【映画レビュー】鳥嫌いの人以外は必見!大人も楽しめる七面鳥応援アニメ!?『Free Birds』の感想
日本公開されてないのと、よくあるフレーズのせいで
なかなか日本人の感想を見つけにくい映画でした。
『Free Birds』のざっくりとした感想
中国にてアメリカアニメ映画『Free Birds』を観ました。
本作を観てきた感想をざっくり一言で言うと……
ちゃんと面白い掘り出し物!
でした。
これが日本未入国なのはもったいない!
■そもそも“感謝祭”とは?
この映画、まず前提として日本に馴染みのない“感謝祭”と言う風習が題材となっているので、それを知っておいたほうがいい映画。
『感謝祭』とは
アメリカとカナダに設けられてる祝日。(それぞれ日付は違う)
イギリスからアメリカに移住して間もないピルグリム・ファーザーズが先住民のインディアンにアメリカでの作物の作り方を教えてもらい、1621年の秋に大収穫を得たので、神への恵みに感謝を込めてインディアン達とともに、食事会をスタートしたのが始まりらしいです。(諸説あり)
今では宗教的な意味合いも薄くなって、家族や親戚が集まって飯を食う日、になってるようです。ちなみにこの日は七面鳥を食べます。
で、この七面鳥達が
「勘弁してよ!!」
って言いながらこの習慣の歴史改変を挑もうとするのが本作です!
■重くなくむしろ軽いエンターテイメント作品
よくよく考えると重そうなテーマにもなりそうな本作ですが
軽い!
ほんと、軽い。
尖ったギャグが非常に冴えていて、久しぶりに映画館で声を出して笑ってしまいました。大人も楽しめるアニメに仕上がっていましたよ。
ただ、それだけで終わらないのがこの映画の素敵なところ。
すっかりキャラクター達に愛着が湧いた頃に、急に真剣な展開に入って行った時は思わず不意打ちで、涙してしまいました。
ここもうまい。
最終的にコメディに落ち着くんだけど
満足感を持ってスクリーンを出れた作品でした。
今年鑑賞作品では結構上位にくるおもしろさです。
「七面鳥食べるのやめようよ!!」
みたいな説教臭さみたいのは結局全然なかったのですが
(っていうかあんなの七面鳥じゃない)
物語上、敵が人間ではあるのでやっぱり食に対して考えさせられる作品になっていましたよ。
もし、
七面鳥があんな愉快なやつらだったら・・・
七面鳥があんないいやつらだったら・・・
なんてことを思うと
七面鳥は申し訳なくて食べれないですよ。
変にうるさく言うより
この加減ぐらいの方が考えさせやすいかもしれないですね。
良かったところ
気になったところ
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