【映画レビュー】ポルトガル発!祖父が残した因縁と黒魔術『お祖父さんの悪魔たち』の感想
今更ですが、2023年の東京アニメアワードフェスティバルの長編コンペティション選出作品『My Grandfather's Demons』こと『お祖父さんの悪魔たち』の感想を載せるぞ!
『お祖父さんの悪魔たち』のざっくりとした感想
2023年夏季に期間限定でオンライン配信が実施されたので『My Grandfather's Demons』こと『お祖父さんの悪魔たち』を観ました。
2Dアニメーションとストップモーションアニメーションを組み合わせた異色作。仕事で成功を収めた女性・ローサの祖父が突然亡くなったことをきっかけに、自身が育てられた家へと帰ってきて祖父の残したものやルーツと向き合うというお話。ポルトガルの監督、ヌノ・ベアト氏が初めて長編に挑んだ作品であり、アヌシーのコントルシャン部門にもノミネートを果たしていました。
本作を見た感想をざっくり一言で言うと……
う〜ん、好き。
手法の組み合わせだけでなく、キャラクターのデザインや一筋縄ではいかない物語の内容に至るまで、高い評価を得られるのも納得の一本でした。
一方で東京アニメアワードでグランプリを受賞できないのも分かる悩ましい部分もありました。
ネタバレを含むもっと内容に踏み込んだ、感想を書いていきます。
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『お祖父さんの悪魔たち』のもっと踏み込んだ感想
■田舎賛歌……ではなくもっと地道で堅実な物語
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