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【連載】平成版『喫茶店トーク!』〈第34回〉withターザン山本![格闘技のしょっぱさとは何か?]

 今回は久々に平成版『喫茶店トーク!』を更新のため、元『週刊プロレス』編集長のターザン山本! 氏を迎え、単独インタビューを敢行。テーマはズバリ「格闘技のしょっぱさ」について! 迷わず読めよ、読めばわかるさ! 果たして、古き良き時代の風景がここに!?(聞き手◉“Show”大谷泰顕


(⬆︎「格闘技のしょっぱさ」を語り出したターザン山本! 氏と『週プロ』編集長最後の号となった20年前の743号/96年7月23日号の表紙。ターザンカフェも絶好調!)

〈前回までの内容はこちら⬇︎〉
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(元『週刊プロレス』編集長のターザン山本! 氏が古き良き時代を熱弁!)


▪︎スマホは資本主義、最大の武器


――山本さん、今回は4カ月ぶりに通常営業の「喫茶店トーク」をお届けしようと思います。

山本 うん。

――山本さんのtwitterを確認していたら、最近、あの10・9の高田延彦×武藤敬司戦(95年10月9日、東京ドーム)の映像を観たことが掲載されていましたね?

山本 観たよ。

――率直に言ってどう思ったんですか?

山本 なんてしょっぱい試合なのかと思ったよ!


――あら? そこまで言うような雰囲気でしたかね?

山本 いやあ、あれはしょっぱいよ。

――しかし、現場では決してそう思わなかったでしょう?

山本 その時は完全にできあがっているから。だけど、あれはないだろう。二人とも「お仕事」でやっているように見えるもんなあ。

――ヒドいですねえ。あれだけ盛り上がったのに。解説を猪木さんがやっていたでしょう?

山本 猪木とマサ斎藤だったよ。

――前にも言いましたけど、猪木さん、不機嫌なんですよね、あの試合。

山本 うん。


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〔関連項目〕
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――それから局地現象のマット界ですけど、今年も『G1クライマックス』が終わりましたね?

山本 内藤(哲也)が優勝したんでしょ?

――そうらしいですね。そこそこ盛り上がったんでしょう?

山本 いやあ、盛り上がったところで、雑誌を買うファンとは違うんだよ。

――あらー、それは我々のような人間からすると死活問題ですね。

山本 その場を楽しむだけのファンなんですよ。

――その場を楽しむだけのファン!?

山本 わかりやすく言うとね。一次情報だけで終わりなわけよ。満足なわけ。

――一次情報だけで?

山本 俺たちはその先の、二次情報、三次情報を楽しんでいるわけだよな。

――それは、やっぱりスマホの普及も大きく関係しているわけですよね。

山本 関係していますよ!

――スマホで最新情報は取れちゃいますもんね。

山本 うん。資本主義、最大の武器ですよ、これ!

――そうかもしれないですね。それにどう関連するのか。この前、「青木真也は面白い」って電話してきたじゃないですか?

山本 ああ、うんうん。何を言っていたんだっけ、俺は。

――タオルの投入があった、 プロボクシングWBC世界バンタム級タイトルマッチ(8月15日、王者・山中慎介が防衛に失敗)に関して山本さんがつぶやいたら、青木真也が「これからですね」と返してきたっていう話です。

山本 あの時、青木は頭がいいなあって思ったんだよ、俺。

以下、その内容の一部を紹介
▪︎格闘技のしょっぱさとは何か?▪︎ザ・グレート・サスケの朝ご飯▪︎123da乱入!


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