【映画レビュー】長編でペーパーストップモーションアニメーション!?『ウェン・ユー・ゲット・トゥ・ザ・フォレスト』の感想
ひろしまアニメーションシーズン2022での鑑賞作品です。
『When you get to the Forest(森での出来事)』のざっくりとした感想
広島・横川シネマさんで、『When you get to the Forest』を観てきました。映画祭の「寓話の現在」コンペのノミネート作品です。
MVやPR映像などペーパーストップモーションアニメーションで活躍するエリック・パワー監督が自主制作にて長編アニメーション映画を制作したという日本初上映作品。7月13日のメインインターナショナルフィルムフェスティバルにてワールドプレミアを果たしたばかりの作品が、早くもひろしまアニメーションシーズンにて上映となりました。
監督からのメッセージビデオも公開されています。
本作のストーリーは、主人公の女性ダナが、母との思い出の山を登っていたところ、崖から落ちてしまったことをきっかけに遭難してしまうというもの。ダナが目覚めたその山は、喋る猫をはじめとしたちょっと不思議な生き物が暮らしていて、そんな変わった生き物たちと出会いながら、帰り道を探していく物語となっています。
本作を観てきた感想をざっくり一言で言うと……
秀作。
ペーパーストップモーションアニメーション作品ということで、手法的に軽く観えそうでしたが、こんなしっかり重厚な物語が描けることにびっくり。よく見る手法ではない分、長編作品に耐えうるものが出てくると、やはり驚きますね。
エリック・パワー監督がどんな人なのかといった解説や、より本編に踏み込んだ詳しい感想を書いていきます。
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ペーパーストップモーション長編の可能性を知れる貴重作
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