アーマード・コア マスターオブアリーナ(ACMoA) 対戦向けアセンブルガイド【第2回 オススメパーツ】
前回の記事ではMoAの基本的な隠しパラメータやダミーパラメータを解説しました。
今回の記事では、対戦(とアリーナ向け)のオススメパーツを紹介しようと思います。今回の記事から大いに筆者の主観や私見が含まれています。そうじゃねーし!と思う部分もあるかもしれませんが、大目に見てね。
まずはアセンのコンセプトを決めよう
個々のパーツを吟味する前に、アセンブルのコンセプトは念頭に置いておきたいところです。『どのような方法で勝利を目指すのか』という軸を置くことによってパーツ選択の方向性も決まってくるハズです。
コンセプトの決め方
では、どうコンセプトを決めれば良いか。
基本的にはどの武器を使いたいかをベースに機体のコンセプトや戦闘スタイルを考えていくと設計しやすいのではないかと思います。初代シリーズでの代表的な戦闘スタイルとしては『剣豪』、『ガンナー』、『ミサイラー』の3種類がよく挙げられます。戦闘スタイルによって得意な戦闘距離や欲しい要素などがザックリと決まってくるので、まずは自分の目指す戦闘スタイルはどこに分類されるのか考えてみても良いかもしれません。
※あくまでどの要素にどの程度の比重を置くのか、なので複数スタイルを取り入れたマルチ型もアリです!
剣豪 <戦闘距離:超近距離>
高威力ブレードのLS-99-MOONLIGHT(通称「月光」)を主軸にしたスタイル。WG-HG1で敵の行動を阻害しながら距離を詰め、一瞬のチャンスに空中月光を叩き込むハイリスク・ハイリターン型。
<欲しい要素例>
・敵に接近するための機動力
・接近する時に、ある程度攻撃を受けられる防御力
ガンナー <戦闘距離:近・中距離>
WG-MG500/E(通称「Eサブ」)やWG-XFwPPk(通称「ぴぴこ」)等の強力な射撃武器を主軸にしたスタイル。射撃武器で細かくアドバンテージを重ねていくローリスク・ローリターン型。
<欲しい要素例>
・引き撃ちに持ち込むためのAP優位・防御力
・『2P補正』を取るためのパーツ数削減
ミサイラー <戦闘距離:中・遠距離>
ミサイルを主軸にしたスタイル。ミサイルのコンボや連射で一気にダメージを奪う。刺さる場面では刺さるがマップ相性などの越えなければいけない壁も多くミドルリスク・ミドルリターン(?)型。
<欲しい要素例>
・多武装化するための積載量
・ミサイルの有利距離に持ち込む機動力
その他特化型
タンク、ステルス、ゲリラ(逃げ中心のAP勝ちを目指す機体)等の上記3種から外れる特化型。汎用性は劣るものの相手アセンやマップ選択によってはブッ刺さることも。
扱いが難しいロケット型もこの辺に入れて良い…?
そんなコンセプトをそれとなーく頭に置きつつ、パーツを選んでいきましょう。ここからは、対戦で良く使われているオススメのパーツを紹介します。
①武器構成のオススメ
まずはアセンの根幹となる武器構成をざっくり決めるところから始めると良いのではないかと思います。
【剣豪向け】WG-HG1 + LS-99-MOONLIGHT
MoAブッ壊れ武器その①
言わずと知れた剣豪向け2点セット。剣豪を目指すなら基本はコレ。
HG1は機体の安定性で無効化不可能な高い衝撃値を持っており、敵を硬直でハメることができます。その身動きできない敵に高威力の空中月光を叩き込む「固め斬り」が基本戦術になります。多少の慣れはいりますが、慣れてくればザクザク切り刻める……はず!
