倒れたって障がい者になったって終わってなんかない!
かわいそうなんかじゃない!
今朝ぼんやりとTwitterのタイムラインを眺めていたら
「かわいそうなんかじゃない!」という言葉が目に飛び込んできた!
いつも私が心の中で叫んでいる言葉・・・
NHKのNews Up 掲載の記事・・・
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211210/k10013382681000.html
なんだろう???読み進めていくと「うんうん!!!そうだそうだ!」
相方さんが脳出血で倒れて障がい者になって・・・
きっと可哀想に・・・気の毒に・・・と思われてるんだろうな~
そう感じる事は多々。
うちは普通に接してくれる友達も多くて
大変な事はあるけど元気な時と同じ様にとはいかなくても
なるべく倒れる前と同じ事やそれに近い事が出来るように
頑張ってきたと思う。
確かに・・・
日常生活・仕事・遊びと普通には出来ない
当たり前だった事が沢山出来なくなって
本人も悔しくて悲しい思いを沢山していると思う。
けど辛い思いをしている分
とても些細な事でも幸せを感じれるようになれた
健康な人も病気で不自由になった人も
もともと身体が不自由な人も・・・
どんな人でも・・・
それぞれ悩みや抱えている問題はある。
正直、相方さんが不自由な身体になったからこそ
そんな思いをするのであれば
まだうちの方が幸せだ!なんて思う事も沢山ある・・・
(例えば極端な話、旦那の浮気などで苦労をする事はない)
私達はかわいそうなんかじゃない・・・
相方さんが倒れてからはそう思って過ごしてきた。
自力では生きていけない身体
脳出血を起こして倒れ
四肢麻痺、言語障害、高次脳機能障害などがある。
障害者1級、要介護5。
自力で起きれない、座れない、立てない、歩けない
生きていくには誰かの助けが必要。
何か仕事出来るようになればいいのにな・・・
障がい者枠の求人ってどんなものがあるのか
検索してみたりしたことがある・・・
もちろんうちの相方さんが該当する仕事なんてない・・・
そして仕事が出来る状態の身体でないと
失業手当も受給出来ない・・・
本人にやる気はあるのに・・・
まぁ仕方ないと言うのはわかるんだけど
心はモヤモヤ・・・
ずっと何かできないのかな?と考えてた
倒れる前は「俺は社畜~」なんて言ったり・・・
愛社精神を感じる発言も多くて仕事が好きだったみたい
退職する事になってしまったけど
「辞めたくない復帰する」「出張行きたい」
「バリバリ働きたい」と
仕事が出来なくなってしまった事に
絶望を感じている様に見えた。
とても悲しそうだった。
何が出来るか?なんて言う確かな事は見つかっていないけど
「何かを持ってる」という事はずっと感じている
障がい者となってからも記憶力は抜群
計算能力も維持できていたり・・・
維持できている能力だったり
本人らしい姿だったり
筆ペンで書いた字だったり
無理やり書かせたイラストなんかにしては
何だか個性すら感じるようになった
何かできそうな気がする・・・
そんな思いはいつも持ってるし
本人も何か頑張りたい・・・!と思っていると思う
本当の意味で障がいが個性となる時代が来ないかな・・・
なんて最近思い始めていた所だった。
どんどん「依存される」未来???
今朝TwitterでNHKのNews Up 掲載の記事を見かけて
この記事に掲載の株式会社ヘラルボニーの
noteを検索させてもらって
いくつかのnote記事も合わせて読んでみた・・・
障害を隠してた時代・・・
会社に対しての台風のような問い合わせ・・・
そして
会社が手掛けているアート
アーティストは障碍を持つ方達・・・
そこには障害のある人が依存するのではなく
依存されている事
アーティストによっては数十万を稼ぐ方もいるそうで・・・
“障害のある人たちに、どんどん「依存する」未来が、やってくる。”
依存される側から依存する側という未来の社会構造・・・
とても心が晴れた気がする。
相方さんのどんなところをどう活かすことが出来るのか
色々と模索していきたいな~とやる気になった日だった。
考え方や取り組み・・・
これからも色々と学ばせていただきたい
って・・・言っても
私自身がまだまだ迷い子みたいなもんだけど(笑)
今日は「株式会社ヘラルボニー」さんの
記事に出会えて心救われました