『サイコノータス 忘れられたこどもたち』のアルベルト・バスケス監督による短編『デコラド』が配信開始!
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祝『デコラド』配信開始!これが観たかった!
このポスターをちょっと観て欲しいのですけど、スペインの作家アルベルト・バスケス監督による短編『デコラド』っていう作品です。
日本では、昔「変態アニメーションナイト」という変わった短編アニメーションを上映する企画にて上映されたのですが、残念ながら私は足を運べず見逃してしまったのですよ。
そんな『デコラド』をですね……
ついに観ることが出来たのですよ!
やったぜ『デコラド』がYoutubeで配信開始!
なんとプロダクションのAutour de Minuitが、自社のYoutubeチャンネルにて無料配信をスタートしてくれたのです。
残念ながら言語はスペイン語のままなのですが、そこはYoutube。
字幕設定を日本語にすれば、ちょっとおかしな日本語もありますが、ある程度どんなことを話しているのかは分かるようになっています。
『デコラド』って結局どういう話なんだ?
『デコラド』って結局どういう話なのか、という観る前は疑問に思っていたのですが、本編を観てみてびっくり。なんと、観てもあんまりよくわからない映画なのですよね。さすが変態アニメーションナイトに選出されるだけある。
子供をフクロウに連れ去られてしまった夫婦、落ちぶれてしまったドナルドダック、欲情する悪魔など、哀愁が感じられるもどこか不気味なキャラクターたち。
しかしそれも全て作り物だと気づいた夫だったが、妻はこれは私のためのセットだと諭す。諭された夫は、戸惑いながらも、役者たちやセットに感謝する。みんなで手を繋いで幕引き…という、改めてあらすじを書いてもハッピーエンドなのかバッドエンドなのか不思議な物語でした。
悲劇か、喜劇か。
幸運か、不運か。
それを決めるのは自分次第なんだぜ、みたいな物語のように受け取りましたが、皆さんの目にはどう映ったんでしょうか。
『サイコノータス 忘れられたこどもたち』とは。
そんな『デコラド』を作ったアルベルト・バスケス監督なんですが、実は私がファンになったのも長編アニメーション『サイコノータス忘れられた子どもたち』を観たから。
本作は新千歳空港国際アニメーション映画祭にて日本上映を果たしまして、運よく鑑賞することができたのですが、これがまたすごく良かったのです。
キャラクターデザインは可愛いんだけど、どこか不気味で、悲惨な物語背景と全体に漂う暗い雰囲気のアンバランスさに不思議と惹かれる、そんな映画でした。
私はこの映画をぜひとも全国上映して欲しいと、毎月Twitterで訴え続けているのですが、2020年4月現在、そういった話は全然聞きません。ですが、ここでめげずに訴え続けようと思います。
『サイコノータス忘れられた子どもたち』、すごく素敵ですよ。
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