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【連載】直撃・青木真也!〈46〉 証言!『DREAM』(18)「伝説の自演乙戦〜未だに魔裟斗が嫌い」
(⬆︎2010年もまた、“バカサバイバー”が大晦日のリングに!)
(⬆︎“バカサバイバー”の最新刊、絶賛発売中!)
青木真也が『DREAM』を語っていく、大反響のインタビュー企画。右腕を骨折させ、暴言を吐き、中指を立てるなど物議を醸した廣田瑞人戦から1年。2010年の大晦日、“バカサバイバー”の対戦相手となったのは“コスプレファイター”長島⭐︎自演乙⭐︎雄一郎だった。今回は青木本人が「ベストバウト」と公言する、あの伝説の一戦を振り返る!(聞き手◉“Show”大谷泰顕)
『Dynamite!! ~勇気のチカラ2010~』(2010年12月31日、さいたまスーパーアリーナ)
第1試合 アントニオ猪木プロデュース IGF特別ルール 5分3R
○ 鈴川真一 vs. ボブ・サップ ×
不戦勝(戦意喪失による試合放棄)
第2試合 DREAMウェルター級ワンマッチ 5分3R
○ アンディ・オロゴン vs. 古木克明 ×
3R終了 判定3-0
第3試合 DREAMフェザー級ワンマッチ 5分3R
○ 宮田和幸 vs. 宇野薫 ×
3R終了 判定3-0
第4試合 DREAMフェザー級ワンマッチ 5分3R
○ 所英男 vs. 渡辺一久 ×
3R 2:50 腕ひしぎ十字固め
第5試合 DREAM無差別級ワンマッチ 5分3R
○ 泉浩 vs. ミノワマン ×
3R 2:50 TKO(レフェリーストップ:パウンド)
第6試合 DREAMヘビー級ワンマッチ 5分3R
○ セルゲイ・ハリトーノフ vs. 水野竜也 ×
1R 1:25 KO(右膝蹴り)
第7試合 K-1ヘビー級ワンマッチ 3分3R
○ ゲガール・ムサシ vs. 京太郎 ×
3R終了 判定3-0(30-28、29-28、29-28)
第8試合 DREAM特別ルール 1R3分、2R5分[1]
○ 長島☆自演乙☆雄一郎 vs. 青木真也 ×
2R 0:04 KO(右膝蹴り→パウンド)
第9試合 DREAMヘビー級暫定王座決定戦 5分3R
○ アリスター・オーフレイム vs. トッド・ダフィー ×
1R 0:19 KO(スタンドパンチ連打)
※オーフレイムが王座獲得に成功。
第10試合 DREAMヘビー級ワンマッチ 5分3R
○ 石井慧 vs. ジェロム・レ・バンナ ×
3R終了 判定3-0
第11試合 DREAMウェルター級タイトルマッチ 1R10分、2・3R5分
○ マリウス・ザロムスキー vs. 桜庭和志 ×
1R 2:16 TKO(ドクターストップ:右耳の裂傷)
※ザロムスキーが王座の初防衛に成功。
第12試合 K-1 MAXライト級ワンマッチ 3分3R
△ 大和哲也 vs. 西浦"ウィッキー"聡生 △
3R終了 判定1-0(30-30、30-30、30-29)
第13試合 DREAMウェルター級ワンマッチ 5分3R
○ ジェイソン・ハイ vs. 桜井"マッハ"速人 ×
3R終了 判定2-1
第14試合 DREAMライト級ワンマッチ 5分3R
○ 川尻達也 vs. ジョシュ・トムソン ×
3R終了 判定3-0
第15試合 DREAMフェザー級タイトルマッチ 1R10分、2・3R5分
○ 高谷裕之 vs. ビビアーノ・フェルナンデス ×
3R終了 判定3-0
※高谷が王座獲得に成功。
以下、今回の記事の一部を紹介
自演乙戦の発表が12月13日になった事情
実は別の対戦相手の噂があった!?