弱点は射程の短さと弾数の少なさ。特に対デビガンではHG1だけでは全然弾が足りないので、どの場面で弾を使って硬直を取るのかはしっかり考えたいところ。さらにブレードの命中した回数、相手の装甲などを見極めて弾数管理できるとベストです。
また、硬直性能だけが注目されがちなHG1ですが、敵をハメる以外にも多彩な運用が可能で、必ずしも勝ち筋が固め斬りだけじゃないのも強みでしょう。
3発に拡散するためカタログスペック以上に高火力。装甲や安定性の甘い敵なら一切行動させずにハメ56ししてしまうことも可能
敵の動きを阻害できるため、近距離で相手を寄せ付けないの防御手段としても優秀
衝撃で敵が吹っ飛ぶのでエリアオーバー狙いも可能
この2つだけで充分戦えるほどに強力な組み合わせですが、そこまで重くないため肩武器との組み合わせて運用することも十分可能です。剣豪+何かのマルチロールアセンにもどうぞ。
げきうま剣豪の方の動画もぜひ参考にどうぞ。
【ガンナー向け】WG-MG500/E(Eサブ)
MoAブッ壊れ武器その②。通称「Eサブ」。
優秀な総火力・瞬間火力・命中率を持ち、この武器単一でほとんどのアセンを撃破できてしまうほど。これと同じぐらいの火力を持つ武器(KARASAWAやPPkなど)は大体が軸武器なのですが、これは軸無視武器なので位置取りなどをあまり気にしなくても距離さえ適正なら高い命中率を出せるのが本当に強い。
弱点は発射に多量のENを使うこと、サイトがSPECIALで狭めなことでしょうか。撃てば撃つほど相手のAPは削れるものの、立ち回りに使用できるENが減ってしまうためどのタイミングでENを使ってダメージを取るかが立ち回りのカギになります。
追記(10/23)
特に対剣豪の場合はHG1による固めを警戒しながら動く必要があり、より繊細な立ち回りが求められます。固められている間は旋回が満足にできないのでサイトの狭さの弱点が際立つかもしれません。
重量も軽いので他の武器との組み合わせて使うことも十分考えられますが、中途半端に他に何か積むより単装で2P補正を狙いにいったほうがシステム的には強いかも(私見)。
【ガンナー向け】AW-R/4(レンコン腕)
高威力のキャノンを6連バーストする武器腕。
弾速が遅くて命中しにくいものの瞬間火力・総火力が超優秀。しかも高めの衝撃がついているので安定性の甘い機体は硬直して連続被弾するというオマケつき。
そして何より一番ヤバいのが、この攻撃性能でロックタイプがSTANDARDなこと。ミサイル用FCSのFBMB-18Xでも広いロックオンサイトが確保できるのでミサイルとの組み合わせが非常に強力です(2次ロック速度はちょっと遅いけどメリットの方が大きい)。当たりにくい中距離をミサイルに任せられるのはありがたいところ。
また、武器腕なので機体全体のパーツ数が削減できることから2P補正も比較的取りやすくなります。
弱点は前述のとおり弾速の遅さ。中距離でぶっ放しても当たらないので、近距離で撃つ、相手が真っ直ぐ攻めているところを狙う、ミサイルで相手の行動を制限している間に狙うなどの工夫は必要になります。当たるように敵を誘導するのもまたテクニック。
何気にフレームの基礎スペックが優秀。武器腕の中で最大のAPでEN消費も低め。銀ジェネから金ジェネにしても僅かなEN回復の低下で済むことが多いです。
追記(10/16)
書き忘れていましたが、バースト中に武器切り替えすることでリロードキャンセルが可能です(肩に武器があると切り替えの都合で難しい)。絶え間なく垂れ流しにできるので、安定の甘い機体は固め殺しできます。チャンスが来たら狙ってみても良いかもしれませんね。
大会によってはレギュで禁止されていることがあるそうなのですが、今回の大会では大丈夫そう(怒られても責任はとりません)。
【ミサイラー向け】WM-SMSS24(垂直ミサ)+WM-S60/4(4ロック小ミサ)
軌道の異なるミサイルを組み合わせて撃つことで回避困難なコンボを狙う組み合わせ。基本コンボは垂直ミサイル→小ミサの流れ。両ミサイルともになるべく多ロックして撃ちたいところ。
垂直ミサは一度自機上方に撃ちあがってから敵機に誘導を開始するため着弾に若干のタイムラグがあり、直後に真っ直ぐ素直に飛ぶ小ミサを撃つことで軌道の異なるミサイルをほぼ同タイミングで着弾させることができます。
MoAではD0コアを装備したミサイル対策のあまい機体がそれなりにおり、多ロックミサイルが刺さりやすいのは追い風でしょうか。ミサイル中心の機体には真っ先にオススメしたい組み合わせです。
なお、4小ミサのほうは中ミサにしたり、ラジミサにしたり、トリミサにしたり割と自由です。垂直はコンボ重視で出来れば変えたくないところ。
致命的な弱点はマップですかね……。天井の低いマップを引いた場合は垂直ミサが完全に腐ってしまうのが苦しい。今回の大会ルールやランダムマップルールではある程度の祈祷力も必要かもしれません。
