
【注目】東京アニメアワード2024無料オンライン配信オススメ短編はコレ!
毎年実施している東京アニメアワードのコンペティション部門・ノミネート作品の無料期間限定オンライン配信が、今年も7月19日から実施されることが発表されました。
無料ですよ、無料。
無料は最高。
今年は残念ながら長編の配信はないのですが、短編でもかなり面白い作品がラインナップに入っているので、おすすめ短編を紹介します。
オレンジパック/7月19日(金)~8月16日(金)
氷商人(原題:Ice Merchants)
短編部門の今年のグランプリ作品。
断崖絶壁に吊られた家で暮らす氷売りの親子のお話。セリフがない中で見せるクライマックスの「あったら嫌だな」を再現する家の崩落。そして家族の歴史が見えてくる思わぬオチ。確かに面白い作品だったけどそのオチは半歩ギャグに踏み込んでる気もしないでもないぞ!
520
今年の学生賞受賞作品。
素直になれない人たちの話が少しずつ触れ合うお話。
湯加減がすごくハマって私はすっごく好きになった不思議な作品です。
ブルーパック/7月26日(金)~8月23日(金)
レギュラー
今年の優秀賞作品。
なんだかデジタルっぽい動きで暮らす人々の世界のお話。アイディアの量がハンパなく多いうえに、逐一面白いし洒落てます。PC慣れしてない人にはどう映るのかは気になるところ。
余計なことを言うと、実は製作者のナタ・メトルク監督が全編をすでに自身のYouTubeにUPしてるのでもう観れる。
人形たちの物語
傑作!
ストップモーションの人形たちが監督の居ない間に動き出すストップモーションアニメーション版トイ・ストーリー。笑わせつつクリエイターにとって泣かせる話でもあり秀逸なんだこれが。
ストップモーション界のレジェンド人形として出てくるのが“あの人たち”なのも好き。
パープルパック/8月2日(金)~8月30日(金)
イトスギの影の中で
PTSDで元船長のパパと同居する娘のお話。
割とシビアなお話なのを秀逸なキャラクターデザインがちょっと緩和してくれる。ちょっと怖い。
ヴォイテクという名の熊
第二次世界大戦下のポーランド軍兵士たちと親のいない孤児の熊・ヴォイテクのお話。約30分の中編なので見ごたえあります。
そしてTAAFの公式YouTubeチャンネルでは7月12日(金)から会場で実施されたトーク動画も公開されるそう。登壇者は以下。
短編・オレンジパック
『はなくそうるめいと』池田 夏乃(監督)
『OVO』スティブ・スパソイェヴィッチ(監督)
『最後の雌牛』アクセル・ブランケン(監督)
『えんそくだったひ』倉澤 紘己(監督)
『氷商人』ジョアン・ゴンザレス(監督)
『520』池辺 凜(監督)
短編・ブルーパック
『カコマンド』ルイ・オーガスティン・ルベガ、クレマンス・コリニョン(監督)
『姉妹』カーシャ・ケイ・ピエログ(監督)
『ハイリー・ヒルへ帰ろう』エミリー・ペイジ(プロデューサー)
『レギュラー』ナタ・メトルク(監督)
『人形たちの物語』パク・セホン(監督)
短編・パープルパック
『時計職人』ジャレッド・リー(監督)、アイヴァン・チョン(audio head/composer)
『8日目に』フラヴィ・カリン(監督)
『マノ』トーゲ・マドセン(監督)
会場に足を運べなかった人やそもそもこのイベントの存在を知らなかった人も、イベント全体の3割ぐらいを無料で楽しめる大盤振る舞いだと思うので、ぜひこの機会に利用してくださいませ。
関連記事
▼TAAF2024のレポートはこちら
▼TAAFの長編コンペの結果一覧はこちら
noteはほぼ毎日更新実施中!
更新情報が届くので、ぜひフォローよろしくお願いします。
コアな内容をお届けする有料記事は480円の有料マガジンを購入してくださいませ。。
お仕事も引き続き募集中ですので、お気軽にご連絡くださいませ。
nejimura@gmail.com
ここから先は

アニメ映画ラブレターマガジン
アニメ映画に関する最新情報、イベントレポート、古今東西のアニメ映画作品レコメンド、海外アニメ映画事情、Tipsなどなど…アニメ映画に関する…
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?