で、結局nmmn/hnnmルールは誰のため?
死ぬ程語り尽くされたこのローカルルールについて、自分の考えを纏めたく思い記述していきます。
nmmn/hnnmルールって誰のため?
私は自分自身のためにあると考えます。
nmmnとは、実在する俳優自身に纏わる二次創作、考察。hnnmは、2.5次元舞台や実写映画のキャラクターに纏わる二次創作を指します。
ではnmmn/hnnmルールとは…と聞かれた時、明確な根拠を上げて説明できる人はいないはずです。ソースは無いからです。nmmn/hnnmルールを言葉で表現するならば、二次創作に関わった事があるオタク達の不特定多数の意見、経験則を持ち寄って形を成しているものです。
(概念的に“ルール”と呼びましたが、私はルールと呼ぶ事に違和感を覚えます。ルールとは必ず守らなくてはならない規律ですが、nmmn/hnnmルールは必ず守るべき規律ではありません。法整備されているものでも、社会的慣習でもありません。ローカルルールの一つです。)
私は、この形のないnmmn/hnnmルールとは二次創作する側である私個人の『行動理念』と考えています。行動理念とは『いかに行動すべきか考える、判断の拠り所となる基本的考え。行動に関する理念』(weblio辞典参考)です。
一部抜き出しますが、『判断の根拠となる基本的考え』です。二次創作に関わる全員が持つべき統一見解ではありません。個人がそれぞれ持つ創作、行動の基礎です。
行動理念としてnmmn/hnnmルールを捉えた結果、このルールは、ファンが二次創作活動を行う上で各自が持つ手綱のようなものではないかという認識に至りました。自身の手綱を強め行動したい人は行えば良いですし、緩やかにしたい方はその様に行動すれば良いのです。その手綱は短くも持てるし、長くもなる曖昧なもの。またその手綱は、他者を拘束したり、しばき回す道具ではありません。自身を律するための道具です。
nmmn/hnnmルールって誰のため?
私のためです。