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まだ見ぬ世界への冒険を求めて
12月28日
いよいよ今年もクライマックスまであと3日です。
何事も
”終わりよければすべてよし”
の精神で日々生きております。
個人的に最近の楽しみは何と言っても
ワンピース1000話です。
ただいま週刊少年ジャンプにて連載中の
ワンピースは平成9年(1997年)34号(8月4日号)より連載開始から23年経過。日本の漫画では最高となる3億9000万部とギネス認定中の漫画。
アニメは平成11年(1999年)10月よりテレビアニメがフジテレビ系列で放送しています。
別noterの方の記事を読んでいたら
こちらの企画に目が留まり今回勝手ながら私も参加したく記事とします。
出会い ~なんだこの話~
私が夢中になったのは2004年で、丁度結婚して新居に入ってからのこと。それ以前より存在はもちろん知っていましたが、気にも留めていなかったです。
たまたま新居(アパートにて)に越したのち、ケーブルテレビの営業が有りあれよあれよと契約。多チャンネルの世界に誘われ、気が付けばフジテレビチャンネルを観ていると、そこにワンピースが放映していました。
丁度パンクハザード編
新世界に入ってからの話で、当時は何が何だか分からないままの視聴でした。独特の世界観、絵のタッチ、キャラクターの設定など、馴染めなかったけど、1話1話観ているうちに「あれ!このアニメ面白いかも…」
気が付けば前後ばらばらに観始め、その後半年を掛けて再度パンクハザード編にたどり着く。並行して漫画も読み始め現在は、なぜかドレスローザ編最終巻(79巻)から購入しています。
(変な購入の仕方。ファンなら全巻購入といきたいところだが、本を置くスペースが確保出来ず今に至る訳で…🙄)
巻数が増え現在は97巻。ワノ国編。
目指すそれぞれの目的のために集いし者たち
ルフィーから始まった”麦わらの一味”
ゾロ、ナミ、ウソップ、サンジ、チョッパー、ロビン、フランキー、
ブルック、ジンベイと仲間が集まり
目指すは”ひとつなぎの大秘宝ワンピース”
それぞれのクルーに目的が有り
ルフィー:海賊王になること
ゾロ:世界一の剣豪になること
ナミ:航海を経て世界中の海図を書くこと
ウソップ:偉大なる海の戦士になること
チョッパー:自分が世界一の薬(医者)になること
ロビン:ポーネグリフを読み解くこと
フランキー:自分の作った船で世界を旅すること
ブルック:友にもう一度会うこと
ジンベイ:友に託された約束を果たすこと
目的は違えども、それぞれがルフィーに惹かれ、ルフィーもそれぞれを必要として、同じ船に乗って冒険へと進んでいる。
強敵、立ちはだかる壁、絶望を乗り越え、共に戦い、乗り越えていく過程で仲間は強い絆で結ばれていく。
目的は大きく 夢 希望の彼方に見る高みを目指して
最終目的は”ワンピースを見つけること”
それはラフテルにあるとされている。
ルフィー達よりも20年前に海賊王ゴールドロジャーはラフテルに到達している。しかし、彼らは「俺たちが来たのは早すぎたようだ」と話しており、
彼らの次の世代に目的を託しており、それがロジャーの死ぬ間際の
「ワンピースはそこに置いてきた!!探せ!!」とあり
最強のライバルであり、戦友である白ひげも絶命の直前に
「ワンピースは実在する!!」と語り、富、名声、希望、野望を持つ者達のロマンを引き出させている。
冒険には出会い、別れ、友情、裏切り、約束、脱出、逃走、協力、戦い、
解放…
そう解放。自由への開放などが随所にちりばめられています。
そこにはドラマがあり、一つ一つ丁寧に描かれ、多くの伏線や謎解き
それらがやがて大きなひとつなぎの物語へと結ばれて行きます。
作品を俯瞰して見ると、なぜこれほどまでに私の心を離さないのは、この
自由への開放が心に刺さったからなのです。
これまで様々な漫画、アニメを読み、観てきましたが、これほどまで壮大な作りこまれた世界観は、なかなか見られないです。
作者の尾田栄一郎氏の魂を感じざるを得ません。
繰り返します、物語はいよいよ1000話になります。
今後どのような話の展開になるかは、作者のみぞ知るところですが、読者はこの冒険と共に、それぞれのリアルを生きています。
これまでの日本では多くの自然災害が発生し、更に震災や金融危機が起こり、諸外国では未だ戦争や紛争が起こり、民族間の憎しみ悲しみの悲劇の連鎖はやむことはないです。
コロナ禍において現代は窮屈で、夢や希望が見つけられにくい時代だと思います。これまでの価値観が大きく変わり、古い価値観から新しい価値観への移行期間の真っただ中です。
そんな中、ワンピースと言う壮大なストーリーは、この閉塞感に苛まれた現代に対しての挑戦であり、今を生きる全ての人への魂の物語であると解釈しています。
最後に私が好きな場面
数多く有りますが、アラバスター編の麦わらの一味がビビを再度仲間にする際、ビビがアラバスター王国再興のため加入を断った後、泣きながら
「また一緒に仲間と呼んでもらえますか!!」の場面
そして一味は海軍に追われる中、ルフィー達は声を出せずとった行動がこちら。
皆無言で背を向け左腕にある✖の印を掲げ
仲間であることを示し、アラバスター王国を去るシーンです。
一時的では有りましたが、ビビは麦わらの一味の仲間でした。
そんな友との別れ、目的が変わり別々の道に進む友を応援しつつ、またいつの日にか会えることを願ったシーンが心に残っています。
友と呼べる人はいますか?
今は遠くにいて、なかなか会えませんが、いつの日かそれぞれの成長を肴に酒を酌み交わし再会を期したいと思います。
今回の企画は大好きなワンピースのことを書きながら、遠くにいる友を思い書くことになり、楽しいひと時でした。
改めて、今回記事の企画をしていただきました
たまごまるさんに感謝をして終わります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは次の記事でお会いしましょう。
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