【連載】平成版『喫茶店トーク!』〈第27回〉withターザン山本![人生相談](6)「仕事と遊びを使い分けるには?(2)」
今回の平成版『喫茶店トーク!』は、元『週刊プロレス』編集長のターザン山本! 氏を迎え、当サイト初の「人生相談」を開幕! 注目の第6回の相談内容は、前回に続き「仕事と遊びをうまく使い分けるには?」との相談に明朗回答! 果たして、古き良き時代の風景がここに!?(聞き手◉“Show”大谷泰顕)
(⬆︎「人生相談」を開始したターザン山本! 氏と『週プロ』編集長最後の号となった20年前の743号/96年7月23日号の表紙。ターザンカフェも絶好調!)
〈前回までの内容はこちら⬇︎〉
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(元『週刊プロレス』編集長のターザン山本! 氏が古き良き時代を熱弁!)
▪︎ターザン山本! の元となった遺伝子
――山本さんの家族は元々バクチ好きだったんですか?
山本 あのね、お母さんは10人くらいの兄弟がいて2番目だったんだよな。
――はい。
山本 それで、瀬戸内海の島に住んでいたんですよ。
――島に。
山本 そのお母さんおお父さん、つまり俺のいおじいちゃんはインテリだったんだけど、一切、仕事をやっていなかったんですよ。
――でも、その当時だったら仕事をしていなかったとしても、地主さんとかだったんですよね?
山本 そう。地主!
――でしょうねえ、やっぱり。そうじゃなかったら仕事をしないで暮らしていけるわけがない。
山本 地主だから土地がいっぱいあったわけよ。土地を売りながら仕事をしていないわけ、まったく。
――うんうん。
山本 子どもばっかり作っていたんですよ。しかしインテリで頭がいいので、寺子屋みたいに子どもに勉強を教えていたんですよ。そういうことをやっていたんだよな。
――なるほど、なるほど。
山本 その中で生活していたんだけど、その当時の人だから、おじいさんはもうプライドが高いわけよ。
――一方で、山本さんのお父さんは何をされていたんですか?
山本 ウチの親父は百姓で、次男だったわけよ。次男だから後を継げないから、頭に来て、「こんなことをやっていられるか!」って島から出て、戦前の工業地帯である繊維産業の会社の社工として、糸を作る工場で働いていたわけよ。学歴もないから。小学校の途中くらいから。
――早い段階から働いていたんですね。
山本 だからウチの親父には「次男の悲劇」があったわけよ。
(↑上がターザン山本! 氏の、下がそれに返信した聞き手のTwitterより)
――次男の悲劇!
山本 だから俺はその、次男の運命を子どもとして背負っているわけ。
――背負いましたか。
山本 しかも親父は俺と同じで面白くてさ。会社にまかない食堂があったんだよな。そこの食堂にいる女の人を好きになってしまったわけ(笑)。
――あら。
山本 だから、その食堂の女性と結婚しようと思っていた時に、兄貴が出て来て、「お前、何を考えているんだ、バカ野郎!」って、兄貴に説教させられて、「お前は隣村の地主の娘と結婚しろ!」って言われて、さっき言ったお母さんと結婚するんだけど、お母さんは、そんなお父さんと結婚する時に結婚を断ったんよ。
――元々、食堂の女性が好きだったわけだから、そんな男とは結婚できないと。
山本 だから、なかなか「うん」とは言わなかったんだけど、根負けしてしかたがなく結婚したわけよ。だから、そういう遺伝子なわけよ、俺は。
以下、その内容の一部を紹介
▪︎冠婚葬祭嫌い
▪︎冠婚葬祭に出席する条件
▪︎アクセルを踏め!
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