。約3週間、スライドとレジュメの修正を何度も行い、リハーサルを3回ほど行った上で発表に臨みました。当日の手応えはあまり良くありませんでしたが、この3週間を通じて資料作成や発表に対する意識が向上したと感じています。質疑応答で問われやすい点を想定したスライド作りや簡潔に順序立てた相手への説明について勉強になった点が多かったと感じています。私は単純に話したいという欲求や自分がちゃんと調べたことを相手に知って欲しいという欲求があるため、質疑応答ではついつい冗長でまとまりのない回答をすることが度々あり、M1の先輩方にはご指摘をいただきました。スライド作りにしても、体裁や画像のサイズなどの見やすさに関わる点は、他の発表者に比べて、粗が目立つところがあったと思います。

まだまだ未熟なので、今後も同期や先輩方を見習いつつ、大学院卒業までに自分にまだ足りていない面を補っていきたいです。資料作成力や敬語についてはまだまだご指摘をいただくことが多く、来年の就活までには何とかしないとなと感じています。

TOEIC

6月20日(日)にはTOEICの午前試験を受けてきました。

目標のスコアは800でしたが、実際のスコアは855と目標を大きく超えていて嬉しかったです。3月からディクテーションやシャドーイングを地道に行ってきたことや5月から取り入れたリーディングの時間対策のおかげで功を奏したと感じています。

855でも十分嬉しかったのですが、欲張りな性格のためか今度は900以上を狙いたくなってきました。最近は研究やプログラミングの方に熱中していて、あまり英語学習に時間を割けていないので、時間の使い方を見直したいです…。

TOEICの学習方法や今後のスコアアップに向けた方針については別の投稿でまとめたいと思っています。

院試

7月10日(土)には大学院の入学試験を受けてきました。

5月と6月の時間の多くを院試対策に費やしました。院試に向けて準備をした科目は以下の通りです。

・解析学、線形代数、微分方程式

・情報数学(述語論理、写像、集合論など)

・Java(スタック、連結リスト、二分木、探索、ソートなど)

・メカトロニクスシステム(Z変換や制御図、手先位置や手先速度)

・情報通信理論(巡回符号、ランレングス)

・自然言語処理(CYK法、チョムスキー標準形、LR文法など)

・数値シミュレーション(LU分解、ガウスの消去法など)

情報工学科の学生として押さえておくべき科目ではあるのかもしれないですが、今後こういった科目の知識を使う機会があまりない気がしていて寂しいです。最近、応用情報技術者試験の問題を少し見てみたんですが、思っていたより被っている内容が多かったです。せっかく勉強したので応用情報にそのまま活かせたら良いなと思っています。

成績推薦組が5月と6月を研究に費やしていた中で、大学院入試に時間を費やしたのは悔しくありましたが、この時期に勉強習慣や生活習慣が整ったのは個人的には大きかったです。今後も身につけた習慣を活かして、学生生活、アルバイト、プライベートを両立していきたいです。

余談ですが、情報系でない他学科から同志社大学大学院 理工学研究科 情報工学専攻に進学したい人に向けてオンライン家庭教師をさせていただいていたりします。そういった方はかなり少なそうに思えますが、もしご興味ある方がいましたらこちらまでご連絡ください。(masaya.tanks07@gmail.com)

研究室ハッカソン

7月24日(土)には研究室内で開催されたハッカソンに参加しました。

当日の2週間前からペアの友人と準備を行い、アイディアの創出とアプリケーーション内容の構想を行い、実装を進めました。私たちのチームは研究室に放置された物品や忘れ物の発生を問題として着目し、放置物品や忘れ物物品を登録および管理するWebアプリケーションを開発しました。まだまだ改善点の残るアプリではありますが、下記のリポジトリに公開しています。

実装にあたってDjango、Bootstrap、LINE Notifyを利用しました。初めてDjangoを利用しましたが、約1週間程度で簡単な管理システムが作成でき驚きました。今回の経験を通して、webフレームワーク利用の開発、プロダクトの考案、エラーへの対処などといった面において経験値が上がったと感じています。

また、ペアの友人からスピーチ力の秘訣を少しだけ知れたことも今回の収穫だったと感じています。当日の発表に向けた彼の丁寧な発表原稿の作成と本番までのリハーサルの多さには驚きました。それだけ普段から準備を怠っていないからこそ、本番で実力が発揮されるのだと分かりました。

おわりに

長々と自分語りをしました。読者の方にとって特に有益なものではなさそうですが、情報系の学科に通う某4年生がどんな生活を送っているかを知っていただけるだけでも嬉しいです。

春学期をざっくりと振り返れたと思います。学生としての時間は残り僅かなので、自分の興味のあることに積極的に取り組んでいきたいです。

それでは、また次の投稿で。



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