第16話:下のお毛々を剃ったら、めちゃ怒られたし・・・。
一度はやってみたい、見てみたいってパパは思ってた。
何をって?、僕はアイアイのパイパンが見たくて下《しも》のお毛々を剃らしてってお願いしてみた。
めちゃ嫌がると思っていたら、「いいよ」って・・・。
案外すんなりオッケ〜してくれたから、なんで?って聞いたらどうせ水着
着るからだって・・・ボケてんじゃん・・・今は夏じゃないけど・・・。
でもってアイアイにソファに寝そべってもらって・・・T字カミソリで
ジョリジョリ。
僕はこれでも昔は理容師をやってたことがあって日々客の髭を剃って
たので、毛を剃るのはプロだからね。
客の顔ヒゲと、あそこの毛じゃ全然違うけど皮膚を傷つけないコツは
ちゃんと知ってるんだ。
で、綺麗に剃られたアイアイのその部分は坊さんの頭みたいにツルツル
テン。
立ってもらって見て股を開いて見て・・・。
アイアイはお毛々がなくなった部分を見て苦笑いしてたけど。
「満足?」
って言われた。
「うん・・・満足」
とりあえずそう言っといた。
って言うのも、剃っちゃったあと後悔したから・・・。
剃らしてもらえたことは大いに満足したんだけど・・・だけど・・・だけど
全然エッチ〜くなくなった・・・お毛々がなくなるとモノ足りなくなっちゃたんだよね。
失敗したかな。
思った・・・お毛々はあったほうがいいって。
パイパンフェチの人にはそれでもいいかもしれないけど、僕は毛が
生えてるほうがいい。
剃っちゃったので新たなお毛々が生えてくるまでどうしようもない。
我慢するしかない。
でも病理学的にも生理学的にも、お毛々はあったほうがいいみたいだ。
汗やばい菌や雑菌から大事な部分を守ってくれるみたいだから。
何のためにモノはそこにあるのか・・・ちゃんと意味があるんだよね。
それを排除したり削除するのは逆に不自然なことなんだ。
でも、僕が自分の願望を満たしてしまったせいで、アイアイから剃った
ところが
「パンツにくっついて気持ち悪い!!」
って怒られた。
産毛まで、綺麗に剃っちゃってるからね。
初めて知ったよ、産毛がなんのために生えてるのか・・・。
皮膚とパンツが密着しないようクッションって言うか保護してるんだな。
それもちゃんと意味があるんだ。
人間の体って理に適ってて不思議でなんてすばらしい。
あと、新しいお毛々が生えかけの時にも・・・、
「チクチクして痛い!!」
って、また怒られた。
たぶん、もう剃らせてくれないと思う。
お毛々を剃って思ったけど僕はお毛々があったほうがいい派だ。
声を大にして叫ぼう、宣言しよう・・・お毛々はあったほうがいい〜。
だからね、やってみないと分からないこととか、思ったことと違う結果に
なることはよくあることなんだよね。
ま、なんでも一度はやってみないと納得しないから、僕は。
エチケットのために処理なさってる女性もいらっしゃるようだけど
以外と男性は、そのままがいいって人、多いんだと思う。
綺麗なほうがいいに決まってるけど場合によってはそうじゃないほうが
いいって場合もあるんだよね。
世の男性にはパートナーの下のお毛々は剃らない方がいいよって言っておいてあげよう。
きっと後悔するから。
アイアイも、剃らせて?なんて言った僕に苦笑い・・・一度剃らせてあげたら変態パパさんは納得するって思ったんだと思う。
これもカップルの可愛いコミュニケーションだと思えば。
まあ、君は並み居るおじさんの中からエッチいことに好奇心旺盛な変態な
僕を愛しちゃったんだからしかたないよね。
つづく。
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