私生(無属性)ぬいオーダー記録 〜準備号〜

自分でデザインした無属性ぬい(あちらでは「棉花娃娃」と呼ばれるタイプのコットンドールです)を、中国のぬいぐるみ工場さんへオーダーし、無事手元にやってくるまでの記録です。
随時更新して行きます。


SNSを通じて「棉花娃娃」の存在を知り、約9ヶ月。
元々手芸が好きでテディベア自作などが趣味のひとつだった私は、主に自作をメインに無属性ぬいの世界を楽しんでいました。

JPGOと呼ばれる海外産のぬいぐるみの団体注文に参加させて頂いたり、JPぬい(日本人の製作者さんが海外工場にオーダーして製作したぬいぐるみ)のお迎えをさせて頂いたりして、ぬい活も充実。
親しくしてくださる相互さんのおかげで知識も増え

「よし! そろそろ憧れの工場依頼も経験してみるか!!」

と思い立ったので早速リサーチ開始。

初心者こそ情報収集を全力で頑張るべきというのが持論なので、まずはXで非公開リストを作成し、良さそう!と思ったぬいぐるみ工場さんのアカウントを片っ端からリストに追加して行きました。

経験は検索じゃ手に入れられないけど、経験者のありがたい実録や感想は検索で手に入れられるのです!
ありがとう、SNS!
ありがとう集合知識!!


というわけで、
「工場依頼してみようかな!と思ったらこれをするといいよ」の初手としては

①気になる工場リストを作る。
②リスインした工場の作例写真を、過去投稿まで掘り返す。
プロフにWeibo(中国の有名SNS)へのリンクが貼ってあることも多く、大体はWeiboの方が情報が充実しているのでWeiboのアカウントも見に行く。
※あちらではVPNなどを経由しないとX(Twitter)が使えないためです。

たくさん作例を見るうちに、いいなと思う工場さんが大体絞れてくると思います。

続いて

③「◯◯(工場名)さん」「工場のアカウントの@以後」などでパブサ。そうすると、過去にその工場でぬいを作ってもらった人の作例や感想がHITする。
(先人に教えて頂いたライフハックです)

運が良ければ、ぬいの依頼から完成までの実録レポが出てきたりもします。

進捗は鍵アカでのみ公開されていたり、工場名を絵文字で伏せる文化があるので、めげない心で!!
(これは情報収集の大きな壁でもあるのですが、やむにやまれぬ事情もあるようです。この記事では関係ないので割愛。どうしても知りたい方は、個別に聞いて頂ければ私が先輩方からお聞きした事情を簡単にご説明はできます)

【ぬい製作は、工場選びから始まっている】

というのが私が「金言!」と思った先輩方のお言葉です。

・自分が作りたい体型を取り扱っているか
・つけたいオプションを取り扱っているか
・何が得意な工場か(刺繍が細かい、立体前髪が得意など)
・何が苦手な工場か(複雑な形状の特殊体型や髪型の再現は苦手、など)

という辺りはぼんやり解ってくると思いますし、解らないことは直接工場の窓口へ問い合わせれば、大体の場合丁寧に教えて頂けます。

その場合は、韓国語か中国語でお問合せするとスムーズに行くことが多いように思います。
元々「棉花娃娃」「無属性ぬいぐるみ」があちらの文化なので、公式アカウントは中国語か韓国語で運営されている場合がほとんどだからです。

稀に日本語や英語でも対応OKな工場さんもあります。

ただ「日本語で対応してもらえるから」ということ「だけ」を工場選びの決め手にはしない方がいいです。

言葉は、翻訳機能を使えば案外どうとでもなるので!

ということが、私が諸先輩方が乗り越えた苦労と涙の産物として教えて頂いたとても大事なことなので、これから工場オーダーを考えているみなさんのためにも共有させていただきますね!

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