結婚について私なりに考えてみた
私にとって結婚とは…
なんとなく憧れていたもの。
ぼんやりと「好きな人といつか結婚するんだ」「結婚して、子供ができて…」なんて考えていました、20代の頃は。
めちゃくちゃ結婚願望があります!というわけではなかったし、恋多き乙女でもなかったので、特になにもなく過ごしてしまった30代前半。
仕事の為、大学卒業してから12年間くらい一人暮らしをしていたのですが、その時思ったんです。
「あれ、これ、誰かと住むとかできないんじゃねーの…?」
一人に慣れすぎた結果ですね。家族以外と一緒に暮らすイメージが全くできなくなりました。
結婚なんて無理と思ってはいたものの、友達の結婚式に参加したり、結婚の報告を聞いたりする度に「うらやましいなぁ…」と思ってしまうんですよね。ないものねだり。隣の芝生は青く見える。まさしくこれ。
社会人になって恋愛のようなものが無かったわけではないんですよ。
お友達に紹介してもらったこともあるし、ネットで知り合った人と会ったこともある。婚活アプリや結婚相談所に頼ったこともあります。決して大きい声では言えませんが、不倫もしました。
それぞれ書く予定ですが、まあ、現時点で結婚していないのでわかりますよね。そうです。うまくいかなかったんです。
ある日、結婚相談所でお相手を見つけた友達に結婚の決め手を聞いたことがありました。
私「この人だ、って思ったの?」
友「いや、この人なら一緒に住めるかもって思った」
なるほどな、と思いましたね。
「好きな人」を作ろうとするんじゃなくて、誰かと住むことが無理と思っている私が「一緒に住めると思える人」を考えたらいいのか、と。すごく腑に落ちたんです。
それと、何気なく見ていたネット記事で、とある芸能人が「自分のことを好きでいてくれる」という理由で結婚を決めたことが書かれていたんです。
「もうこの人以上に私のことを好きな人はいないだろうな」って。
なにそれ素敵じゃん!!
この時から「一緒に住める人」「私を好きでいてくれる人」と一緒になりたいと私の中で決まりました。
今のお相手さんと再会して、いろいろな話をしたり、会って一緒に過ごしてたりしていて、二つが当てはまるか考えたんです。
喋ったら楽しいし、喋らなくても苦痛じゃない。
穏やかな人だから上から目線で話をすることはない。私の考えを受け止めてくれることがほとんどでありがたい。
もし一緒に住んだら、という仮定の話もした。なんなら老後の話までした。
今は遠いから妄想で楽しいだけかもしれない。近くにいたらぶつかることもあると思うし、思ってたのと違う…ってこともあると思う。けど、お相手さんとなら「一緒に住めるかも」って思えた。
「子どもできたら溺愛しそうだよね(笑)」なんて話していたら、お相手さんと子どもと3人で暮らしている夢を見て、「幸せ」を感じてしまった。
「私を好きでいてくれる」に関しては、約13年間も心のどこかで思っていてくれてた時点で当てはまっているので割愛。
「この人と結婚しなかったら(できなかったら)今後結婚することはない」と思っています。
末永くよろしく頼むよ、お相手さん。
タイトルについての余談なのですが、入力しながら頭の中でポルノグラフィティの「幸せについて本気出して考えてみた」という曲が流れてました。
すごく懐かしい。
小さい頃に思い描いていた私にはなれてないけど、私なりに今の幸せを考えていきたい。