生意気な発言
『DREAM』との決別につながる言葉
「未だに魔裟斗が嫌い」
(⬆︎幻冬舎刊・青木真也著『空気を読んではいけない』)
〈前回までの内容はこちら⬇︎〉
《【連載】青木真也は本当に空気を読んでいないのか?の記事一覧》←ハッシュタグ #青木真也 をクリック!
⬆︎『空気を読んではいけない』担当編集者・幻冬舎の箕輪厚介氏他が激白!
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〔関連項目〕
《【連載】青木真也は本当に空気を読んでいないのか?の記事一覧》←ハッシュタグ #青木真也 をクリック!
⬆︎『空気を読んではいけない』担当編集者・幻冬舎の箕輪厚介氏他が激白!
《【連載】平成版『喫茶店トーク!』の記事一覧》←ハッシュタグ # 喫茶店トーク をクリック!
⬆︎Uとは? 長州とは? 元『週刊プロレス』編集長のターザン山本! 氏が古き良き時代を熱弁!
▪︎自演乙戦の発表が12月13日になった事情
――さあ、今回も『DREAM』を振り返っていきますよー。
青木 今回はなんでしたっけ?
――今回は、いよいよ“バカサバイバー”のベストバウトの話を訊いていきたいなと!
青木 長島(⭐︎自演乙⭐︎雄一郎)戦かー。
――です!
青木 あれねえ……(なぜか嬉しそうに)。
――大会名は『Dynamite!! ~勇気のチカラ2010~』(2010年12月31日、さいたまスーパーアリーナ)だったんですけど、まず最初に訊いてみたかったのは、最初にこの大会の開催発表会見があったのは、11月4日だったんですね。
青木 ええ。
――そのあと11月19日に第一弾カードの発表があって、そこではまず高谷裕之 ×ビビアーノ・フェルナンデスによるDREAMフェザー級タイトルマッチが公にされたんです。
青木 はい。
――そのあとに第二弾カードとして、青木×長島によるミックスルール戦を含む3試合と、参戦予定選手2名が発表になったんですけど、なんとそれは12月13日でした。
青木 そんなにかかったんだ(苦笑)。
――そうなんです。大会までもう3週間を切っての発表でした。そこで疑問なのは、なぜそんなに時間がかかったのか。
青木 ああ……。
――1年で一番大事な大晦日の大会なのに不思議というか、謎ですよね、どう考えても。
青木 なぜもつれたのか。
――そう、その理由を知りたい!
青木 じゃあ、そこから話しましょうか。
――お願いします!
青木 そもそも青木×長島戦ていうのは『DREAM』側の提案じゃなかったんですよ。
――というと?
青木 その頃、『DREAM』とは別にヘビー級の『K-1』と、中量級の『K-1 MAX』があったじゃないですか。
――ありましたね。
青木 それぞれ独自の路線を進んでいて、その三つが一度に見られるのが大晦日の『Dynamite!!』だった。
――そうでした。
青木 例えば『DREAM』を運営していた加藤(博之=『DREAM』の責任者)軍団の人脈で、『DREAM』には不向きだけど、ヘビー級の『K-1』や中量級の『K-1 MAX』向きの選手はそっちに出して、逆に『K-1』向きではないけど、『DREAM』向きの選手は『DREAM』に出して、というやり方をしていたじゃないですか。
――ええ。
青木 だけど、『K-1』を運営していた谷川(貞治=K-1イベントプロデューサー)軍団と、加藤軍団の思惑というか、考え方にズレがあって、どうにかそこまではやってこれたものがなかなかうまくいかなくなった。
――ズバリ言ってしまうと、カネですよね。
青木 それだけじゃないでしょうけど、それもあったと思います(キッパリ)。
(⬆︎『空気を読んではいけない』を出版した幻冬舎・見城徹社長が、『プライドの怪人』を出版していた頃の百瀬博教氏と一緒に写ったもの。ちなみに当サイトでは、実録! 『PRIDE』の怪人・百瀬博教 を大好評連載中!)
▪︎実は別の対戦相手の噂があった!?
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