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出資馬、デビューするってよ

はじめに

先日、一口馬主を始めた話を書きましたが、そこで紹介した馬が早くもデビュー戦を迎えることになりました。

募集期限ギリギリでの出資だったので、始めてからわずか3ヵ月と少々でここまでたどり着いたことになります。大きなトラブルもなく比較的順調に来てくれて喜ばしい限りです。

デビュー戦の舞台に選ばれたのは、東京のダート1,600m。関西馬なので京都デビューも検討されたようですが、早い段階で輸送を経験させる等の理由でこのコースが選ばれたようです。

筆者も輸送の課題さえクリアできれば、このレース選択はベストに近いと思いました。理由は3つ。

  1. 左回り:アメリカの競馬場は左回りが主流なので、アメリカ産の本馬がデビュー戦で走るには左回りの方が良さそう。

  2. 広いコース:跳びの大きい走りするそうなので、それなら広い東京コースは合いそう。

  3. スタートしてしばらくは芝コースを走る:走り方はダート向きらしいが、わずかな距離とはいえ芝での走りも確認できる。

京都デビューなら現地まで観に行くかを迷うところでしたが(迷った結果、行った気がしますが)、自宅から最も近い東京でのデビューとなれば迷うことなく現地観戦一択です。除外の可能性もあったのですが、抽選も突破して無事出走が確定しました。

当日の様子

出走が第3レースだったので、いつもより早く到着。午前のレースから参戦するのは、たぶん初めてです。

パドックにて初のご対面。輸送で馬体重が減った感じもなかったので、まずは一安心。

はじめまして
なんか舌出してるし

レース回顧

直前までは1番人気でしたが、最終的に2番人気での出走となりました。

新馬戦ならではの整列入場

近況動画や関係者コメントなどで調教通りに走れば勝ち負けと言っていたので、それなりに期待はしていました。実際のレースはスタートを決めての好位追走から直線早めに抜け出しての見事な押し切り勝ちでした。

直線の様子

直線でのイン強襲は父親を彷彿とさせる手綱さばきでした。それにしても前脚の使い方がダイナミックな走りの馬ですね。想定し得る中では最高に近い形の内容、結果となりました。

今後について

早々に勝ち上がってくれたので、今後は重賞クラスのレースも選択肢に入ってきます。デビューはダートでしたが、母系には芝での実績がある馬もいるので一度くらいは芝のレースも試すのもアリだと思っています。

レース後の調教師コメントを見ると次走は少し間隔を空けてからになりそうな感じがしますが、どういったローテで臨んでくるかが今から楽しみです。

表彰式

何はともあれ、無事にレースを終えてくれたことが一番でした。

記念すべき初勝利確定の電光掲示

おわりに

今回の勝利で自分の相馬眼に少しだけ自信が持てました。あまりに不甲斐ないレースをするようなら一口馬主業からはさっさと撤収することも考えていましたが、これで逆に沼にハマったかもしれません笑

今年度の1歳馬募集にも何頭か出資してしまったのですが、マリブオレンジさんと同様の基準で選んだつもりの馬たちなので自然とこちらの方も期待が高まります。

応援馬券ももちろん買いました。オッズ的には単勝1点でも良かったのですが、「がんばれ!」を付けたかったので単+複で。

未勝利脱出にヤキモキする必要がなくなり、最大であと3年彼女の競走馬生活を楽しめることが確定したのは大きな収穫です。この先どこまで出世するかは分かりませんが、最終的には回収率100%越えを達成して欲しいですね。

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