大反響御礼!【連載】猪木とは何か?〈親族編〉サイモン・ケリー・猪木、その半生を激白!(4)「藤田和之の引退騒動を振り返る」
アントニオ猪木の娘婿にして、元・新日本プロレス社長と現IGF取締役の肩書きを持つ男。それがサイモン・ケリー・猪木である。その肩書きが示す通り、サイモンの人生は常に激動の中にあった。
そんなサイモンが半生を振り返る大反響の連載。注目の第4回は、最近、引退騒動が持ち上がった藤田和之に関して。迷わず読めよ。読めばわかるさ!(聞き手◉“Show”大谷泰顕)
〈前回までの内容はこちら⬇︎〉
【連載】猪木とは何か?〈親族編〉サイモン猪木、半生を語る!
(素顔のA猪木とその愛娘・猪木寛子、そして倍賞美津子…、親族のみが知る真実!)
▪︎藤田和之の引退騒動を振り返る
――サイモンさん! 実は過去3回記事にしたこのインタビュー、大好評なんですよ。
サイモン そうなんですか? わけわかんないね。ホントわかんない(笑)。
――アクセス数では非常に反響が高いんです。
サイモン マニアのマニアが読んでいるんでしょうかね。
――ポイントの一つは、たぶん倍賞美津子幻想が高いんじゃないかと思いますね。
サイモン そっちなのか。あー、なるほど。なるほどね。
――猪木寛子さんもそうですけど、美津子さん幻想はあると思いますね。
サイモン あんまり出ていない話だったかもしれないですね。
――サイモンさん自身には反響はありましたか?
サイモン たぶん、(記事を)観たんだと思いますよ。何人かから「観ました」とか「チェックしました」って反応があったから。だから、観てもらっているんだな、っていうのはありましたけどね。それに対して何かっていうのは、こっち(東京)にいないからわからないですけど、でも、ありがたいですよね。自分なんかの話を聞いてもらって。
――いえいえいえ。サイモンさんにも絶対に残しておかないといけない話が結構あるんですから、当然です。
サイモン そうなんですかね。
――あのー、サイモンさん、実は今回は、半生を語っていくのもそうなんですけど、聞いてみたい話があるんです。
サイモン ええ。
――それは何かっていうと、藤田和之に関して!
サイモン ああ……。
(⬆︎サイモンのTwitterより。引退騒動前、藤田和之とのカフェでの打合せ風景)
――やっぱり、最近の引退云々に関して、非常に気になっているファンも多いと思うんですよ。
サイモン そうでしょうね。
――ここまでの流れをおさらいすると、その引退騒動が湧き起こって、『東スポ』(10月10日付)によると、10月6日にアントニオ猪木に会ったと。
サイモン 会っていますね。
――そこには「(猪木に藤田が)大粒の涙を流しながら引退を報告」と書かれてありました。
サイモン (猪木に会いに)行ってくるっていうのと、行ったっていうのは知ってますね。ただ、会った時の内容は知らないです。両サイドから話を聞かないと、よくわかないし。
――その前に出た『東スポ』(10月1日付)には、サイモンさんの言葉で「引退させない」と発言していて、「引退ではなく(バルトと)あんな感じでの試合のために“いったん区切り”という意味の発言と解釈しています。藤田選手にとってはプロレスも格闘技も大事なフィールドなので、私はまだまだ引退するとは思っていません」と書いてありました。
サイモン ええ。
――あのー、そもそもなぜ藤田和之が辞める辞めない、みたいな話になっちゃったんですかね?
サイモン それはやっぱり試合(9月25日、さいたまスーパーアリーナで闘った、『RIZIN』でのバルト戦)ですよ。
――バルト戦?
サイモン 藤田さんは、バルトには勝てると思っていたんだと思うんですよ。でも、いざやってみたらああいう結果になって、自分はもうMMAでは通用しないのかなって、そういう壁に当たっちゃったんじゃないですかね?
――壁に?
サイモン 『RIZIN』ではバルトっていう新しいスターが出て来て、他にも若い選手が出て活躍して来ているじゃないですか。そういうのを見て、もう俺は邪魔なんじゃないか、必要ないんじゃないかって思ったんじゃないかと思うんですよ。自分の時代は終わっちゃったのかなっていう。
――気を回しすぎですよね、それは。
サイモン だから、いろんなことが一気に重なっちゃったと思うんですよね。
以下、その内容を一部紹介
▪︎引退騒動の発端は一部のマスコミとの認識の違い!?
▪︎藤田の復帰は、猪木がピンチに陥ったら?
▪︎藤田和之のやり残したこと
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