回復とお友達ノート 7月
7月のお友達ノート・・・
やはりノートは書いてもらっていて良かったな
忘れている事もある。
女性に対しての反応は良かった。
初めて笑顔を見せたのも
20代のお友達が会いに来てくれた時だった
リハビリ中に満面の笑み
あの顔は忘れられないかなぁ
ファン仲間が精神的に助けてくれた
7月は野球シーズン真っ只中
毎年恒例の鷹の祭典も行われる
一緒に応援していたお友達も
アイディアが次々と・・・
ボードやうちわを作ったりしていた
私も時々お友達の持っている
セレクトシートを利用させてもらい
野球の応援へ良い息抜きをさせてもらった。
試合前や後に病院に会いに来てくれるお友達も多く
私たち家族の元気の源にもなった。
リハビリに励む相方さんへも
鷹の祭典のユニフォームや
相方さんの似顔絵入りの応援うちわなどを
プレゼントしてくれた。
そのうちわで仰いでリハビリの応援をしたり・・・
ただ、声かけに対してまだまだ反応は薄かった。
意識がまだぼんやりしていても
立たせる!歩かせる!と言う事は行われた。
体重はまだまだ重く・・・
歩かせるときは2人がかり。
小柄な担当の理学療法士さんは
いつも汗だくになっていてとても気の毒に思った・・・
そんな理学療法士さんも応援したい!と
理学療法士さん用にもうちわを作ってくれた!
とても喜んで頂き・・・
退院の時は1枚プレゼント
MORIが良い・・・MORIが良い・・・
相方さんもその理学療法士さんの事が大好きで
信頼もしていた様子。
理学療法士さんはMORIさんというお名前で
とても勉強家。自分に対してとてもストイックな方だった。
患者さんや家族へ向かう姿勢もとても素晴らしかった
もう少し意識がしっかりしてからは
そのMORIさんが休みの時は
MORIが良い・・・MORIが良い・・・と
他の人だと不安がっていた。
目が開かない時から
このMORIさんの声掛けで
少しずつ目覚めていったので
鳥のヒナ?みたいなものかしら?と
思ったりもして・・・
とにかく相方さん本人、家族、お友達と
みんなMORIさんの事を信頼していた。
応援グッツのおかげで随分賑やかな病室だったし
看護師さんやリハビリスタッフも
うちの病室に来ることを楽しみにしていたみたい。
こんな明るい病室は珍しく?
その病院の歴史に残るのでは?と
言った患者だったのかも?