当時のトップミサイラーの方の動画も残存しているようなのでミサイルコンボのやり方などの参考にどうぞ。(2本目は相手側)
【ミサイラー向け】WM-S800-GF(V6ミサイル)
V字に6発のミサイルを同時発射する両肩ミサイル。1発あたり威力1120のミサイルを6発同時発射と、一瞬でトンデモない火力を投射できます。しかも小ミサと同じ間隔で連射可能なのが非常に強力。1射だけなら回避可能でも連射されると回避困難に。
独自のミサイル軌道から、距離によって使い分けができるのも非常に便利。中・遠距離ではミサイルが収束するため回避されやすくなるものの全弾ヒットが狙いやすく、近距離では横に大きく広がる軌道でカスらせてAPを削りを狙う、なんて運用ができたりします。
とにかく中距離付近で強い抑止力を持つ武器なので、ガンナーやミサイラーなどの引き機に対してプレッシャーを与えられるのが強み。相手からしたら一瞬の油断でAPが消し飛ぶのは恐怖でしかない……。
弱点は発射回数でしょうか。10セットしか撃てないので試合中のどこで使っていくのか考えるのが一番難しいかもしれません。初動でぶっ放してAPリードを取るために使う人もいれば、終盤まで温存して最後にラッシュで使うという人もいます。相手アセンや状況を見て臨機応変にうまく使いたいところ。
逆に使われる側になったときは、相手が何発撃っていたか覚えておくと終盤の駆け引きで役に立つはずです。
その他
上記以外にもPPkや小バズなど十分実戦レベルの武器は色々あるのですがぶっちゃけ多すぎて紹介しきれないです。YOUさんが紹介されている過去の優勝機体で使われている武器は強力なものが多いので参考にしてみると良いかもしれません(下記埋め込みポストのツリーから閲覧できます)。
②脚部パーツのオススメ
ある程度、機体コンセプトと武器構成が決まったら、機体の挙動、機動力、防御に大きく影響する脚部パーツを選択すると良いでしょう。
【中量2脚】LN-1001
積載量4500前後で重量は2000以下と軽量な中量2脚。沢山積みながらもある程度の機動力を確保したいミサイラーとは相性が良いです。かなりのシェアを誇るであろうカラス足よりAPが高いのでAP有利を活かした戦い方は可能かも(ゲリラ戦術など)。
弱点は装甲と安定性。Eサブには蜂の巣にされ、HG1には固められ…と2大強武器を相手したとき苦しい戦いを強いられがちです。
実際のところ、中量2脚というカテゴリ自体が勧めづらいというのが本音。LN-2KZ-SP(軽量2脚、通称「カラス足」)やLN-S3(最軽量の重量2脚)など、他カテゴリに強力な競合パーツが存在しているのが向かい風になっているような現状です。それらのパーツでは実現できない部分に活路を見出したいですね。
【重量2脚】LN-S3
一部の中2より軽量なのに防御は重2水準。ブースト速度の確保が容易で機動力と装甲を両立できる便利さがウリです。高い積載量・防御力を活かした引きガンナーやミサイラー(あるいはその複合)と相性が良いです。
弱点は安定性の低さ。安定性も中2水準になってしまっているのでHG1にはガッツリ固められてしまいます。カタログスペックは優秀なもののトップメタの存在で割を食っている感があるのがこのパーツの難しいところ。
しかし中2と違い積載量にはある程度の余裕があるため防御を高めて耐える、という選択肢が取れるのはありがたいですね。
【重量2脚】LNKS-1B46J
ブッチギリの安定性を持ち被弾反動OPなしで無効衝撃の上限値(HG1の被弾硬直が1フレームになる)まで到達が可能な重2。とはいえ、それで固め抜けできるかと言われたら重2の挙動的に微妙なところなのですが、対HG1の選択肢の一つとして。
【軽量2脚】LN-2KZ-SP(カラス足)
MoAの最強オブ最強脚部(たぶん)
軽量2脚でありながら積載量・防御・安定性が高いためアセンの選択幅がとても広い。剣豪、ガンナー、ミサイラー、その他特化型アセンやら何から何まで自由に組めます。特に機動力があるので剣豪とは相性抜群。
MoA界のイーブイ。
弱点はAPの低さ。他の脚部に比べてAPが格段に低く、初期APが相手より2000近く低い状態で戦闘開始、となるようなことも少なくありません。カラス足以外の脚部を選択するならばこの弱点を攻略の糸口にしたいですね。
また、これはカラス足というより軽量2脚の強みなのですが、地上での切り返しの速度が抜群に早く歩行だけで回避できてしまう攻撃も多いです。特に左右平行移動を交互入力する『踊り』というテクニックを駆使すると連射軽武器(マシンガン系や緑ライフル等)の被弾を抑えることができます。Eサブはこれをされるだけで結構苦しいのでぜひ覚えておきたいところです。
追記(10/23)
操作方法は右平行移動(R1)を押しながら左平行移動(L1)を連打です。同時押しの優先入力の都合、左平行移動のほうが優先度が高いのでこの方法で高速に左右交互に平行移動を入力可能です。下記ツイートは逆になっているのでお間違いなく!
