見出し画像

第80回ゴールデン・グローブ賞ノミネート作品発表!アニメからはこの5タイトル!

今年も賞レースシーズンに突入して参りました。
今年でついに80回目を迎えるゴールデン・グローブ賞のノミネート作品が発表されましたよ!

第80回ゴールデン・グローブ賞ノミネート作品発表!

というわけで、例によっておさらい。

ゴールデン・グローブ賞とは
ハリウッド外国人映画記者協会が主催するアメリカの映画・ドラマの賞。
映画賞の中でも本命のアカデミー賞の結果を占うような非常に意味のある賞です。半世紀以上前の1944年から始まっていて歴史も長く、由緒正しき知名度の非常に高い賞。(ただアニメ部門は21世紀以降に作られた意外と新しい部門。)受賞できた作品はある程度の興収と高評価を得た作品であり
アカデミー賞受賞の期待も高まる素敵な賞であります。

公式サイトはこちらです。

昨年の結果はこんな感じ。

いろんな部門がある賞なのですが、例によって、アニメーション映画部門のノミネート作品をここでは紹介します。

今回のノミネート作品はこの5タイトルです!

『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』
『犬王』
『Marcel the Shell with Shoes On』
『長ぐつをはいたネコと9つの命』
『私ときどきレッサーパンダ』

以下、ノミネート作品を個別に紹介していきますね。


ギレルモ・デル・トロのピノッキオ

ギレルモ・デル・トロのピノッキオ
(原題:Guillermo del Toro's Pinocchio)
制作年:2022年 / 制作国:アメリカ
116分
監督:ギレルモ・デル・トロ、マーク・グスタフソン

ちょうど今月Netflix配信が始まったばかりの『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』が早くもノミネート。グリス・グリムリーの手がけた「ピノキオ」のお話を、『シェイプ・オブ・ウォーター』のギレルモ・デル・トロ氏とアニメーション作家のマーク・グスタフソン氏でストップモーションアニメーション化しました。

ちなみにベストスコアでは、作曲のアレクサンドル・デスプラ氏が、そしてベストソング賞でも"Ciao Papa"がノミネートを果たしています。


犬王

犬王
制作年:2022年 / 制作国:日本
サイエンスSARU制作 / 97分
監督:湯浅政明

日本から唯一のノミネートを果たしたのは、『夜明け告げるルーのうた』『夜は短し歩けよ乙女』などの海外評価が抜群に高い湯浅政明監督の最新作『犬王』。他の4作品がアメリカの作品というアウェイな状態ですが、頑張って欲しいです。


Marcel the Shell with Shoes On

Marcel the Shell with Shoes On
制作年:2021年 / 制作国:アメリカ
監督:ディーン・フライシャー・キャンプ

おそらく日本では抜群に知名度のない作品がこちら。
貝殻に足が生えたマルセルが、家族を探すという実写+アニメーション作品。日本ではまだ上映の予定は明らかになっていませんが、今や人気ブランドであるA24作品ということで、賞レースの活躍を経ての上陸を期待したいところです。


長ぐつをはいたネコと9つの命

長ぐつをはいたネコと9つの命
(原題:Puss in Boots: The Last Wish)
制作年:2022年 / 制作国:アメリカ
ドリームワークス・アニメーション制作
監督:ジョエル・クロフォード

こちらは日米ともに興行はこれからとなるドリームワークスアニメーションの最新作にして久しぶりの『長ぐつをはいたネコ』シリーズの続編。3D作品ながら2Dテイストも盛り込んだ、『スパイダーバース』以降を象徴する今までとは一味違ったアニメーションが特徴です。
日本での公開は2023年3月17日です。


私ときどきレッサーパンダ

私ときどきレッサーパンダ
(原題:Turning Red)
制作年:2022年 / 制作国:アメリカ
100分 / ピクサー制作
監督:ドミー・シー

今年、唯一のディズニー枠(といってもPIXARなんだけど)となったのが、ピクサーの『私ときどきレッサーパンダ』。なんと『バズ・ライトイヤー』『ストレンジ・ワールド』が選外となってしまう衝撃の結果となりました。新進気鋭の初長編監督作となったドミー・シー監督が、唯一ディズニーの看板を背負って戦います。


第80回ゴールデン・グローブ賞受賞作品予想

昨年し損ねましたが、今年は受賞作品予想をしてみます。

ここ7年の受賞作品はこんな感じ。

2015 『インサイド・ヘッド』
2016 『ズートピア』
2017 『リメンバー・ミー』
2018 『スパイダーマン:スパイダーバース』
2019 『ミッシング・リンク英国紳士と秘密の相棒』
2020 『ソウルフル・ワールド』
2021 『ミラベルと魔法だらけの家』

基本的にはディズニー作品強し!
という感じなのですが、大穴の『ミッシング・リンク』受賞年のように、今年はしれっと『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』が持っていくなんてことがあるのかも。半分は大好きなこともあっての希望なのですが、ちゃんと完成度が高いですしね。

いうて『私ときどきレッサーパンダ』も私は大好きなので、受賞してくれたら嬉しいよ。

授賞式は2023年1月10日(現地時間)。
果たしてこの中のどの作品が受賞を果たすのでしょうか?


関連記事

去年の結果(↓)

今年のアカデミー賞の“エントリー”作品一覧はこちら(↓)


noteはほぼ毎日更新実施中!
更新情報が届くので、ぜひフォローよろしくお願いします。
コアな内容をお届けする月額480円の購読マガジンもやってます。
購読者増加中!ありがとうございます。

過去のアーカイブも月間ベースでご購入いただけます。
買い切りの方で買ってくれても嬉しいです。

お仕事も引き続き募集中ですので、お気軽にご連絡くださいませ。
nejimura@gmail.com

ここから先は

0字

月20回以上更新(多分)。一記事あたり25円以下でお楽しみいただける計算となっています。クレカ決済だと初月無料です。

アニメ映画に関する最新情報、イベントレポート、古今東西のアニメ映画作品レコメンド、海外アニメ映画事情、Tipsなどなど…アニメ映画に関する…

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?