【『週プロ』師弟対談(2)】ターザン山本!×布施鋼治〈vol.6〉[『週プロ』の表紙は30万円!?]
今回は平成版『喫茶店トーク!』の番外編として、元『週刊プロレス』編集長のターザン山本! 氏とその弟子の一人、布施鋼治氏が時空を超えて再会! もちろん、本対談のテーマもズバリ「『週プロ』とはなんだったのか?」(一部敬称略)。あ、酒が入っているのでご注意を!(笑)(聞き手◉“Show”大谷泰顕)
(⬆︎「『週プロ』とはなんだったのか?」を語り出したターザン山本! 氏&布施鋼治氏と『週プロ』編集長最後の号となった21年前の743号/96年7月23日号の表紙。ターザンカフェも絶好調!)
〈前回までの内容はこちら⬇︎〉
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(元『週刊プロレス』編集長のターザン山本! 氏が古き良き時代を熱弁!)
(⬆︎今回は、この号に関する話が登場!?)
▪︎MMA黎明期の重鎮たちは今
布施 昔って月曜の朝5時過ぎになると、共同印刷の担当者が原稿を取りに来ていましたけど、あれがものすごくプレッシャーでしたね。「さあ、皆さん、朝ですよお!」みたいな感じで(笑)。
——追い込まれるわけですね。あのー、布施さんは『週プロ』が一番最初に長州力に取材拒否された86年頃はどう思っていたんですか?
布施 いや、その頃はもうワンノオブゼム(たくさんあるうちの一つ)ですよ(笑)。それも、単に山本さんが仕掛けたケンカの一つ。
——そういう意識でしたか(笑)。じゃあ、たとえば布施さんは『UFC』を初めて観た時にはどう思ったんですか? 「ああ、ここまで来たか」と思いました?
布施 俺が観に行ったのは第2回大会(94年3月11日、米国コロラド州デンバー)だったけど。
——市原海樹とホイス・グレイシーの試合がありましたよね。
布施 ここまでやっちゃいけないっていうレベルでやっていたからね。
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〔関連項目〕
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⬆︎『空気を読んではいけない』担当編集者・幻冬舎の箕輪厚介氏他が激白!
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⬆︎Uとは? 長州とは? 元『週刊プロレス』編集長のターザン山本! 氏が古き良き時代を熱弁!
——目を突くこと、噛み付くことだけ禁止だったような。金的はアリだったんじゃないですかね。
布施 市原が出場した『UFC2』はUFC史上最も残酷な大会だったと思う。
山本 夢枕獏さんとか、大道塾はどうなんだ?
布施 仲良くしてもらっていますよ。獏さんとも年に数回飲むし。
山本 大道塾がオランダに取材に行ったりしていたじゃない。
布施 長田賢一とかね。
山本 彼はどうしているん?
布施 長田は仙台で元気にやっていますよ。
山本 市原海樹は?
布施 市原は渋谷でなんでも屋をやっていたみたいですね。
——なんでも屋!
布施 10年くらい前かな? 今は何をやっているか知らないよ。
山本 ヒクソン・グレイシーに負けた西良典さんは?
布施 西さんとはこの前、飲みましたよ。
山本 飲んだ?
布施 今は接骨院を何店舗か経営しています。悔しかったのは会計の時に飲み代を払おうとしたら、「間違いなく、俺のほうが金を持っているから俺が払う」って払わせてくれなかったですね。
——カッコいいなあ。
山本 いいじゃない。
布施 昔、昔、高田馬場で私と若林太郎が一緒にやっていた事務所に「すみません。カネがないから泊めてください。寝袋ありますから」って来たことがあるんですよ(笑)。
山本 パチパチパチ!
——最高ですね!
以下、その内容の一部を紹介
▪︎対談本『取材拒否』を発刊したい
▪︎今日、一番のいい話
▪︎『週プロ』の表紙は30万円!?
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