【直撃】“RIZINバンタム級王者”堀口恭司！「天心戦は今年の大晦日に！」

　圧倒的な強さでRIZINバンタム級トーナメントを制し、２日間にわたって『RIZIN』年末興行のメインを務めた堀口恭司（27）。激戦の右目の腫れが引かぬ元日、UFC帰りのメジャーリーガーは早くも先を見据え静かに口を開いた。噂される那須川天心とのキックルール戦、そして、まさかの仰天カードの実現はあるのか！？（聞き手◉M.M）

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▪︎『RIZIN』のメインは自分

——今日は試合後でお疲れのところ、ありがとうございます。

堀口　いや、全然、疲れてないっすよ。

——その顔で疲れてないって言いますか!?（笑）

堀口　顔だけですよ（笑）。

——29、31日と連続でメインイベンターでしたけど、その分、疲労があるんじゃないかと。

堀口　関係ないですね。何試合目でもやることは一緒ですから。

——やっぱりメインイベンターにこだわりはありますか？

堀口　うーん…メインをやるべきなのは自分だと思っています。エースは自分です。ただ、試合時間が遅いのはあまり好きじゃないし、待ち時間が長いのは苦手なんですけどね（笑）。

——堀口選手は他人を意識されないというか、会見でも他の選手を挑発されないですよね？

堀口　他の人を悪く言っても意味ないですからね。そういうのは好きじゃないし、武道家が、それをやってどうするの？　って。自分のツイッターだったら、自分のことを発信すればいいだけなんで。

——自分のことをアピールするのは得意？

堀口　それは、あんまり得意じゃないっすね（笑）。

——海外の格闘技だと、選手同士が互いのツイッターで「俺と戦え」とか口撃し合いますよね。日本はそういうことが少ないですけど、堀口選手はこれから、そういうことは…？

堀口　俺はやらないですね。もし、言うんだったら直接、言えばいいんで。

——SNSじゃなく、直接いってこいと。

堀口　そう。あの…前にマネル・ケイプがツイッターで俺に絡んできたんですよ。

（２０１７年１２月３０日、マネル・ケイプはtwitterで堀口を挑発した）

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——あ、ありましたね。

堀口　でも、興味ねえから、「あ、そう」って既読無視しました（笑）。

——既読無視！（笑）　口ではなく、試合内容で語ると。

堀口　でも、あまり自分はインスタとかツイッターでアピールしないんで、それはもっと増やさなきゃとは思います。

——堀口選手は会見でも、すごく自然体というか、普段のままですよね。今日の会見のわきにいたマネル・ケイプなんかは、かなり目立つスーツでしたけど。外国人選手は試合前の計量のときもアピールがしっかりしていますよね。それって日本に足りないところだと思いませんか？

堀口　人それぞれじゃないですか。やりたい選手がすればいいので別に必要ないと思いますよ。

（⬆︎昨年末の『週刊少年チャンピオン』にて『刃牙道』を連載中の板垣恵介先生との対談を行なった堀口。じつはこの際、すでに那須川天心とのキックルール戦をぶち上げている！）

以下、その内容の一部を紹介

▪︎日本で格闘技は普及するのか？
▪︎日本で『RIZIN』×『UFC』が開戦!?
▪︎「天心戦は今年の大晦日に！」