限りなく本当に近い車の免許を取る話～２講習目～きっかけは後輩～

車の免許を取るきっかけは様々だと思う。やはり一般的に多いのは人生の節目の瞬間が多いのではないだろうか？

大学に入る前とか、就職する前とか、仕事を辞めた時とか……。

とにかく長い休みがある時に免許を取る人が多いように思う。もちろん仕事をしながら通いで免許を取る人もいる。

私の場合は会社を辞める時期が一緒だった後輩が有給消化中に合宿で免許を取ったと聞いたからである。

へえ～。免許って簡単に取れるもんなんだな～。なんかこんなに短期間で取れるなら私でもいけるんじゃない？新しい仕事まで時間あるし、いっちょやってみっか！（悟空風）

という極めて軽い気持ちで決めたのが、そもそも超絶甘かった。甘すぎる！スタバの抹茶クリームフラペチーノにトッピングでチョコソースとチョコチップを追加するぐらい甘すぎる！

もし、なんとなくで免許を取ろうとしている過去の自分に会えるなら言ってやりたい。

「おまえには運転のセンスがないから、取るのは大変だぞ！！」

と……。

のちに教習に苦しむ私に弟が言った。

「何の目的で免許を取るの？」

そんなの決まってんじゃん。なんか簡単そうだし、身分証明にもなるし、取っておいて損はないし、つまりは……

なんとなく！！

物事をなんとなくで決めてはいけない。しっかりと吟味し、本当に自分に必要かどうか、胸に手を当ててから教習所に行くかを決めましょう。

目的がはっきりしていないとつまづいた時に何のためにこんな苦しい思いをしているのかわからなくなるからだ。

事実、途中で辞める人も少なくない。実際私にはハッキリとした目的がなかったので、途中で辞めるかめちゃくちゃ悩んだ。

どうして私が辞めなかったのか一言でいうと……

意地。

つづく。。。

☆今回のポイント☆

・他人が簡単にできることが自分にとっても簡単にできるとは限らない。

・どうして免許を取るのか？目的がハッキリしていないとつまづいた時に辛い。