【直撃】“リアル刃牙”那須川天心! 「新しい時代は新しい時代の人が作っていかないと!」
来る7月30日、さいたまスーパーアリーナでの『RIZIN』において、才賀紀左衛門とのMIXルール戦(1Rがキック、2Rが総合)が決まった那須川天心。両者とも打撃を得意とするだけに、1R内での決着も考えられるこの一戦。今や天心は『RIZIN』における若きエースとも呼ぶべき存在になりつつあるが、今回のインタビューで天心がその先の未来を見据えていることが発覚!? 果たして才賀戦の結末は? そして今後の『RIZIN』はどーなる!?(聞き手◉“Show”大谷泰顕)
(⬆︎公開練習後、抹茶フラッペを口にする天心。至福の刻!?)
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▪︎「(才賀は)ビビっている!」
――今、公開練習が終わったところなんですけど、まず今の心境を教えてください。
天心 うーん……(と少し考えた後に)、やっと(ルールが)決まったなって感じですね。勝負論のあるルールになったなって思います。
――初めてMIXルールっていう提案をされた時にはどう思いましたか?
天心 僕はどんなルールでも良かったんですけど、ただ長々とやるつもりはないので。
――会見でも「1ラウンドで倒すつもり」と口にされていましたね。
天心 それはいつもそうなんですけど、今回もその勢いで行きます。
――今回は各ラウンドとも各5分になりますけど、それ用の練習を特別にしたりするつもりですかね?
天心 まあ、そこはいつもと変わらないです。いつも以上に気合いを入れて練習していくだけなので。
――一番、何を気をつけるつもりでいますか?
天心 まあ、ディフェンスが凄く得意な選手なので、しっかり穴を突いていこうと思います。
――聞いた話では、才賀紀左衛門選手とは、過去に練習というか交流があったそうですよね。
天心 何回か交流はありましたし、昔からお世話になった方の一人なんですけど、ただ、(試合を)やるとなったら、僕は格闘家なので、倒しに行くしかないですね。
(⬆︎『週刊少年チャンピオン』2017年4月27日号では『刃牙道』を連載中の板垣恵介先生とも対談。板垣先生から直筆の似顔絵を渡されるという仰天のサプライズも。果報者すぎる!!)
――実は才賀選手本人に話を聞いたら、「これがキックの団体で、キックの試合だったら天心とはやらなかった。ただ、ここは『RIZIN』という舞台だから、やる意味があるんじゃないかと」というような話をしていたんですね。
天心 それを聞いて、ちょっとビビってるなって思いますね。
――ビビっている!
天心 そういう印象はあります。向こうは(2Rの)MMAルールになるまで逃げると思うんですよね。
――逃げますか。
天心 そう思います。だから僕は、それをさせない闘い方をしたいと思います(キッパリ)。
――さっきあった会見でも、才賀選手から「天心は天才やから」と言われていたじゃないですか。
天心 はい。
――そう言われることはどう思います?
天心 それはあの人のことだから、いろいろ考えて言っているんじゃないかと思います。
(⬆︎対才賀戦、注目のルールは1Rがキック、2Rが総合のMIXルールに!)
――考えがあって?
天心 はい。僕はあんまり真に受けていないので。絶対に本人は自信があるだろうし、そんなことを言って、僕を油断させる作戦かもしれませんし。
――褒め殺し的な言い方をしていると?
天心 そうです! だから僕はそういうことは一切気にしないです。
(⬆︎この一戦は、来る7月30日のさいたまスーパーアリーナでの『RIZIN』にて!)
以下、その内容の一部を紹介
▪︎「(才賀が)壁に? すぐにぶち壊します」▪︎気になる北岡×矢地戦の意味▪︎他ジャンルの同世代人への意識▪︎(アリのように)「政府を敵に回せるくらいの存在になりたい!」
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