【イベント情報】必見!『世界の秀作アニメーション2022秋編』でアルベルト・バスケス特集キター!
イベント情報が続きます。
東京近郊の方々にオススメしたいアニメーション映画上映企画『世界の秀作アニメーション』が秋編として帰ってきます!
日本以外の傑作アニメーション映画をいくつも集めて上映をする『世界の秀作アニメーション』の2022秋編が、春に続いて東京都写真美術館ホールで開催されます。
開催期間は2022年9月13日(火)~9月25日(日)(※ 9月20日(火)は休映)です。前回同様、ここ数年の間に公開された海外アニメーションから、イベント限定のレアアニメーションまで、幅広い作品がラインナップされています。
今回のラインナップがこちら。
目玉作品の『浜辺のルイーズ』の再上映の他、リスキット配給作品は前作に引き続き続投。そこに『FLEEフリー』や『アンネ・フランクと旅する日記』といった今年の話題作や、『白蛇:縁起』や『整形水』、『雄獅少年 少年とそらを舞う獅子』といった直近のアジアの注目作が並んでいます。
いくつか私のnoteでもピックアップしてきた作品が並んでいるので、リンクだけ貼っておきます。
そして、今回の秋編で要注目がフランスの製作会社オトードミニット特集!
解説は上記の通りですが、オトードミニットなんてマニアックすぎるだろ!という特集なですが、オトードミニットさんの作品選出ってなかなか侮れないもので、むしろお目が高い!と言っても良い優良企画となっています。
オススメはやはり、『Autour de Minuit 特集1』(9/17、9/18、9/23、9/24)。
アルベルト・バスケス特集と題して、『Sangre de Unicornio』、『DECORADO』、『Homeless Home』の短編3作品が上映されます。
作品簡易解説付きで日本語字幕なしというやや難易度高めの上映環境となりますが、ビジュアルがまず“すっごく良い”のできっと十分に楽しめるのではないかと思います。
また短編作品として『Bavure』、『Ghost Cell』、『Empty Places』、『LOGORAMA』も併せて上映されます。中でも『LOGORAMA』は必見。
企業ロゴやマークなら大丈夫だろ精神で、ドナルドやビバンダムが非公式でメインを張るという驚愕のアニメーション。設定だけ聞くと二次創作感はあれど、実際に観てみると、極まり過ぎてるというレベルで“ホントに画面上の全部が企業ロゴ”な圧巻の短編です。
動物園のシーンもあるんですが、どの動物もどこかで観た気がする姿のやつばかりで笑えます。
そして気になっているのがもう一方の『Autour de Minuit 特集2』(9/16、9/18、9/23、9/25)。ROSTO追悼特集として、2019年に亡くなったオランダの映像作家ROSTOさんの追悼作品『Thee Wreckers Tetralogy』を上映。
本作は追悼企画として、2021年にフランスで上映を果たした作品。
ROSTOさんが生前手がけた音楽映像短編4作とROSTOさん自身も所属していたバンドThee Wreckersのドキュメンタリー『Everything is different, nothing has changed』を組み合わせたものです。
しれっとこちらもレア上映となっていますので、必見の上映となっています。
かなり魅力を感じてまして、このオトードミニット特集だけでも足を運びたいなぁ、と大阪から思いを馳せているのですが、なにぶん全然予定に組み込んでいなかったので、なかなか難しいのですよ。
東京周辺の皆様、すごく良いプログラムなんで、ぜひ足を運んでくださいませ。
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