PS3以降の作品ではスティックが上下左右移動になっているので、後発作品から始めた方はL1R1と十字キーの左右を入れ替えてる方も多いと思います。めちゃくちゃ踊りの入力が難しくなりますが、頑張ればできるので頑張れ……!(実際YOUさんはその方法で踊ってる)。
【逆関節】LB-4401
ぶっちゃけ逆関節で明確にオススメできるものはそんなないのですが、オススメするならこれかなぁ…という消極的オススメ。高いAPといろいろ積める積載量が魅力。安定性も高いのでSP-ABS/Reを付けてあげれば無効衝撃の上限値まで到達可能です。あとは逆関節共通の特徴ですが、待機時消費ENが少ないのでジェネレーターを金ジェネにして滞空性能を確保できるのは明確な強みでしょう。
弱点は重量。ほぼ重量2脚並みの重量なので高出力ブースターと組み合わせないと機動力が絶望的なことになります。そして重量のわりに防御があるかというと、そんなでもないという……。そこまで武装を搭載しないのであれば、これより軽い逆関節に換装しても良いかもしれません。
そして逆関節共通の弱点であるEN防御の低さは気にしておきたいところです。機動力の確保がしにくいためEサブ相手が非常に苦しいはずです。
【四脚】LF-TR-0
四脚期待の星。いろんなパーツを装備できるラインの積載量4360を維持しながら重量が2593で収まっており色々な機体を組めます。そして防御も高水準。キャノンを積んでも良し、大容量ジェネを積んで剣豪しても良しな自由度がウリです。
待機時消費ENが四脚のなかで一番低いという特徴がありEN回復速度の上限値に到達しやすいのが強みです。空中戦をしてもENが戻ってくるので空中メインの立ち回りも難なくこなします。
積載量4000以上の四脚(LF-DEX-1とLFH-X5X)はいずれもEN消費か防御にドデカイ穴を抱えているので、そこの穴埋めしてくれるこのパーツ優秀さは本当に嬉しい…。(そして重量・積載が丸被りのLF-DEX-1はおもくそ競合して死亡)
弱点はAPと安定性の低さ。カラス足と同じ宿命なのかAPを犠牲に基礎スペックを高めてるタイプのパーツで、APはカラス足の次に低いワースト2。
安定性の低さはこのパーツというより四脚カテゴリそのものの弱点ではありますが、HG1に固められるとガッツリ吹き飛んでいくのでなるべく固まらないように立ち回りたいところです。
【タンク】LC-MOS4545
ガチタン!
キャタピラ型のなかでは一番軽いのにAP・防御が一番高い。なんで!?PP→MoAで弱体化してはいるものの圧倒的な防御の高さは健在。とにかく耐えに耐えて守り勝つような脚部です。
弱点はとにかく機動力が低いこと。OB、TB、QB、HB、GB、超信地旋回、AB、QTなんて便利なもんは初代にねぇ!
タンク内蔵ブースターは全タンク共通で初期ブースターと同出力しかないので機動力は絶望的です。後ろに回り込まれてブレードで切り刻まれるのが敗因になりがち。積載量があるので沢山積みたくなりますが、積みすぎると旋回速度が遅すぎて棺桶になるので載せすぎ注意。
余談ですが、地上で前進するときはブレード連打で移動したほうが速い上にミサ回避にブレード前進を使うので、できれば積んでおくことをオススメします。ホバー斬りのカウンターも強いですよ。
その他の選択肢
ここでは挙げていませんが、その他の脚部にもコンセプトによっては十分実用範囲なパーツはあります。ここで挙げたものを基準にしつつ自分の好みに合わせて脚部を選んでみると良いかも。
③コアパーツのオススメ
脚部を決めたら防御に影響の大きいコアを選択すると良いでしょう。AP・防御とOPスロット数を考慮してパーツを選択します。
XXL-D0
軽コア並みの重量なのに重コア並みの圧倒的なAP・防御力を持つブッ壊れコア。最小のOPスロット数、ミサ迎撃にバグがあるなど弱点はありますが、この軽さでこの防御は破格すぎです。
特に対人戦においてはAPの高さが有利に働きます。初期APが相手より上回っていればこちらから積極的に攻める必要がないため戦闘の主導権を握りやすくなるハズです。
※時間切れの勝敗判定はAC6のようにAP割合ではなく残APの数値で決まる
弱点はOPスロットの少なさ。実弾武器を使う場合はそこまで気にならないのですが、EN武器中心の機体の場合はEN武器強化に多数のスロットを要するためこのパーツを選びにくいのが難点です。攻撃力強化と連射強化はつけようと思えば付けられますが、被弾安定性OPがつけられずにHG1の固めをガッツリ食らってしまいます。EN武器系のOPをフル装備したい場合は次のパーツを選んでもよいかもしれません。
追記(10/23)
書き忘れていましたが、このコアはミサイル迎撃にバグがあるのでミサイルも弱点になります。OPスロット数の少なさからミサロック妨害も装備しにくく、ほぼミサイルは素通しになるためミサ回避はある程度練習しておきたいところです。
XXA-S0
APは低いものの最軽量・高防御・最多OPスロット数を持つ優秀なコア。
基本的には前述のD0コアを選択したいところですが、EN武器主体となる場合はスロット数の多いこちらが選ばれることがあります。また最軽量なので積載量が足りない場合もこちらを選ばれることも。
