つくだ煮

地方の高校教員。

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最近の記事

今日までのこと、これからのこと

今が人生の中で一番頑張っている時なのか、そうではない。 高校生の頃、学生の頃(特に就活期間)は何かしら自分を高めるためにたくさん時間を使っていた。 いまはどうだろう。 小学校の時、自分は埋没していた。 極端にシャイで、国語の時間に順番に音読が回ってくる、それだけでも隣の席の子に心臓の音が聞こえてしまうくらいに緊張する。そんな子供だった。 兄の影響で通っていたサッカーでも自分を出せず、周りのレベルの高さに圧倒されるのみで、どこにも自分が主役として存在できる場所がなかった。

    • 後進には希望を、仲間には勇気を、相手には敬意を…。

      この言葉を知っているあなたは同志です。 賀来さん演じる周防名人がもうかっこよすぎて…。 元々「ちはやふる」自体、名前だけ知っていた映画だったけど、大好きなシリーズ映画になりました。 上の句では東京都大会で北央高校を下して優勝、全国への切符を手にした千早率いる瑞沢高校。それから全国大会団体戦と個人戦の終了までを描いているのが下の句だった。結びでは祖父の死から立ち上がった新との戦い。それに最後勝ち切る真島もカッコ良い!! たまたまメモに残していた下の句での印象に残ったシーン

      • Strength Finder 2.0で自分に目覚める!(時々 シン・ニホン)

        Strength Finder、ご存知の方も多いと思います。 60分ほどの診断テストによって、32種類の強み特性の中から自分の強みを5つ知る事ができます。 率直にいうと、下手な占いよりもズバッと刺さるような事が書いてあります。 前提として、ここで示される5つはダイヤの原石のような物で、それを磨き上げていくことによって自分のためだけでなく人のために活用していける才能・強みになるという認識です。 ちなみに私には「個別化・活発生・収集心・運命思考・戦略性」の5つが示されました。

        • 隠れた名作学園ドラマ 「鈴木先生」

          皆さんは「鈴木先生」というドラマをご存知ですか? 自分自身、実際に視聴したのは最近のことなのですが、大好きなドラマの1つとなりました。その理由を、キャスト・ストーリーの観点から簡単に紹介していきます。 まずはキャスト。 主役・鈴木先生 役は、後に名だたる俳優の中からシンゴジラでも主演を務める長谷川博己さん。実は初のドラマ主演がこの作品。 生徒役には子役時代の土屋太鳳さん、松岡茉優さん、北村匠海さんを始めとする今でも活躍する俳優たちが勢揃い。生徒役オーディションには1000人

          幸せになる勇気 三角柱と前田裕二

          「嫌われる勇気」の続編となる「幸せになる勇気」 その中で、次の文言が最も自分の心に残った。 ”悪いあの人、かわいそうな私” あなたが誰かに相談する時、悩みを話す時、はたまた普段から、この2つで大切な人との時間を過ごしてしまっていないだろうか。 意識せずに話していると、そうなってしまっている人たちのなんと多いことか。自分も家で家族の話を聞いている時や友人から悩みを相談される時、この話題で終始してしまう事がある。 一見うまく同情していると、相談しがいがある人たちに思えがちだ

          幸せになる勇気 三角柱と前田裕二

          予想通りに不合理

          正直この邦題タイトルもめちゃくちゃ良い。 原題 "Predictably Irrational"から、絶妙に韻を踏んだ語感で言いたくなる。 この本は、アダム=スミスなどが唱えた伝統的・合理的な経済学に対して、実際の人々の行動や文脈(広い意味で)によって人々がどう行動を変えるのかを究明する行動経済学がメインテーマの一冊である。 例えば 1章 相対性の真相 では次のような例が示されている。 あなたは興味から、経済新聞の購読(本書ではエコノミスト)を考えている。 次のような料

          予想通りに不合理

          嫌われる勇気から、3つ

          少し前に読み切った「嫌われる勇気」だけど、 折に触れてその内容は思い出すようにしている。 最も、タイトルからは人付き合いのイロハやコツみたいなものが書いてありそうなものだが、実際の内容はアドラー心理学の真髄であり、ライフスタイルをごっそり変えてくれるモノである。 その中でも私が最も印象に残しているのは、目的論・他者の期待に答える必要はない・過去も未来も存在しない、の3つだ。 目的論とは全ての行為、感情も含めて自分がこしらえた目的を果たすための道具に過ぎないというものであり

          嫌われる勇気から、3つ

          巨深ポセイドンはやっぱり良い。

          久々にアイシールド21を読み返し、やっぱり名作だなぁと感じた。 特に読者アンケートでも人気の高い巨深戦。 長身を武器にしたライン戦や高波(ハイウェーブ)を切り札に泥門をピンチに追い詰めるが、セナとモン太の鳥の叉骨や瀧へのパス、最後にはセナが筧をデビルバットハリケーンで抜き去り、勝利。 と、思ったところに水町が信じられない形相で追いつきタッチダウンを食い止めるのは名場面である。 天性の運動神経と高身長、それに努力の天才である水町は入学当初から運動部に引っ張りだこ。その中でも水

          巨深ポセイドンはやっぱり良い。

          映画「チア☆ダン」を観て。

          以前からアマプラにて高評価を得ていたチアダンには興味があった。 観る前は、基本的に紆余曲折ありながらも最後はみんなで優勝したりする青春群像劇なように思っていたがそれが実話に基づいているというところが罪である。 鑑賞中も自分が高校時代にもっと部活に打ち込んでいたら、こんな先生・生徒たちとともに自分も夢を追いかけていたら…。そう考えずにはいられない物語。 かくいう自分も決して本気の部活動ではなかったというわけでもなく、先生も先輩も熱く夢を追いかけていた。 その中でもう一歩踏み込

          映画「チア☆ダン」を観て。