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第8話:いいじゃん似てる子がブスじゃないんだから。

でもって土曜日の昼ごろ、麻美子ちゃん「現嫁」「この時は女子高生」から連絡があって今日はお昼から用事があるからって、迎えの来なくていいからねって言って来た。
で、明日はこっちからマンションに行くからって・・・。
え?チャリで来るのか?って思ったけど、来るって言うんだからまあ
いいかと・・・。

で、次の日曜日の朝方、麻美子ちゃんがマンションにやってきた。

「来ったよ〜」

って言った麻美子を見て僕は固まったんだわ。
綺麗で長かった髪をばっさり切ってショートになってたからなんだな。

「え?髪、切ったの?」

「うん、イメチェンしちゃった」

「なんか、悲しいことでもあったか?」

「なに、言ってんの・・・」
「ショートにしたかったからしただけだよ」

「うそ〜長い髪のほうが好きだったのに・・・」
「何で、僕に相談もなく勝手に切ったの」

「だって・・・」

「勝手に切っちゃダメでしょう〜が」
「切るなら切るって言ってくれなきゃ、何やってんの・・・」
「前もって言っててくらたら切るなって言ったのに」

「だって、短いのも気に入ってくれると思ったから・・・ 」
「ショートも好きって言ってたじゃん」

「言ったけど、でも長いほうがもっと好きなんだよ!!」
「僕に何も言わないで切って・・ぶつぶつ・・・台無しじゃないか」
「勝手にそんなことして・・・」
「切っちゃったら、しばらく伸びないんだからな」

「そんなにムキにならなくていいじゃん」

そう言うと麻美子ちゃんは泣きべそをかき始めたのです。

え?まじで?・・・そんくらいで泣くか?・・・泣くなんて思わないじゃないかよ・・・僕はびっくりだよ。
そんなにキツく言ったか?

「え?、うそ・・・泣く〜?・・・」
「いやいやいや、あ〜ごめん、ごめん」
「ちょっと言い過ぎたよね」

「ほんとにごめん・・・違うから・・・」
「ね、ほらこっち来て」
「はい、ここに座って・・・」

僕は麻美子ちゃんの手をひっぱってソファに座らせて、なだめたり
スカしたり、ひたすら、焦る焦る。

本当はショート、よく似合ってたんだ、元が可愛いからね。

「いや、ちょっとびっくりしただけだから」
「いいよ、似合ってるよショートも・・・」
「麻美子ちゃんはどんな髪型にしても似合うからね」

「さっき、怒ってたじゃん」

「怒ってないよ・・・ぜんぜん怒ってない」
「よく見たらショートもいいな」
「エッチの時、他の女の子としてるみたいでいいかも・・・いいわ」
「とくにバックからやってる時とか、興奮しそう」
「おまんことケツ穴は変わんないけどな・・・」

「スケベ」
「浮気者・・・そんなことしか頭にないんか・・・」

「ないない、あはは」
「まあ、髪はさ・・・また伸びるしな」

「切っちゃったら、しばらく伸びないって言ったじゃん」

「あれ?そうだっけ?」
「髪切ったら誰かに似てるな・・・短くなって余計そう思うな」

脳裏に浮かんだことを適当に言ってごまかそうとする僕。

「ほんと? 誰に似てる?」

「え?・・・誰って?」
「え〜と・・・誰って言われても?・・・あ、ほら・・・トリ◯ドル?・・・」
「ちょっと違うな〜・・・でもそんな名前の子だよ」

「誰だっけ?・・・トリ◯ドルはすっと出るのにな・・・」
「ト・・・トト・・・トラ?」

「もしかして、それってトラ◯デン?」

「そうそうトラ◯デン・・・正解っ・・・つうかなんでその名前が出てこないんだ」
「でさ、鼻が似てるのかな?」

「え?そこ?」
「普通、雰囲気が似てるとかって言わない?」
「そんなんじゃ似てるって言われてもちっとも嬉しくないよ」
「って言うか、似てないし・・・向こうは髪だって長いし・・・私より綺麗だよ」

「あはは・・・ごめん、違ったかもしれない」

「なにそれ・・・もういい加減」

「ん〜じゃあさ・・・あの子・・・アン◯ェラ芽衣ちゃん」

「誰それ?」

「仮面ライダーセイバーのサウザンベースの人」

「仮面ライダー見てないから分かんないよ」

「ん〜じゃ〜さ・・・エ◯イザちゃん?とか?」

「エ◯イザ?・・・・どこの?」

「・・・だから池田エ◯イザちゃんだよ」
「ハーフだし・・・髪だってショートだし」

「もういい加減なことばっか言わない・・・似てないよ」

「トラ◯デンちゃんとかエ◯イザちゃんって、ぜんぜんタイプ違うし・・・向こうはハーフだし・・・」
「私はコテコテの日本人だよ」
「まじ、自分の好きなタイプの子を言ってるだけでしょ?」

「いいじゃん、似てる子がブスだって言ってるわけじゃないんだから」
「みんなべっぴん選んであげてるだろ?」

「あはは」

「笑った、笑った・・・要するに麻美子ちゃんはショートも似合うよって
言いたかったんだよ」

「ん?・・・なんか誤魔化そうとしてるぅ・・・」

「違うよ、本気でそう思ってるの」

麻美子ちゃんは目を細めて横目で僕をじと〜っと見た。

「ショートボブって言うのかな、ボーイッシュなセフレちゃんも新鮮で
まじいいかも・・・」

「セフレ?・・・セフレってなに?それ」

「あ・・・いやいや、そうじゃなくて彼女って言おうとしたんだよ」

「私のこと、そんなふうに思ってるの?」

「だから・・・思ってないって、言葉のアヤ・・・つい出ちゃっただけ」
「もういいじゃん・・・」

「私のおまんこがあったら、それでいいんだ」

「セフレ・・・彼女・・・似てるだろ?」

「ぜんっぜん、違うわ!!」

まじでつい、でちゃったなんだなセフレって・・・敏感な年頃だから気を
つけてモノを言わないと、すぐスネるから・・・。

で、機嫌とって宥めて、おまんこにこじつけてバックでおまんこしてると、やっぱり他の子とやってるみたいで、まじよかった。
でも騎乗位の時、長かった髪がもう僕の顔にかからないってのがね。
それってエロかったのに。
髪をかき上げるしぐさもないし・・・やっぱ髪は長いほうがいいかな。

つづく。

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