最大の欠点はやはりAPの低さ。前述のD0コアと比べてAPが910も低いので初動でAP差をひっくり返すための攻めを強いられることも少なくありません。
ちなみに、APの低さからめちゃくちゃペラく感じるかもしれませんが、防御自体は高いため実質的な耐久力は初期コアをつけた場合と同じぐらいになることが多いです。
XCH-01(重コア)
少し重量は嵩みますがD0コア並みの防御がありながらOPスロット数が比較的多いため、APを確保しながらEN強化OP3種と被弾安定性OPを両立したい機体で選択肢に入ることがあります。
でもやっぱりちょっと重くて装備できる機体が少ないのが悩みどころ。
追記(10/23)
こちらもミサイル迎撃にバグあり。ミサロック妨害をつけるだけのスロット数はあるので可能ならばつけたいところ。
④腕部パーツのオススメ
脚部・コアを決めたら腕部パーツです。初代シリーズでは以降のシリーズのように腕部固有のパラメータはないため、重量と防御面を考慮してパーツを選択します。特に装甲型の機体を作るときはこの部位でどれだけ防御を稼げるのかがカギになります。
AN-K1
軽くて高いAPとEN防御を持つ軽量腕部の筆頭候補。腕部で重量を浮かせた分を他の部位に回せるため、武装重視で組む場合に選択肢に入ってくることが多いです。
高スペックすぎて中量腕部(AN-101、AN-201など)を食ってしまっているような気がする。中量腕部の性能が情けなさすぎるだけな気もするけども。このパーツでも積載量が足りない場合はAN-25への換装も可能です(でも防御は各段に落ちるのであまりお勧めはできない)。
AN-891-S(丸盾腕)
高AP・高防御の重量腕部。EN防御は全腕部中トップ。
デビガン、重2、タンクなどの装甲特化型のアセンでEN防御を重視したい場合に選択肢に入ってくることが多いです。ただし前述のAN-K1の2倍近い重量があるため積載量のある機体しか載せにくいのが難点で、無条件に装備できるようなパーツではありません。
AN-863-B(盾腕)とは性能が似ていますが、防御数値の合計値的には丸盾腕の方が優秀なので基本的には丸盾腕が選ばれることのほう多いと思います。丸盾腕がどうしても乗らない場合等には使うかも。
ANKS-1A46J(ドラム腕)
重量が圧巻の2000オーバー。その代わりに防御がブッチギリで高い最強腕部。大きすぎる形状から肩武器に干渉が生じて殆どの武器を装備できません(レーダーとV6ミサを除く両肩武器は搭載可能)。
バカみたいにおもい重量と肩武器の干渉があるため基本的には武装を絞った装甲特化アセン向けです。細かい説明は省きますが、ダメージ係数の計算上、他の部位もなるべく装甲値の高いパーツで固めたいところ(他部位の防御の低いパーツを補うためにこのパーツを選ぶのは推奨しないということ)。
⑤頭部パーツのオススメ
フレームパーツの最後は頭部です。最終的なダメージ係数の調整を視野に、防御を考慮してパーツを選択します。防御数値が低めとはいえ、僅かな重量増減で1係数上がる・下がるが変化したりするので結構重要ですよ!
なお、特に理由がなければ基本的にはレーダー搭載の頭部を推奨。
HD-ZERO
高いAPと実弾防御を持つ頭部。実弾防御を重視したい場合に選択されることが多いです。困ったらとりあえずこれを装備して、コンセプトに合わせて他の選択肢を探ってみると良いでしょう。
HD-D-9066
レーダー搭載頭部の中で2番目に軽い重量と高いEN防御を持つ頭部。こちらはEN防御を重視したい場合に選択されることが多いです。
HD-ZEROよりも軽量なので積載量が少しだけ足りない!という場合にも使われがちです。この頭部のおかげで重量過多を回避できたアセンも多いはず。
HD-G780(ガンダム頭)
他の頭部の倍以上の重量がありますが全頭部No1のEN防御を持つ頭部。地味にレーダー距離も長い。型番がGで78かつ特徴的な2本角アンテナ。一体何ダムなんだ…。
重量効率的に無条件に強いパーツではないのですが、9066よりもさらに高いEN防御を持つためEN武器を嫌う場合に。9066からの付け替えでEN係数が-1になるだけのことが大半で、重量の関係で割に合わないことの方が多いのですが7995フレームなど特定の構成では-2になることがあります。そうしたダメージ係数的に都合の良い構成の場合はこちらを選んだほうがお得です。
また、重量増加によって安定性を高めるために激重のこのパーツが選ばれることも稀にあります。8065 Eサブデビガンなんかは、この頭部以外だとHG1の硬直時間が1フレーム長くなってしまいます。
その他の選択肢
大体のアセンは上記3つで何とかなりますが、場合によって採用する可能性のあるパーツもあるため紹介しておきます。
HD-H10
レーダーがないものの高めのAP・防御は魅力。レーダーをつけなきゃいけないことを考えると割に合わない気がする。俺はレーダーなしでもいけるぜ!というアルティメットレイヴンには超オススメ。
HD-HELM
レーダー搭載頭部の中では最軽量。基本的にはHD-D-9066を載せたいけど積載が4足りない場合に。
⑥ジェネレーターのオススメ
