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限りなく本当に近い車の免許を取る話~11講習目~技能教習!初実車!ブレーキは優しく踏んで~
前回シミュレーターに乗ったので、今回から実際の車に乗ることになった。
まず紙を発行する。私の教習所は図書館とかで発行されるあのペラペラの紙みたいだった。
「やばい……緊張で震える……」
恐る恐る発行された紙を見る。そこには教官の名前と今回教習で使う車の番号が記載されていた。そして、病院の待合室みたいなところに同じ番号が記載されており、書かれた椅子に座って静かに時が来るの待つのである。
時間になるとチャイムが鳴り、教官がぞろぞろ現れた。
「○番の方~!」
番号を呼ばれたらその教官のところに行くのだ。あとあとになって思ったが名前を呼ばれてい行くのなら結局椅子に番号いらなくないか?時々自分の席に別の人が座っていたりして……
「すみません、そこ……私の席で……」
みたいな気まづい時がしばしばあった。
あと、チャイムがなる前に廊下で教官達が待っている。さすが時間厳守の教習所だ。教官はあらかじめスタンバっている。
というわけで、私も番号を呼ばれて教官について行く。教官に教習原簿を渡し、軽く挨拶をすると、教官は教習原簿を見つつ……
「靴は大丈夫だね。眼鏡も大丈夫」
などと言って服装の確認をするのだ。
これ、眼鏡が必要なのに眼鏡を忘れたら教習は受けられないので要注意!
靴は貸し出しをしていたから最悪大丈夫。まあ、すべての教習所でそろえているかはわからないが……。とりあえず眼鏡を貸し出す教習所はさすがにないと思う。
ちなみにどういう靴がダメかというと……
・ハイヒールなどの高さがあるもの
・サンダルなどのかかとを保護していないもの
などが上げられる。
つまり、ブレーキやアクセルがきちんと踏み込めるものでなければならないのである。
さて、初実車の話に戻る。
教官は私の教習原簿に目を通す。教習生が今どのくらいまで進んでいるかをハンコを見て判断しているようだった。また、コメントが書かれていることもある。情報共有のために必要な欄だ。
ちなみにこのハンコが押されないと第二段階に進む仮免試験を受けられない。てか、そもそも卒業できない。そして、毎回必ず押して貰えるものでもない。教官がダメだと判断するとハンコを貰えないのである。つまり、押して貰えないことが続くとその分お金がかかるのである。
判断基準はそれぞれの教官にもよるだろうし、その教官と教習生の相性やコンディションにもよるので沼にハマるとハンコ押して貰えない地獄になることもあるかもしれない。
そして、遂に初実車!
早速乗車する。運転する前に確認項目があり、それをチェックしないといけない。
・乗車(必ず後ろから車が来ていないかの確認をする)
・椅子の位置調整
・シートベルトを締める
・ハンドミラー調整
・バックミラー調整
・ハンドブレーキが下がっているか
・ブレーキの踏み心地の確認
それらが終わって初めてエンジンをかける。
エンジンをかけてブレーキに足を置き、ゆっくりとギアチェンジさせ、ハンドブレーキを下げる。私はオートマ車なので、ブレーキを足から外すと勝手に動き始めるので、エンジンをかける前にしっかりとブレーキを踏まないといけないのだ。
ブレーキを外し、教習学校内にあるコースを走り始める。
「とりあえず、今回はぐるぐるコースを回りましょう」
と教官に言われて、コースを回り始める。カーブにさしかかりり……
「カーブに入る前にブレーキを踏んでスピードをゆるめてください」
と言われるのだが、どうも上手くいかなかった。
おそらく原因はブレーキを踏むタイミング。
これが毎回遅いように感じる。ブレーキを踏むタイミングが遅くなり、カーブ中にブレーキを踏み直すことがあった。
「一緒に色んなことを同時にやらないほうがいいいから、カーブ中はブレーキを踏まない方がいい」
そう注意をされて、ブレーキの踏みが甘いままカーブを曲がると……
「スピードもっとゆるめて!」
と怒られ、教官側にある補助ブレーキが踏まれる。
教習車には教習生側にあるドライバーのブレーキと教官が座る助手席側に補助ブレーキが存在する。
車は歩く凶器と言っても過言ではないので、こうやって教習生がブレーキを踏み損なう時にとっさに踏んでくれるのである。
てか、ブレーキを踏むタイミングめちゃくちゃ難しい!
ただ、急にブレーキを踏むとかなり揺れる。私が初めて実車で運転した時は大きい体の教官だったからか頭を車内に何回もぶつけていた。
あまりにブレーキの踏み方が悪かったので……
「ブレーキが荒らすぎる。どういう感じか体験してみなさい!」
と言われて1回私も体験をした。教官的には「こんなに揺れて頭ぶつけて痛いでしょ!」というのを伝えたかったのかもしれないが、身長が低かったので、全く車内に頭をぶつけなかったことを覚えている。めちゃくちゃ揺れはしたが……。
とにかくブレーキの踏み方は静かに優しくしなければならない。乗車した人が酔ってしまうからだ。
「あれ?今、揺れた?」
ぐらいの感じにしなければならないのだ。
とにかく優しく……優しく……。
ちなみにカーブの時のブレーキの踏み方のポイントはカーブに入る前にブレーキを何回かにわけて踏むこと!
……という感じで初実車は色んな意味で終わった。
オレンジ色になっていた空が終わる頃にはすっかり暗くなってしまったのをよく覚えている。
夜の運転は昼間に比べて見えるものが少なく、更に注意を払わなければならいのだ。
なぜ初めての実車なのにこの時間帯にしたのだろう……?
つづく。。。
☆今回のポイント☆
・ブレーキはつま先から徐々に足全体で踏み込んでいく!(つま先だけではダメ)
・カーブに入る前に何回かにわけてブレーキを踏みましょう!
・夜の運転は昼間に比べて見えるものが少ないので、更に注意!
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