【直撃】“元祖・天才”才賀紀左衛門の胸中!〈後編〉 「天心戦の決め技はティラノサウルス拳!」
来る7月30日、さいたまスーパーアリーナでの『RIZIN』において那須川天心との対戦が決まった才賀紀左衛門。お互いに打撃を得意とし、かつ親しい時期もあったという両者。それだけに才賀を直撃すると、特別な思いを持って挑むことが発覚した! なお、本インタビューはルールが最終決定する前に行なったものだが、それでも才賀の思いは十分に伝わるはず。これまで何度か『RIZIN』に参戦しながら勝ち星の恵まれなかった才賀だが、今回は勝利を手に入れることができるのか。果たして今後の『RIZIN』はどーなる!?(聞き手◉“Show”大谷泰顕)
(⬆︎かつて『K-1』甲子園を湧かせた男が、今度は高校生である天心の壁になる!)
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▪︎「山本アーセン戦は運がなかった」
――堀口恭司がこの間の会見にアメリカからメッセージを寄せて、「ぶっちぎりで強さを見せます。所さんは尊敬しているけど、いつまでも『PRIDE』や『HERO’S』で活躍していた選手が活躍したら面白くない」っていうようなことを言っていたじゃないですか。
才賀 言われていましたね。
――他には「軽量級のメジャーは『UFC』じゃなく『RIZIN』だと思ってもらえるような動きを見せたい」とも言っていたと思うんです。
才賀 僕もそう思いますね。今『UFC』のバンタム級のチャンピオンのコーディ・ガーブラントっていう選手とスパーリングをしたことがあるんです。
――あ、そうなんですね。
才賀 その時はまだチャンピオンではなかったけれど、そんなに強いと思わなかったし。だから『UFC』っていうけど、そんなに恐れることはないし。紙一重だと思いますよ。
――紙一重!
才賀 契約している選手が多いだけで。
――当然、金網とリングの違いを含め、いろいろ違いはあるから単純に比較はできないでしょうけど、あの堀口恭司のコメントはうまかったと思うんです。
才賀 うまいですね。
――ちゃんと物議を醸せるコメントをワザと発しているなと。
才賀 うん。
(⬆︎『RIZIN』のリングでも得意の飛びヒザ蹴りを披露済み!)
――そういった発言にしろ、堀口恭司もこれまでとは違う部分を出し始めましたよね。
才賀 そうなのかもしれないですね。
――ちなみに『RIZIN』での才賀紀左衛門話に戻ると、昨年の山本アーセン戦(9月25日、さいたまスーパーアリーナ)もなかなか見ごたえのある試合でしたよね。
才賀 いやあ、あの試合は俺の肩が外れハズれましたからねえ。
――激闘を物語っていますよね
才賀 肩が外れハズれていなければ、俺がKO勝ちして仕留めてやったのに。ああいうのは運がないなって思いますよね(苦笑)。
(⬆︎対天心戦、注目のルールは1Rがキック、2Rが総合のMIXルールに!)
――運が?
才賀 日頃の行ないが悪いのかなって思いましたね(笑)。
――さっきも言いましたけど、結果は残念だっだとしても内容的にはハズレていないですよね。
才賀 そう言ってもらえると嬉しいです。俺も全力でやっているし、総合は寝技もあるし、まだまだ得意なわけじゃないから。これが立ち技ならあれもできるし、これもできるから、自分も楽しみながらやろうっていう感じなんですけど、総合は必死。
――必死!
才賀 とにかくぶっ飛ばしてやろうと思って。
――とにかくぶっ飛ばす!
才賀 逆に伊藤誠一郎戦(2017年4月16日、横浜アリーナ)ではだんだん慣れてきているのがわかったから、ちょっとずつ変わっていくと思います。
(⬆︎この一戦は、来る7月30日のさいたまスーパーアリーナでの『RIZIN』にて!)
以下、その内容の一部を紹介
▪︎「勝ちにはこだわっていきたい」▪︎「◯◯◯には(堀口恭司に)勝ちます」▪︎決め技はティラノサウルス拳!
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