フレームパーツが大体組み終わったら次は内装パーツです。一番初めにジェネレーターを決めましょう。…しかし大体はGBG-10000(銀ジェネ)で事足りるので銀ジェネ以外を選択するのはどういう時か、というのを知っておくと良いかもしれません。
GBG-10000(銀ジェネ)
最高のEN出力とそこそこのEN容量を持つジェネレーター。9割ぐらいのアセンはこれを選んでおけば問題ないと言っても過言ではないほど。逆関節やレンコン腕などのEN消費の少ないフレームパーツを選んでいる場合はEN上限値を大幅に超過する可能性があるため、後述のGBG-XR(金ジェネ)などに変更できないか検討してみると良いでしょう。
GBX-TL
重量1500オーバーながら規格外のEN容量を持つジェネレーター。EN出力も銀ジェネに次いで2番手。バカでかいレッドゾーンを持ち長時間飛び続けることが可能で、ひたすら攻め続ける剣豪機やENの続く限り逃げ続けるガンナー機などと相性が非常に良いです。
ジェネレーター重量が機動力に影響しないという仕様の利点を最大限受けているため”載るなら”非常に強力ですが、あまりに重すぎるのでこれを積むには専用アセンを組む形になると思います。「飛ぶ」ことで優位を取れるようなアセンにうまく組み込んで使いたいところ。
なお、レッドゾーンはEN武器の使用にかかるEN消費を軽減しないためEN武器とは相性が絶望的に悪いです(消費ENが極端に低い月光は許容範囲か)。
GBG-XR(金ジェネ)
銀ジェネのEN容量互換的なジェネレーター。EN出力が落ちていますがEN容量が優秀で、銀ジェネよりも高い滞空性能を持つことができます。EN出力に若干の不安があるため無条件に使えるパーツではないですが、逆関節やレンコン腕などのEN消費が少ないフレームパーツを選んでいる場合は、こちらに載せ替えられることも多いのでチェックしてみましょう。
GBX-XLは性能的に金ジェネの上位互換ですが、性能アップが僅かなくせになぜか重量が倍以上に。載るなら優秀だけど大体載らないヤツ。
⑦ブースターのオススメ
続いて、ACの機動力に直結するブースターを選びましょう。
対人戦においては機体速度は重要です。敵の弾を回避するにはある程度の速度が必要ですし、相手より速ければ攻め引きの駆け引きで優位に立てますす。そのため、ブースターは重量帯に合わせて適切な出力のブースターを選んで一定以上の速度を確保するのが基本原則になります。
また、前回記事でも書きましたが機体の速度には上限値があるため、いくら速度が重要だといっても過剰な出力は不要だということには注意が必要です。
速度数値はゲーム内で確認ができないので、突き詰めてアセンするならば必ずアセンツールを使いましょう。ざっくりで覚えるなら、積載量の数値と合わせてブースター選択を覚えるのが一番カンタンかもしれません。
※実際には脚部そのものの重量も考慮してね(特に逆関節と四脚)
積載量別ブースター選択の基本(筆者の私見込み)
軽量級ライン(積載~4000) :B-T001、(燃費重視)B-T2
中量級ライン(積載4500前後):B-VR-33、(重量or燃費重視)B-T001
重量級ライン(積載5000~) :B-VR-33、(瞬発力重視)B-P000
B-T001(最軽量ブースター)
最軽量でありながら出力と燃費のバランスが良い軽量級の決定版ブースター。積載4000までの脚部(LN-501、LF-205-SF、LB-1000-Pなど)ならば大体このブースターを選んでおけば間違いないです。
また、全ブースターで最軽量なので重量過多の解消にこのパーツを選ぶことも珍しくありません。8085デビガンなんかはその最たる例でしょうか。積載量4500前後の脚部(LN-1001、LN-2KZ-SPなど)なら許容範囲の速度は出ます。
これ以上の積載量の脚部では積載的に余裕もあるでしょうし、速度が壊滅的に遅くなるのでオススメしません。
B-VR-33
中量級、重量級向けの高出力ブースター。積載4500前後の脚部ぐらいからはこれ程度の出力のブースターを装備したいところ。高出力なりに消費ENも増大していますがまだまだ許容範囲。これ以上の出力のブースター(P351、PT000)はかなーりEN効率が悪くなるので、空中戦を意識するアセンならばこのブースターで飛べるラインまで重量を削ることも選択肢に入れると良いかもしれません。
追記(10/23)
微妙なラインにいるカラス足の場合、機動力を確保したいならこちらを装備したいところ。最軽量ブースターでも十分な機動力が出るといえば出るので、余剰積載量、燃費、立ち回りからどちらが最適になりそうか吟味すると良いでしょう。
その他の選択肢
ほとんどのアセンは上記2つを基本にすれば大体OKですが、用途に応じて使う可能性のあるパーツを挙げておきます。
B-T2
出力は低めなものの燃費が良いため空中戦特化のアセンを作るときに。最軽量脚部のLN-SSVTなんかと組み合わせるととんでもなく長時間飛行できたりします。
B-P351 と B-PT000
どちらも出力超特化ブースター。積載をゴリゴリに使った重量2脚を無理やり動かす場合やブレードホーミングによる加速が欲しい場合に選ばれることがあります。その代わり燃費がとんでもなく悪いので長時間の空中戦には向きません。
