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第80回ゴールデン・グローブ賞ノミネート作品発表!アニメからはこの5タイトル!
今年も賞レースシーズンに突入して参りました。
今年でついに80回目を迎えるゴールデン・グローブ賞のノミネート作品が発表されましたよ!
第80回ゴールデン・グローブ賞ノミネート作品発表!
というわけで、例によっておさらい。
ゴールデン・グローブ賞とは
ハリウッド外国人映画記者協会が主催するアメリカの映画・ドラマの賞。
映画賞の中でも本命のアカデミー賞の結果を占うような非常に意味のある賞です。半世紀以上前の1944年から始まっていて歴史も長く、由緒正しき知名度の非常に高い賞。(ただアニメ部門は21世紀以降に作られた意外と新しい部門。)受賞できた作品はある程度の興収と高評価を得た作品であり
アカデミー賞受賞の期待も高まる素敵な賞であります。
公式サイトはこちらです。
昨年の結果はこんな感じ。
いろんな部門がある賞なのですが、例によって、アニメーション映画部門のノミネート作品をここでは紹介します。
今回のノミネート作品はこの5タイトルです!
Congratulations to the nominees for Best Picture - Animated
— Golden Globe Awards (@goldenglobes) December 12, 2022
✨ Guillermo del Toro's Pinocchio
✨ Inu-Oh
✨ Marcel the Shell with Shoes On
✨ Puss In Boots: The Last Wish
✨ Turning Red #GoldenGlobes pic.twitter.com/nF1ufEx4Oz
『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』
『犬王』
『Marcel the Shell with Shoes On』
『長ぐつをはいたネコと9つの命』
『私ときどきレッサーパンダ』
以下、ノミネート作品を個別に紹介していきますね。
ギレルモ・デル・トロのピノッキオ
![](https://assets.st-note.com/img/1671265834203-2x3P4WehM9.jpg)
ギレルモ・デル・トロのピノッキオ
(原題:Guillermo del Toro's Pinocchio)
制作年:2022年 / 制作国:アメリカ
116分
監督:ギレルモ・デル・トロ、マーク・グスタフソン
ちょうど今月Netflix配信が始まったばかりの『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』が早くもノミネート。グリス・グリムリーの手がけた「ピノキオ」のお話を、『シェイプ・オブ・ウォーター』のギレルモ・デル・トロ氏とアニメーション作家のマーク・グスタフソン氏でストップモーションアニメーション化しました。
ちなみにベストスコアでは、作曲のアレクサンドル・デスプラ氏が、そしてベストソング賞でも"Ciao Papa"がノミネートを果たしています。
犬王
![](https://assets.st-note.com/img/1671266207518-slAC6WEU8z.jpg?width=1200)
犬王
制作年:2022年 / 制作国:日本
サイエンスSARU制作 / 97分
監督:湯浅政明
日本から唯一のノミネートを果たしたのは、『夜明け告げるルーのうた』や『夜は短し歩けよ乙女』などの海外評価が抜群に高い湯浅政明監督の最新作『犬王』。他の4作品がアメリカの作品というアウェイな状態ですが、頑張って欲しいです。
Marcel the Shell with Shoes On
![](https://assets.st-note.com/img/1671266460026-ORJdefreYL.jpg)
Marcel the Shell with Shoes On
制作年:2021年 / 制作国:アメリカ
監督:ディーン・フライシャー・キャンプ
おそらく日本では抜群に知名度のない作品がこちら。
貝殻に足が生えたマルセルが、家族を探すという実写+アニメーション作品。日本ではまだ上映の予定は明らかになっていませんが、今や人気ブランドであるA24作品ということで、賞レースの活躍を経ての上陸を期待したいところです。
長ぐつをはいたネコと9つの命
![](https://assets.st-note.com/img/1671265812297-G9uA9xzIAZ.jpg)
長ぐつをはいたネコと9つの命
(原題:Puss in Boots: The Last Wish)
制作年:2022年 / 制作国:アメリカ
ドリームワークス・アニメーション制作
監督:ジョエル・クロフォード
こちらは日米ともに興行はこれからとなるドリームワークスアニメーションの最新作にして久しぶりの『長ぐつをはいたネコ』シリーズの続編。3D作品ながら2Dテイストも盛り込んだ、『スパイダーバース』以降を象徴する今までとは一味違ったアニメーションが特徴です。
日本での公開は2023年3月17日です。
私ときどきレッサーパンダ
![](https://assets.st-note.com/img/1671267018558-esTScxdEy9.jpg)
私ときどきレッサーパンダ
(原題:Turning Red)
制作年:2022年 / 制作国:アメリカ
100分 / ピクサー制作
監督:ドミー・シー
今年、唯一のディズニー枠(といってもPIXARなんだけど)となったのが、ピクサーの『私ときどきレッサーパンダ』。なんと『バズ・ライトイヤー』と『ストレンジ・ワールド』が選外となってしまう衝撃の結果となりました。新進気鋭の初長編監督作となったドミー・シー監督が、唯一ディズニーの看板を背負って戦います。
第80回ゴールデン・グローブ賞受賞作品予想
昨年し損ねましたが、今年は受賞作品予想をしてみます。
ここ7年の受賞作品はこんな感じ。
2015 『インサイド・ヘッド』
2016 『ズートピア』
2017 『リメンバー・ミー』
2018 『スパイダーマン:スパイダーバース』
2019 『ミッシング・リンク英国紳士と秘密の相棒』
2020 『ソウルフル・ワールド』
2021 『ミラベルと魔法だらけの家』
基本的にはディズニー作品強し!
という感じなのですが、大穴の『ミッシング・リンク』受賞年のように、今年はしれっと『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』が持っていくなんてことがあるのかも。半分は大好きなこともあっての希望なのですが、ちゃんと完成度が高いですしね。
いうて『私ときどきレッサーパンダ』も私は大好きなので、受賞してくれたら嬉しいよ。
授賞式は2023年1月10日(現地時間)。
果たしてこの中のどの作品が受賞を果たすのでしょうか?
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去年の結果(↓)
今年のアカデミー賞の“エントリー”作品一覧はこちら(↓)
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