見出し画像

「パンチドランカー」になってしまったボクサーのせつない話・・・

先日とある所で、70歳くらいの男性と知り合いまして、いろいろ話をしたんですが・・

何でもその人は、若い頃、関東のとあるボクシングジムで、ボクシングをされてたそうです😃

アマチュアですが、17戦して、一度も負けは無かったらしいです
(強いですね)

そのジム仲間に、
「パンチドランカー」
の、プロボクサーがいたそうです。

「パンチドランカー」
って、ご存知ですか?

ボクサーが頭部に、パンチをうけすぎて、脳にダメージが蓄積されておきる病気なんですが、

パンチドランカーの症状は、

頭痛、物忘れ、体のシビレ、バランス感覚の喪失、体の震え、攻撃的になる、うつ、認知障害、ロレツが回らなくなる・・・

などがあるらしいのですが・・・

そのボクサーさんも、パンチドランカーの症状に、かなり苦しんでいたみたいです。

そのボクサーのファイトスタイルは、試合中、顔を前に突き出して、
「打ってみろ」と、相手を挑発するような、スタイルだったので、かなり頭部を殴られてたみたいですね。

ジム仲間はみんな、「あの戦い方はやめろ」と、止めたそうですが、
本人はやめなかったそうです。
だから、パンチドランカーの症状は、ますますひどくなっていったらしいです・・・

そして、ある夏の日、

ジムの皆んなで、海に遊びに行ったそうです。

そして、夕方になったので、
「もう帰ろう」
と言う事になったんですが・・

なぜかその時、パンチドランカーのボクサーさんが、1人で海に向かって歩き出し・・・

そして突然振り返り、ジムの仲間たちに、手をふったそうです・・・

その後は、どんどん沖に向かって泳いで行き・・・

そして・・・

おぼれて亡くなったとの事です・・・

私にこの話を聞かせてくれた、元ボクサーのおじさんは、

「あれは自殺だったと思う・・・」

と、寂しそうに言ってましたね・・・・・。

いいなと思ったら応援しよう!

健康長寿研究家(猫好き仙人ちゃん)
【応援していただけたら、メッチャうれしいです(^0^)】いただいたチップは本の購入資金にさせていただきます。