どちらのパーツも高出力すぎて軽・中量級アセンでは速度上限を大幅超過してしまうので注意。
⑧FCSのオススメ
内装パーツの最後はFCS(本当は武器構成を決めた時点で決めても良いかもだけど)。こちらは使用している武器のロックタイプを考慮してパーツを選択します。ほぼお決まりの組み合わせみたいなものがあるのでそれを覚えてしまうのが手っ取り早いかも。
QX-AF
広角でほとんどのロックタイプで広いサイトサイズを得られる。
WS武器、SP武器を使う場合はこのパーツがオススメです。ロック可能距離は短めではありますが、命中を現実的に狙える有効射程を考えるとこれで十分。
ミサイルのロック距離も短いながらロック速度は十分に早いので上記の武器を使いつつミサイルも併用したい場合にもオススメです。
TRYX-QUAD
横長サイトでサイトサイズとロック距離のバランスが良い。
基本的にはWS武器向け。人によってはSP武器でもロック距離重視で選択する人も。上記のQX-AFより横幅が広くなるので横方向のサイティングが簡単になります。一方で縦幅はグッと狭くなるので上下サイティングは要練習。
剣豪機で固め斬りするときには横幅が広い方がド近距離で旋回しながらハンドガンで捉えやすくなるのでオススメ(AFとどっちが良いかは人による)。
ミサイルのロック速度はかなり遅いのですが、ロック距離は長いので単発型のミサイルなら十分に運用が可能です。頭部のレーダー距離以上にミサイルロック距離があるので遠距離の索敵用としても優秀。
FBMB-18X
ミサイルロック速度が爆速。またST武器(主にミサイル)で広いサイトサイズを得られる。一瞬でミサイルロックが完了するので高回転率のミサイル弾幕が張れます。特に多ロック型のミサイル(垂直ミサや4小ミサなど)を主力にするなら絶対に装備したいところ。
ST武器以外のサイトサイズは狭めなので他の武器と組み合わせるときは注意。WS武器ぐらいなら十分運用可能サイズだとは思います。
その他
QX-9009
ND武器(一部のキャノンや武器腕)を使う場合はこれ。
⑨オプショナルパーツのオススメ
最後はオプショナルパーツです。コア別のオススメテンプレがあるのでそれを紹介します。
【実弾武器向け】XXL-D0(5スロット)
SP-S/SCR(実弾防御アップ/2スロ)
SP-E/SCR(EN防御アップ/1スロ)
SP-ABS/Re(被弾安定性アップ/2スロ)
どの構成でもほぼ必須の防御アップOP2種で3スロット使用し、残りの2スロットで被弾安定性を増やすOPを装備しています。2スロットの選択肢には色々あるのですが、被弾安定性を増やしておくのが無難かと思われます。安定性確保の考え方は後述。
【EN武器向け】XXL-D0(5スロット)
SP-S/SCR(実弾防御アップ/2スロ)
SP-E/SCR(EN防御アップ/1スロ)
SP-EH(EN武器威力アップ/1スロ)
SP-E+(連射速度アップ/1スロ)
スロットの少ないD0コアでEN武器まで運用したいという欲張りさん向け。
EN武器消費軽減はどう頑張っても付けられないのですが、攻撃力は確保できているので及第点。
この構成の一番の問題点は被弾安定性アップが取れないこと。特にカラス足ではこの構成にした時点でHG1の硬直時間が2フレームになるので固めからとてつもなく抜けにくくなります。その点を飲み込んででもD0コアを選ぶのかは悩みどころになると思います。
【EN武器向け】XXA-S0(17スロット)
SP-MAW(ミサイル表示/1スロ)
SP-S/SCR(実弾防御アップ/2スロ)
SP-E/SCR(EN防御アップ/1スロ)
SP-EH(EN武器威力アップ/1スロ)
SP-E+(連射速度アップ/1スロ)
SP-DEtq(EN武器消費軽減/5スロ)
SP-ABS/Re(被弾安定性アップ/2スロ)
以下はお好みでどちらかを選択。
SP-CND-K(EN容量アップ/4スロ)
SP-JAM(ミサロック妨害/3スロ)
EN武器をフルスペックで使用したい人向け。
付けたいものを好き放題付けられますが、EN容量アップとミサロック妨害はさすがに選択式になります。個人的にはEN容量アップ推し。
【実弾武器向け】XXA-S0(17スロット)
SP-MAW(ミサイル表示/1スロ)
SP-JAM(ミサロック妨害/3スロ)
SP-CND-K(EN容量アップ/4スロ)
SP-S/SCR(実弾防御アップ/2スロ)
SP-E/SCR(EN防御アップ/1スロ)
SP-ABS/Re(被弾安定性アップ/2スロ)
実弾武器を使う場合はこちら。スロット数はだいぶ余るので他OPの誘惑がありますが装備注意のものがいくつかあります。
パッと見で強力そうなSP-AXLは実弾武器の場合、ロック速度が落ちるので付けちゃダメです(微差といえば微差だけど)。
前回記事でも紹介しましたが、ABSとABS/Reを同時装備するとABS/Reの効果が消えるので要注意。
【EN武器向け】XCH-01(12スロット)
SP-S/SCR(実弾防御アップ/2スロ)
SP-E/SCR(EN防御アップ/1スロ)
SP-EH(EN武器威力アップ/1スロ)
