鼻から流動食・・・そして経口摂取へと!~回復とお友達ノート 9月
発症から4か月~口から食べる訓練が本格的に
9月になると口から食べる訓練が本格的に。
気管切開してからずっと鼻からチューブを挿入し
そこから栄養を注入したり痰を吸引したりした。
直接胃に栄養を入れることが大切なことらしい。
鼻のチューブを取るには口からしっかり栄養を
取れるようになることと気管切開した部分も
ちゃんと塞げるようになってから。
気管切開してから痰の吸引をする時は
見ててとても苦しそうで辛かった。
気管切開してる部分を塞ぐために段階をふんで
言語聴覚士さんとドクターと看護師さんと
しっかり確認しながら安全にすすめられた。
鼻から流動食
鼻+口からミキサー食
口からミキサー食
おかゆ+軟菜食
おかゆの硬さを変化
軟菜食の硬さを変化ーーーと言った感じで。
少しずつ少しずつ食事のレベルを
一つ上げるためには
むせがないか、咀嚼、嚥下機能はどうか?
数週間かけて確認しながら上げていた気がする。
この頃のお友達ノートを振り返ると
笑顔が見れた!
回復が進んでて嬉しい!
おはようと挨拶してくれたー
ドロドロの食事を今日は完食した!
などなど。
食べること声を出すことが
少しずつ少しずつ。
言葉、声を出すこと、伝えること。
これはなかなか思うようにいかない。
家につれて帰って1年(2019年)
本当に少しずつ少しずつしか進歩しない。
回復は年単位!大きな期待をしないこと
言われる通りー
大きな変化を期待してると焦りしか出てこない。
ながーいスパンで見ないと気が狂いそうになる。
とにかく目の前のことにしっかり向き合い
クリアしていくことで
ふと2~3ヶ月前の状態と比較したときに
あれ?!かなり進歩した?と思える。
周りの皆さんに恵まれてることはもちろんの事ー
なによりも本人のやる気を感じるからー
それが回復する大きな力になってる!
本人のやる気がないことにははじまらないしね!
本人のやる気。
周りのサポート。
幸運。
これが揃ってるから最強だと
私はいつも思ってる。
期待しちゃだめだーと思いつつー
なんか期待に応えてくれる
そんな事を信じれてしまう。
というか既に奇跡を色々と見せてもらってるから
そう信じたい。