SP-E+(連射速度アップ/1スロ)
SP-DEtq(EN武器消費軽減/5スロ)
SP-ABS/Re(被弾安定性アップ/2スロ)
EN武器強化系OPと被弾安定性アップOPを両立しています。
OP構成は強いけど重コアの重量がそれなりにあることから装備できるアセンを選ぶのが難点といえば難点。
アセンブルの調整
機体組みあがったし完成だ、レッツゴー!とはいきません。実際に動かしてみながら調整を重ねて完成度を高めていきましょう。アセンを調整する際に、個人的に気にしてるポイントを何点か挙げます。
ポイント1:ダメージ係数を調整する
前回記事でも触れていますが、機体の受けるダメージは防御力から計算されるダメージ係数によって決定します。これは防御50ごとに段階的に変化するため、ダメージ係数の変わり目を微調整することで僅かな防御変動でダメージ係数を改善することができるかもしれません。
頭部は変更しても機体の根幹に影響は少ないですし重量も少なめなので載せ替えが容易、まずは頭部をベースに微調整してみるのが良いと思われます。
▼アセンツールでの調整方法
アセンシミュレーターで自分のアセンを入力し、上部にある「端数表示」をオン
※あくまで調整用に端数を表示しているだけで、実際にゲームに影響しているのは整数部分だけ係数の小数第1位を確認、ここが小さい数字なら改善の可能性あり
現在のパーツより防御値がちょっとだけ高いパーツに換装
係数の整数部分の数値が下がっていれば改善成功
改善したほうと逆側の係数(E防係数を改善したならS防係数)が悪化していないか確認。お好みに合わせて両数値のバランスを調整
ポイント2:余分な武器を載せすぎない
武器を搭載すればするほど総火力や距離ごとの対応力は増しますが、本当にその武器がうまく機能しているでしょうか。自分・相手の立ち回りによってはいくつかの武器がほとんど使えないまま試合が終わる、なんてことも良くあります。
武器を1個外した分、重量を装甲や機動力に回せる可能性があるので、搭載する武器はよくよく吟味したいところです。
でもこれは対人戦に慣れてこないと難しい領域かも。仮想敵はどいつで、状況別の使い分けはどうして、各武器でどの程度のダメージを奪って……という細かな読みはCPU戦では難しい……。ひとまずはデビガン系のアセンを仮想敵に置いて、いろいろ考えてみると良いかもしれません。
また、初代シリーズでは『2P補正』という特殊な仕様があります。載せているパーツ数が多いほど1P側(不利側)になりやすくなるということも頭の片隅に入れておくと良いでしょう。
ポイント3:被弾安定性を確保する
MoAではHG1がトップ武器として君臨しているので、被弾安定性を高めるのは重要です。主要な衝撃武器のラインは下記のとおりになっています。
衝撃3:WG-HG235
衝撃4:WG-HG512
衝撃5:AW-R/4(レンコン腕)
衝撃7:WG-RF/5
衝撃10:WG-HG1
安定性で衝撃を無効化できる最大のラインは衝撃5までです。衝撃10のHG1は完全に無効化することは不可能ですが、被弾安定性を高めることによって硬直時間を短縮することはできます。無効衝撃5まで上げるとHG1の硬直時間を最短の1フレームになるので、固めから格段に抜けやすくなるはずです。
この無効衝撃5を実現できるのは主に重量2脚、逆関節、タンク。そしてカラス足(なんでだよ)で、これらの脚部を選択している場合は頑張って無効衝撃5まで確保したいところです。ついでにレンコン腕の被弾硬直もなくなるので安心安全。
どう頑張っても安定性が足りない脚部(特に四脚など)はいっそ諦めて被弾安定性OPを付けないという選択肢もあります。
衝撃武器の被弾時にどの程度の硬直時間が発生するかはゲーム内で確認できないため、アセンツールか計算表を使うことをオススメします。
追記(10/18)
一点、勘違いしてほしくないのは、HG1の硬直時間を1フレームにしたところで、そう簡単にHG1の固めから脱出できないということ。特にカラス足以外は歩き出しが遅いので敵が接近しながら撃ってきている間(ドップラー効果のような原理で被弾間隔が短くなる)は、ほとんど抜けられない形になるかと思います。
とは言え、相手が少しでもミスしたり、距離を取る動きをしたときに抜けられるチャンスが格段に増えるので、安定性を確保できる脚部ならしっかり安定性を上げておきたいところです。
K-2nd様「ACMA アセンツール」
https://k-2nd.sakura.ne.jp/ac/report/support_tool/jayhoun.html
というわけで、えらい期間が開いてしまいましたが第2段になります。
大会前の微調整で少しでも参考になればと思います!
第3回に予定していた「大会環境の予想と対策」は、さすがに大会を目前にして自分の考え開示するのもな、と思ったので出さないかもしれません。その代わり少しMoAの対戦環境(の恨みつらみ)について書いた記事があるのでご興味があればご覧いただければと思います。
大会後はどういう思考で大会環境を読み取っていったのか記事にできればな~と考えています。
長々と書きましたが、少しでも参考になれば幸いです。